最後はここに更新するのを飛ばしてまで自由時間を無理矢理製作時間に当てちゃいました・・・が、無事、完成です。
順序は逆になりますが、最後に製作した辺りを少し挙げると・・・
サイドポンツーンのダクトからチラッと見えるラジエター。こういうの、いいよね!!
コクピット内部はエアブラシをかなり離して濃い目の塗料をわざと粒子になりやすいようにして塗装。
これでなんとなくバックスキンっぽく再現してみました。デカールを貼ってから例のフィニッシャーズ、スーパーフラットコートで塗装。これ、やっぱりいい!まだまだ使いこなせてないけど、フラット度合いも調節できるし、これからバシバシ使ってみるツモリ。
シートも同様。スケドーニのシートっぽくなるように適当に色をフラットブラウン+フラットフレッシュを調合して最後に少しだけオレンジを混ぜて、シンナーで薄めてエアブラシ塗装。
・・・また、完成後の写真に戻って、リアから。
リアウィングもブラックで塗装してデカールを貼った後、スーパーフラットコートでコーティング。
そうそう。このキット、やっぱりメリはメリで、デカールのサイズ等が全然合わないので場所によってTAMEOのものを使い分けてます。リアウィング翼端板のAgipのロゴもそうで、長さが足りない・・・。ので、リアウィングフラップ裏に貼るはずのイエローのベタデカールを一部使って黄色い部分を延長。
このデカールの重なりを馴染ませる意味でもスーパーフラットコートをシンナーで薄めにして使った。
真後ろから。結局、おひつじ@takさん同様、ボクもジャッキアップポイントは製作断念、、、
実はエッチングパーツを使って試作はしてみたものの、細かすぎていいものが出来ず、しかもキット自体付けない設定で作られてるから、うまい取り付け位置を見つけることも出来ず・・・結果として製作断念。
・・・でも、まぁ、言わなきゃ気付かないでしょう(汗)
テールライトは結構キレイなものが付属してたのでそのまま使用。エキパイはメタルパーツの中をくり抜いてそれらしくして仕上げた。
リアウィングはイタリア仕様なのでかなり軽いもの。だから普段はロワーフラップにもアジップのロゴが付くのに、このレースでは一番上のフラップだけ。
今回、自分にとって一番の挑戦だったのがNACAダクトの開口。開口推進委員会の先生方に乗せられて(※勝手に乗せられただけ)、弄りだしたものの、やってみたら案外簡単に出来ちゃった。
ここに実際穴が開いてるか開いてないかで立体感とかメリハリが全然違って見えると思うから、これは挑戦してみてよかったと思う。
その後のオイルクーラーのカバーも同様。ここは結局、真鍮板を折り曲げてハンダでくっつけて製作。ここもマイナートラブルはあったものの無事に最後まで出来ました(^^)
コクピット前のバイザー部分はワタナベさんに教えて貰ったアイデア通り、デカールの上からスーパーフラットコートで塗装。ここが上手く出来たおかげでモチベーションかなりUP☆
シートベルトはキット付属のものを使ったら…
最後に組み上げてから気づいたんだけど、前の2本のベルトがだいぶ短い!
なんか変だけどもう修正不能なので今回はこれで・・・妥協してやることにした。
真上から。
やっぱり全体的なプロポーションはタメオのものよりずっといい!かっこいいもん(笑)
もちろんメリのキットだからいたるところに問題点だらけだけど、1つ1つ解決していけばこのくらいには出来ますよ・・・という製作見本にでもなれば幸いです。
あんまりいないと思うけど、これからこのメリのフェラーリ643を作る方へのアドバイスを挙げるとしたら、デカールはタメオの物も用意しましょうってことと、タイヤはフジヤのものを使いましょうってことくらいかな。
あ、フジヤのマスターからの伝言で、「6月までにこの92年までのF1用タイヤは再生産するから変にプレミア価格で買わないでちょうだいネ」とのことです。再生産、待ち遠しいですわ・・・。
話が逸れた。。。
あとはそれなりにスキルのある方へじゃないととてもオススメは出来ないキットです。ホント、製作休んでたわけじゃないのに丸5ヶ月くらい掛かっちゃったから。
自分なりにいろいろ挑戦した上でようやく完成に持って来れたと言う意味では自分にとって自信になったキットではあります
・・・が、もう作りたくないな、メリは(笑)
(※前回、ティレル018を作ったときにも同じセリフを吐いたような気もしますけど)
次回作はどうしようかなぁ。この643を作ってる間にうちに何台キットが増えた事か・・・。スタンダードにF2007にしようかなぁ?どうしよう。
・・・って、これを考えてる期間が一番心地いいんですよね♪