2010年03月21日

FINISH!!!!! TRAJECTOIRE 1/43 Ferrari 412T1 J.Alesi

今回はあっさり完成です(笑)

製作のペースがあまりに早すぎてBLOGにUPするタイミングと製作のスピードが乖離してしまったんですが、実は正味1週間で出来ちゃってました。

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フォルムは良好。さすがBBR。
・・・じゃないけど、BBRそのものだから当然w

412T1らしいグラマラスなラインが良く出てて、いいフォルムだと思います。タメオのってこれに比べるとちょっと抑揚が抑えられてるんですよね。

この時代はメーカーごとに車のフォルムの捉え方が異なってたので、同一車種でもメーカーやキットによって作り分ける楽しみがったのに…それを考えるとイマの1/43の現状ってとても寂しいです。

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上から見るとこんな感じ。

リアウィングもフロントウィングも当たり前だけどちゃんと平行や垂直を出すこと、これが大事。どんなにフォルムの崩れた車でも最低限これだけやってればそれなりに見えますから。

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ちょっと地上高が高すぎるかなぁと思ってたフロントウィングですが、「まぁ、いいのかな?」と言うレベルになりました。キットのままで結局特にアレンジはしていません…というか手のつけようがありませんでした。それがプリペイントのネガですね。

それとも関連するんですが今回、プリペイントキットなのでボディは必要以上にはいじりませんでした。

だからアンテナ類が省略されています。これはこれですっきり見えるおかげでリアリティはともかくフォルムが強調されて「アリ」かなと思います。好き好きでしょうね、この辺も。

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コクピット周辺は…前回書いた通り給油口にBBRの物を墨入れして使ったのと、ヘッドレストを自作した以外変わったことはやってません。

あ、ミラーはタメオの412T1の物を使っています。このキットにもペイントされたものが入ってるには入ってるんですけど、ランナーに付いたままペイントされてる上、塗膜が厚くエッジが丸っこくなっちゃってるのでさすがに使えませんでした。こういうとき、パーツ取りのキットがいくつか積まれてると助かります。

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タイヤはいつもの通り、フジヤのもの。

でも、もうこれも在庫が無くなってしまったそうです。自分の在庫ももうこれが最後だったので、今後は再生産を待ちつつ、タメオ製の物なり、キットに付いてるものでそのまま作ることになっちゃいそうです。ショルダーの形状など、絶妙なんですけどね、これ。ゴムの質もいいし…

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こんなに手軽に1/43の完成品が手に入るのって悪くないモデリングライフです。

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・・・ココまで読んでくださった方ならもうお察しかと思いますけど、あまりにあっさり出来すぎて、特別書くことが無いという(^^;

いいコトなんでしょうけど、「BLOGを書く」という面ではかえって「あっさりモデリング」は大変なんですね。BLOGやるようになってから、あんまりあっさり作ったキットってなかったような気がするので初めて知りました(^^;

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サイドポンツーンのエアアウトレットはどうしようか迷ったんですが、結局墨入れしてみました。

エナメルのフラットブラックで塗装しているんですが、拭き取る時に黒を残したい側には極力触れぬよう、ボディカラーの側はちょっと工夫して出来るだけ拭き取ってみました。1枚上の写真とこの写真を比べると、アウトレットの色が付いてる面…と言う意味がわかってもらえるかと思います。

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こうして覗いたときにちらっと見えるラジエターがちゃんとシルバーになってるとなんだか嬉しくなります。

このクオリティのミニカーが1週間で完成するなら、プリペイントって自分は積極的に取り入れてみたいと思いました。実は今まで結構プリペイントに対して否定的だったんですが、作ってみたら好感が持てました。大概のモデラーは否定的だと思いますけど、割り切って作れるならこれはアリだと思います。

強いて挙げるなら製作段階でも書いたんですが、ウレタン(?)塗装のボディにデカールを貼りアクリルクリアでコーティングする際、ボディを丸ごとコーティングしないと塗料がボディに定着してくれないこと、これが一番大変でした。

それ以外は本当にスムーズ。


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…と思っていたのが実は落とし穴。


なんと、出来上がってから考証ミスに気づいてしまいました。

一応これ、1994年の開幕戦ブラジルGP仕様のキットと言うことになってるんですけど、ブラジルではノーズに「FIAT」のロゴが付かないんですよね…。

当時、このマシンについて、超詳しかった自分。今回はそれを過信しすぎて失敗したという。誤魔化せないのがアレジって開幕戦後のテストでクラッシュして第2戦TI英田と第3戦例のサンマリノGPには出ていない…。その後の第4戦スペインではイモラで起きてしまったことを受けて急遽空力中心にレギュレーションの改定が行われてしまったので、この仕様は実在しないことになってしまいます…。

オーバーランした感じの自分ですが、ミニカーの雰囲気が悪くないのでまぁいいか…と思っています。ホントのところは「(無理に)思うようにしてます」って感じでしょうか。


現実に戻れば体調も相変わらず悪いまま、食欲も減退したまま、やたらと疲れやすい状態が続いてまして…。元気が出るまで充電期間が欲しいんですけど(もう散々充電したしてるだろと言われていますが)、歳も歳だしもう許されないよなぁ…と考えると悪のループに入っていくので考えないようにしています。


さぁ、次は何は何を作ろうかな。

もう、だいたい目星は付けてるので、近々公開できると思います。おひつじ@takさんとボクが大好きな"あのメーカー"のキットです。あ、ワタナベさんもお好き…なのかもw

乞うご期待♪
posted by Yoshitaka at 01:05| Comment(12) | TrackBack(0) | TRAJECTOIRE 1/43 Ferrari 412T1 J.Alesi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月16日

grief...

いきなりでナンなんですけど・・・この前もコメント欄にちらっと書いた通り、体の調子が良くありません。

原因は仕事のことだったり、メンタルなことだったり。
もう、かなり元気ありません…って、そんなこと、ココで愚痴っても仕方ないですが。

ここ2週間、食欲が全然無く、さっき体重測ってみたらやっぱり痩せてました。
環境の変化があったので…仕方ないですね。あ、失恋とかじゃないですよ(笑)
(注: 幸いそっちはうまく行ってますw)


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さて、フェラーリです。今回は小物特集。

このキットには給油口のパーツが入っていません。デカールにそれらしいのがあるから、それをボディの凹んだ所に貼れってことなのかな?
…絶対貼レナイw

前回も書いた通り、このキットの原形はBBRそのもの。だから、当然のごとくBBRのジャンクパーツの給油口を使いましょう…ということでBBRのジャンクパーツから流用。

BBRのキットには1台あたり2つ給油口のパーツが付いてくるので、BBRのキットを作ったことがある方ならストックしてある方も多いんじゃないでしょうか?何かを犠牲にしなくていいジャンクパーツなので使いやすいですね。

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でも、そのまま使うんじゃ芸が無いので、しばらく前に試してみた給油口への墨入れを今回もやってみています。上の写真が素の状態。

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エナメルのマットブラックを凹んだ部分に塗りこみ、しばらくしたらエナメル溶剤で丁寧にふき取るだけ。出っ張ったところと凹んだ所、段差があんまりないからしばらく乾燥させるのがポイント…かな。これだけで結構、立体感が出ると思います。


そして・・・おもむろに眼鏡ふき登場。これでヘッドレストを作ります。

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特にパリミキの物である必要は全くありません(笑)
結果的にはむしろ他の物…もっと目の細かい物の方が良かった気がする。

とにかく今回は手を抜くのが大事なのでw、生地が黒いことが大事だったんです。

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ザッと適当な形に切り抜き、それに瞬着を浸み込ませるように塗っていきます。あんまりベトベトにしないでほつれない程度に塗るつもりで。
(※この時、布は瞬着と反応して発熱するので注意)

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そして必要な形に切り抜きます。自分は目分量でやってますけど、本当は長さを測ったりした方がいいんでしょうね(^^; 

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デカールを貼って(もちろんソフター類で馴染ませて)完成。

1/43作ってる方なら良くわかると思いますけど、こういう小物が出来の印象を左右します。不思議ですよね、ヨンサンって。

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こんな感じ。シートやシートベルトは前回書いたとおり、モールドをそのまま塗っただけ。もちろんショルダーの部分はデカールです。スケドーニの色も「イエローグリーン」「カーキ」「ホワイト」などを適当に混ぜてたらそれらしい色が出来上がったので、それをブラシで塗っています。

オンボードカメラはタメオのジャンクパーツから流用。この年、1994年からカメラカバーはアルミ(?)色のままになったので、#2000で削った金属地そのものを使っています。ただし、念のため、プライマーは吹いています。

ヘッドレストもいい感じでしょ?この眼鏡ふき、ちょっと目が荒かったな。本当はもっと細かい目の物を使いたかった。何せ本当は本革で出来てる部分の表現なので。

でも、キットの指示通りただデカールを貼るのとは雲泥の差です。

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シートなどを塗ったアンダートレイ部分とボディとを合体させ、リアサスを支えることになるドライブシャフトを左右で1本の真鍮線から製作。フィニッシャーズのチタニウムで塗装しました。本当はもっとコッパーっぽい色の方が良かったかな?

ボディの墨入れはこの段階で済ませました。墨入れと言ってもメインはサイドのエアアウトレットですけど…。ここはがっつりとエナメルのマットブラックを塗ってしばらく乾燥させた後、エナメルシンナーでふき取りました。当たり前のことしかやってませんが、拭き取る向きなどを工夫して立体感を出せるようにメリハリをつけてみたつもりです。

ボディ内側やフロントウィングステー、インダクションポッドの中なども一緒に塗っておきました。

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次に前後ともサスアームを取り付けます。仮組みをちゃんとしておけばノープロブレム。

懸案のリアサスもサスアーム自体は穴に刺さらなくても(=穴に引っかかる程度でも)、ドライブシャフトで支えてるから強度的にはOKです。

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タイヤが取り付けられる部分(アップライト兼ブレーキローターみたいな部分)の表側はやっぱりブレーキローターっぽくガンメタに塗装し、ここにこれまたBBRのジャンクパーツからキャリパーのパーツを付けてみました。

さすがBBRのコピーキットなだけあってホイールもちゃんとしてるので、ここにキャリパーを付けないと出来た後に結構目立つのです。そして、結構曖昧ですけどセンターロックナットがモールドされてるようなので、ここは筆塗りでシルバーを塗っておきました。雰囲気重視ですね…。

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で、そのタイヤ&ホイール。

先日、奇遇にも同じスケールで同じ車種を作ってる新米パパさん(嘘…ボクが真似しましたw)の所でも話題になってましたがボクはBBSのデカールをハチマキ状のままではなく、ロゴだけブツ切りにして貼ってます。

その理由は「クリアの層を極力貼りたくない」だけではなくて、ハチマキのまま(=つながったままの意)貼ると「BBSのロゴの位置が3か所均等にならない」ことがままあるからなんです。だから、その予防のために昔からばらして貼っています。いつからだか思い出せないくらい昔からそうしてますね、無意識に・・・

色はタミヤスプレーのゴールドですが、今回も一度缶から出してエアブラシで吹いています。

そして、前回、コメント欄でおひつじ@takさんに教えてもらった通り、今回はタイヤデカールを貼った後にスーパーフラットコートをタイヤロゴの部分にだけ筆塗りしてみました。

普段、デカールを馴染ませるため(タイヤデカールはマット加工されてるから馴染みにくい)、デカールが乾いた後にシンナーをサッと塗って無理矢理馴染ませてたんですが、今回はこうしてみました。ツヤの状態は…元のデカールもマット加工されてるのでイマイチわからないですけど、やっぱりシンナーが入っている塗料を塗ってるだけあって馴染みはいいと思いました。本当はもっとツヤだらけのタイヤデカール(そんなキット、できれば作りたくないですがw)で試してみたい小技ですね。

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さぁ、もう最終工程。あとは組み上げるだけ。

次回はいよいよ完成です。今回は宣言通り、サクッと素組みで行けそうです。
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(10) | TrackBack(0) | TRAJECTOIRE 1/43 Ferrari 412T1 J.Alesi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月08日

EASY ACTION

今回はサクッと書きたいので前振りはありません。

前作(武富士ポルシェ)、前々作(リジェJS37)が「サクッと作ろう」という目標があったにも拘らず、結果的にどちらとも大苦戦という結果に終わりました・・・。

確かに出来はそれなりにいい(特に武富士ポルシェはいい!)ので満足はしているんですが、いかんせん半年に1台…2台/年のスローペースでは自分が満足行ってないんですね。もちろん、それ相応に忙しいとかなら自分も満たされるんでしょうけど、少なくとも今まではそうではなかったので自分が不満なんです。
(※今月からは忙しくなります…それは確定)。

だから…ということで極端かもしれないけど、前回軽く紹介したとおり今回はプリペイントキットを作ってます。


でもね・・・インストが・・・

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説明、これだけ???ウィングのフラップとか一切説明なし。まぁ、実際43に慣れてる人なら組めちゃうんですけど。

これはまだいい。

 ↓問題はこっち・・・↓

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・・・。


何、このリアウィングのアンバランスさ…
そこで決めたんですよ。このキット、もし仮組みしてみて本当にこの状態だったら製作を断念してパーツ取りキットにしてしまおうと。

ちなみにオンボードカメラも付けるようになってるけど、これもレジン製の3mm×3mmくらいの薄い板が1枚入ってるだけ。なんじゃ、このやる気のなさ(笑)

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「ペイントを生かす」のが今回の製作条件だから、ノーズの下面がこんなに荒れてても今回は無視します。どーせ作ったら見えないし。

そういう意味で潔いキットだし、作る自分も潔く割り切らないと(少なくともペイントを生かしては)作れないキットだと思います。

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で、さっそく仮組みは進みます。

ここまで作ってみてボディの塗装が済んでるとここまで来るのがこんなに早いのか!と実感してみたり。タイヤは後述しますがまたいつものフジヤ製のものに置き換えています。

このキット、リアサスペンションに難アリ。フロントはサクサクっと組めるんですが、リアはサスアームに糊しろ(ボディに刺さる部分)があまりになさすぎるんです。ホント、0.5mmくらいしか余裕が無い…。

仕方ないのでリアサスで強度を出すのはあきらめてドライブシャフトを左右貫通の1本棒(要するに真鍮線を刺しただけw)で再現して、そこでサスアームを支えることにしてみました。しかもそのドライブシャフトも指定の位置にそのまま開口すると一本で左右をつなげないので約1mm強、穴を後ろにずらして開けています。

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で、懸案だったウィング類を付けてみると、インストがいい意味で外れてくれて、リアウィングもちゃんとした位置にカチッとくっつけられました。
・・・というわけで製作続行w

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でもね、むしろちょっとマズそうなのはフロントウィングの方。

これ、ちょっとウィングの位置が高すぎるかなぁという印象。でも、まだタイヤ表面も削ってないし、仮にココが高すぎたところでどうしようもないので、タイヤを削る以外はそのまま製作しちゃいます!手抜き、手抜きw

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ウィング自体はなんの問題も無い…そりゃ元がBBRのキットだからねぇ。だけど、どうせコピーするなら全部コピーしてくれた方が助かるんですけどと言いたい気分。

そう、前日書いたとおりボーテックスジェネレーターの一部分がパーツ化されてないんです。ボーテックスジェネレーターの「コ」の字になる屋根の部分がありません。「L」の字になっちゃってるんですね。でも、これも言わなきゃわからないでしょ?

…と言う訳でこれも無視。そのくらい潔く行かないとまたドツボにハマってしまいます、このキット。

というか、もし拘って作りたいなら素直にタメオか、せめてBBRのキットをお勧めします。そういうキットです、これ。

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さっそく色塗ってデカール貼ってクリアコートしてます(端折りすぎだろ、自分)

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リアウィングもさすがBBR、カチッと組めました。いつものようにボクは瞬着だけで組んでいますがそれなりに強度は十分ありそうです。
インストに載ってたリアウィング、そもそもこのパーツじゃないような。翼端板の幅がこっちの方があるように思えるから…。

何にしてもインストで損してます、このキット。

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話は戻って…こっちも塗って、デカール貼って、クリアコートしています。

ウィングはどちらもサフ→カーボンブラックマット→(デカール→)スーパーフラットコートの順に吹いています。


ところで、自分はタメオ、BBRともに412T1に関してはタメオのブラジル仕様以外(とブランド替えでMERIから出たドイツ仕様も)、1/43で出てるキットはすべて作ったつもりです。だから、家にはジャンクパーツ、スペアパーツもたくさん(笑)

だから…というわけだけではないですが、ウィングに限らずデカールは基本的にタメオのものを使用しています。

T1、T1Bの物をいろんなところから持ってきて貼ってますが、もうこの時代のデカールでも劣化が進んでるものがあって…特にウィングに貼る識別用の蛍光イエローのデカール。ここはヤバい!かなーり丁寧にやらないとパリパリで割れてきてしまうんです。こういう割れ方をするデカールって自分の経験だとリキッドデカールフィルムは効果ありません。どうしたらいいんでしょう、こういうデカール。丁寧にマークソフターなどで時間を掛けて処理できるうちはいいけど、それを超えたら危ない…もう現在臨界点にあるような感じがします。また、Agipの黄色い部分も割れてきていたので、総じて黄色っぽい部分のデカール劣化が激しいようです。

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と言う訳で、あっという間にボディもご覧の通り。研ぎ出しまでやっています。

ボディの塗装はおそらくウレタンなんでしょう。だから、アクリル塗料の喰い付きがイマイチで、研ぎ出ししてるとクリアの層が「削れる」んじゃなく、「剥がれて」きちゃうところがありました。全身クリアの層でコーティングされたら剥がれなくなったので良かったですが。とにかく無事に済んでよかったです。

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タイヤは前述のようにフジヤのものに置き換えています。また、このタイヤもあるうちに買っておかないとこの時代のF1も作れなくなっちゃうからな…

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上の写真が元の状態ですが、それをKURE556をたっぷりつけながら#320の耐水ペーパーでトレッド面を研いで形状を整えています。

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アンダートレイはカーボンブラックマットで塗装した後、ラジエターをマスキングした後ペイントマーカーのシルバーで塗装(どこまで手抜きするんだ、自分w)。でも、こういうアルミの質感を再現する部分って手抜きの意味だけではなくペイントマーカーのツヤや質感って捨てがたいものがあると思います。

シートはタミヤカラーを適当に調合してスケドーニの皮っぽい色を作ってブラシで塗装。それも早く乾かすため。今回はテーマが手抜き&スピードですから(笑) シートベルトはシートにモールドしてあるものをそのまま使いました。立体塗り絵を出来るだけきれいに塗り分けて仕上げました。


…と言う感じで、最初にインストを見たfirst impressionはかなり悪かった(というか心配した)ものの、意外や意外、順調に進んでおります。

もう、次回は完成させちゃうかも!?気が向いたら間に1回更新するかもしれません。

乞うご期待♪
posted by Yoshitaka at 22:55| Comment(11) | TrackBack(0) | TRAJECTOIRE 1/43 Ferrari 412T1 J.Alesi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

TRAJECTOIRE 1/43 FERRARI 412T1 DEBUT DE SAISON 1994

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東京マラソンの日、午前中だけ仕事だったんですけど、なんとなくマラソンを気分だけでも味わいたくてひとりで浅草に行ってみました。

浅草から歩いて10分くらい、業平橋にできつつある東京スカイツリー。

しばらく見ないうちに急に高くなったような気がして、いろんな角度から撮ってみてるうちにとうとうこのタワーの根元まで来てしまった。そしたらびっくり、こんなに大勢の人が撮ってるじゃないの(※ヒトの頭だけ見えるように写真をトリミングしてみました)。

なんか東京タワーの方ががっちりしてそうに見えるけど…大丈夫なんだろうか。ふとそんな心配をしてみたり。ちなみにこの日の段階で高さは303mだそうで。もうすぐ東京タワーより高くなるんだね…



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さて、去年作ったリジェといい、前回のポルシェといいあまりに難易度が高いキットが続いたので、ここらでちょっとラクしたくなって、ここぞとばかりに登場のペイント済みキットです。

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TRAJECTOIRE 1/43 FERRARI 412T1 DEBUT DE SAISON 1994 

メイクアップの冬のセールで激安になってたから買ってみました。トラジェクターっていうフランスのメーカーがリリースしたボディペイント済みのキットです。

でも、なぜ今これなのかと言ったら、それはもちろん新米パパさんが作ってるタメオの412T1カナダ仕様があまりに面白そうだったから。久しぶりですよ、他の人が作ってるのを見てこんなに「作りたい!」って衝動に駆られるの。

だけど、タメオのキットじゃないワケは今を逃すとこれを作る機会が無くなりそうだから。ペイント済みキットって今までも作ったことないし、何か作るきっかけが欲しかったんです。

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ザッとキット紹介。まずはボディから。

プロポーションを見て真っ先に気付いたこと・・・


それは・・・「これ、BBRのボディじゃねーの!?」ということ。

アンダーパネルはオリジナルみたいだけど、ボディは素材こそレジンに置き換わってるものの、フォルムはそのままBBRそのもの。94年にBBRが出して、当時作ったあのキット。だから、なんだか懐かしい。

この抑揚の付け方は好き好きあると思う。もっともそれがメタルキットやらレジンキットのいいところ。今のメタルキットみたいに原型作りがCADになっちゃったら作るのは簡単になったりするのかもしれないけど、自分の好みではなくなる。自分は人が「味付け」したフォルムが好きなんだな、きっと。

タメオとBBRの412T1同士を比べるとなんかボディのサイズとか全然違って見えるんです。でも、どっちもどこからどう見ても412T1以外のものには見えないという。でも、作った時に「それらしく見える」のはやっぱりタメオかな。

…と言ってても始まらないので(汗)、今回はコイツを作ってみようと思います。

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エッチングもBBRのもの…がベースになってるみたいだけど、部分的には違うような。ボーテックスジェネレーターのパーツが一部入って無かったり、ブレーキダクトが全くパーツ化されてなかったり…まぁ、それなりに適当です。でも、あんまり力入れずに雰囲気だけで作ろうかと思います。

デカールはBBRのは版自体が違うビラージュ製のものが入ってます。でも、どっちにしてもデカールはタメオのものにコンバートだな。版ズレはそんなにないけれど、見るからに透けそうだし、なんかロゴのサイズとか結構「?」なものとかあったりするから。そしてなによりビラージュ恐怖症(苦笑)

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…こんな構成のキット。

今回こそ、雰囲気重視でサクッと作りたいんだけど…いくらBBRがベースっぽいと言ったっていかんせん作ったことのないメーカーのキット。ボディなど結構塗装が荒い部分もあるけど、ボディの塗装を生かすことを最低条件に製作します。そうじゃないとこのキットのおいしい部分が無くなっちゃうと思うから…。

でも、ノーズの下部とか、「見えないからいいや!」と言わんばかりにかなり荒い作りなのよね(^^;

さて、どうなることやら。。。
posted by Yoshitaka at 03:00| Comment(10) | TrackBack(0) | TRAJECTOIRE 1/43 Ferrari 412T1 J.Alesi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする