2007年09月19日

FINISH!!!!! -BRABHAM JUDD BT60B G.Amati 1992-

完成しました・・・というか、「させました」。

あと一歩のところまで来てからずいぶん経っちゃった気がする。

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前回、UP後に仮組みした姿。サスアームを接着して、タイヤをハメてみたところ。
車高は「この時代」なのでベタベタにしてあります。タイヤはちゃんと装着可能。

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その後、前後ウィングをつけたところ。リアサスが角度的にタイトなのは仮組み時からわかってたけど、もう、ココまできちゃったから仕方が無い。自分の力では満足いくように直せなかった…というのが正直なところ。

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で、ここからは今日。タイヤの接着、、ミラー作成、ウィンドウシールドの加工、テールライト接着、フロントウィングのワイヤー装着といったチマチマした作業がメイン。

ミラーはいつものようにBBRキットのジャンクパーツから加工。
というのも、この時代のマシンって基本的にミラーはめちゃめちゃ小さい。どのキットのミラーを見てもでかすぎる。元々キットについてたサイズの半分くらいかな?だいぶ小さくしてみた。もちろん、加工は超大変。

こういうとき、ボクはミラーだったらミラー面を指に瞬着で接着してしまい、指で持たなくてもいいようにして、指の上で削ります。たまにイラッとすることもありますが(笑)、自分なりにやりやすいかなぁと思っています。

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サイドビュー。車高はベタベタ。アンダーパネルの塗装・・・ちょっとツヤが出すぎたかもしれない。
もっとマットっぽくても良かったかもな。

意外とリアウィングをまっすぐ取り付けるのが難しいキットだった。
よく考えてみたらウィングステーをアンダーカウルに固定する部分(アンダーカウルの出っ張った部分)がいびつだったのかもしれない。ウィング側は何度も何度もいろんな角度から見ながら組んだからね。組み立ててから曲げちゃってない限り、ゆがんではいないはず。

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コクピット周辺。ウィドウシールド、今回は結構いい形に切り抜けて、ボディにも割とフィットしそうに見えたので、クリアの塗料で接着。これ、今までも何度か試したけどうまく行った事がなかった。今回は・・・初めて成功したと思う。力技が必要な部分にはこの固定方法は使えないからね。

あ、事後報告になりましたが、ドライバーはアマティにしました。せっかくBT60Bを作るなら・・・アマティかバン・デ・ポールでしょう(笑)

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ボディ右側。こっち側の白ストライプデカールの出来は不満。でも、ココまで来ちゃえば自分が思ってるほど目立たないんだよね。いつもより小さいミラーがわかるかな!?

サスアームは本当にタイトだった。ボディがレジンだから穴が崩れやすいって言うのと、そもそもサスアームの差込部分の長さが短すぎるんだよね。だから抜けやすい。本当はハンダでサスアームを延長すればもう少し組みやすかっただろうな。
・・・そこまでのモチベーションがあるかどうかって問題だね・・・。

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リアビュー。黙ってヒトに見せたら大半のヒトはティレル019だと思うであろうこのアングル。
このブルー、光を当てるとこんなに青々とするけど、普通に室内に飾ってある時には、ブラバムのブルーっぽい感じに見えるんだよね。色は個人個人によって見え方、感じ方が違うから、作った本人の感性が出る部分。
自分はあんまり色にこだわらないけど、今回のブルーは色的には満足。

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個人的に好きなアングル。
クルマによって、特徴的な部分ってあると思う。
自分にとってはシングルステーのフロントウィングとそれを支えるワイヤー。

90年代前半にはこういうクルマ、たくさんあったよな。コイツの他には91年のフットワークFA12(←コイツもシングルステーのフロントウィング)のフロントウィングを吊ってるワイヤー、ジョーダン191のリアウィングを吊ってるワイヤーなんかがそうだと思う。


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そんなわけで完成しましたよ。

なんだかこのキット、普段F1を作ってないプロバンスのキットだからか、すごく作りにくかった。初心者の方にはオススメできないキットだった。

デカールも透けまくるから結局マスキングして塗装が必要。でも、(過去のエントリーにも書いたけど)ただの2色の塗り分けじゃないから結局そのキット付属の白デカールも使うことになる。そうすると塗装した部分と、このデカールを貼る部分の差が出てきちゃう・・・そこはどうしても色の差が出ちゃうんです。

何とか上手くごまかしたつもりだけど、近くでジィィィ〜っと見るとわかっちゃうだろうなぁ。

でも、なんだかんだ言っても形にしてみたかったマシンが目の前にある・・・って言うのはそれだけで嬉しい事。

さて、机の上も片付けたし、次は何を作ろうかなぁ???
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2007年09月16日

quick as a flash

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昨日の更新後、またいじってみました。

ボディを軽く研ぎ出ししたのち、コックピット周りをマットブラックにて筆塗り。

フロントウィングを組み立てたものの、塗膜の厚みのせいかフラップが入るはずの溝にはまらず。
仕方ないので裏からがっちりと瞬着で固定。
…フラップが白いおかげで白化してもさほど目立たないのがいいですね。
今のところ白化してませんけどね。

ステアリングは結局、自作するのが面倒だったためうちにあったジャンクキットから流用。
この車、ステアリングの色ってブルーでいいんですかね!?
シートベルトの色も含め、久しぶりにこんなに空想オンパレード(笑)

・・・でも実はその方が楽しかったりするわけで。

資料や情報が沢山あることっていいことなんだか悪いことなんだか考えさせられますな。

 
posted by Yoshitaka at 03:56| Comment(0) | TrackBack(0) | PROVENCE 1/43 BRABHAM JUDD BT60B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月14日

Refrain...

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もうすぐ完成・・・(予定)

ココからがあせりたくなるところ。

今回も色々失敗したけど、何とか形にしてやりましょう。
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | PROVENCE 1/43 BRABHAM JUDD BT60B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月07日

thursday...

昨日に引き続き、白の帯デカールに大苦戦。

今日は台風のせいで色々予定が変更。
お陰で結構早く帰って来れちゃった。

で、机にはコイツ。
帰ってきて早々に製作開始。

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ボディ左側はまぁまぁなんだけど、右側はお見せできません(苦笑)

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・・・と書いておきながら右側。
ストライプがもう直線じゃなさすぎ。
このデカール、劣化のために引っ張れば割れるし、引っ張らないとちゃんとした場所にはれないし。

結局、これでも上から白ベタデカールを貼ってデカールのタッチアップをやって、
少しでも直線に戻そうとしてみたんだけど、どうだろう?

やらないよりはマシってくらいかな。
 

はぁ。結構手の掛かるキットだなぁ。。。

次回作はメタルにしようと心に誓う、今日この頃。

外はものすごい雨と風。大丈夫かな、明日!?


P.S.
このキットについて訂正!
さっき気付いたんですが、このキット、ちゃんと(?)バン・デ・ポール仕様は作れないようになってるんです。
というのも、カーナンバーは「8」しか入ってないし、ドライバーネームもヒルとアマティのみ。
なんていうか・・・人気が無いドライバーってかわいそう…。

そのくらい入れたって大して手間は掛からないだろうに・・・。

posted by Yoshitaka at 02:08| Comment(3) | TrackBack(0) | PROVENCE 1/43 BRABHAM JUDD BT60B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月06日

TRUST ME!

台風の最中、今日も夜中までミニカー作り。

白ベタデカール、どう見ても透けそうだったから白で下塗りをしたものの、いざ曲面に貼ると下塗りと同じように貼れず、結局、市販の白ベタデカールをキット付属のものと同じ形に切り抜いて2枚重ね貼りすることにした。

窪んだところとかは白くないと困るから下塗りも無駄になって無い様子。。。

でも、期待に反してうまく行かなかった。
・・・はぁ。

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こんな感じ。まだ前半分しか貼れてない。これ、ただの2色の塗り分けじゃなく、細く白い線もあるから、キットデカールも使用せざるを得ないわけ。

いざ貼ったら、やっぱり古いキットだからか、デカールがぼろぼろ割れてくるし・・・。
なんだか悲しくなってきたよ。こんなに手をかけてるのにね。

でも、今日はここまで出来たから一歩前進。

しかし、今、外を眺めたけどすごい雨と風。最近、雨ばっかりだから体調優れず。

いい事といえば、先輩の先生に「(ミツオカの)大蛇(オロチ)見たいから、今度ショールームに一緒に行かない!?」って誘われた事くらいかな(笑)
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2007年09月03日

4weeks to Go!!!

サフ吹きのあと、一応ブルーを塗装してみた・・・一度は。

けど、白部分のデカールが絶対透けるだろうと思ってデカールより一回り小さく白で下塗りした・・・

・・・が、デカールよりも広い面積塗れちゃったみたいで、

またしてもお風呂に入ってもらうことにしました。

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これで3作連続のシンナー風呂。はぁ。そりゃ、シンナーも減るわなぁ(←補充済み)

そんなこんなでまたサフ吹きからやり直しです。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

F1富士まであと4週間。

ということで、都内でいろいろ展示等が始まったみたいです。

たまたま通りかかった新宿小田急ハルク1Fではホンダのアースカラーのショーカーが展示されてました。

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配布等はなかったものの、それなりにヒトが集まってました。

近くで見るときれいなんだけど、テレビで見てると映えないね、このカラー。

ま、成績も成績だし、仕方ないよね。

クルマ自体は去年のマシン(←スーパーアグリSA07のベース車!)のカラーリング変えだけど、
こうやって国内でもモータースポーツ自体のアピールをやって欲しいと思います。
posted by Yoshitaka at 00:06| Comment(4) | TrackBack(0) | PROVENCE 1/43 BRABHAM JUDD BT60B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月30日

IT's A NEW DAY!

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久しぶりに製作再開。
やっぱりコイツをいじってないと生活にハリがなくなっちゃうんだね。

どんなに疲れたと思ってもいじりたくなっちゃう。
それが趣味ってモンだと思う。

表面を整えるのにものすごく時間が掛かっちゃってるブラバムですが、
とりあえずサフを吹いてみて、少し修正して2度目のサフ吹きが終了。

ボディ…特にモノコック下に気泡がものすごい数あって、その修正にてこずりました。
結局、大きそうなところには瞬着を埋め込んで、小さいところにはフィニッシャーズのアクリルプラサフを爪楊枝の先につけてツンツン押し込んでみた。

アンダーパネルも同様。こちもいろんなところ気泡がたくさんあって、こちらはまだ修正中。

エキパイもレジンでアンダーパネルと一体で成型されてたけど、面倒くさいのでBBRのジャンクキットから真鍮パイプを流用・・・してみようかなって思ってます。

少しずつ、作っていきますよ、これからも。


さて、全然話は違うけど初めてダウンロードで曲を購入してみた。
はっきり言って曲によってはツタヤに行って借りてきたほうが安いけど、楽だね、これは。
ただ、本当に欲しい曲・・・というか、自分が本当に好きなアーティストの作品はパッケージごと手にしたいね。

自分にとってのCDってパッケージを含めて作品だと思ってるから、データだけって言うのはなんだか切ない。

便利だけど、味気ない。

コレって今の世の中全般に対して言える事。

・・・こんなこと思うから人からは「Yoshitakaは30年前に生まれてればもっと幸せだっただろう」
なんて言われちゃうんだよなぁ(笑←こう言われたことがあるのはホントです。)


・・・少し元気が出てきたぞ♪…ミニカー効果か!?
posted by Yoshitaka at 00:22| Comment(3) | TrackBack(0) | PROVENCE 1/43 BRABHAM JUDD BT60B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月17日

Shout it loud.

世間はお盆休み。

こっちは相変わらず仕事、仕事、仕事。
でもね、今週は正直ヒマ。
リーダーが夏休みだから、今週に何も予定を入れてないの(笑)

自分の夏休みは今週の土曜日からです☆

さてブラバム。

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ボディ表面は結構きれいに見えたんだけど、裏面を中心にピンホールがたくさん。
直しても直してもどんどん出てくる。。。
ようやく一段落。それが終わってやっと全体的な仮組みが出来た。

リアウィングもキットにスプリッターが付いてない為に、他キットから加工して流用。
これだけやるだけでもデキが違ってくると思う。

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こうやって見るとフロントウィングのデカさが目立つ。
モノコックがもう少し細いような気がするけど、ここはこのまま行きましょう。

キットの精度はそんなに悪くない。
サスも穴を指定の位置に開けたらすぐに車高出しも完了。
フロントウィングもリアウィングも合いはok。

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サイドビュー。
フォルムは問題なし。

ネックはやっぱりタイヤ(というか、ホイール)かな。

今日はいじらず、このまま寝ます・・・
posted by Yoshitaka at 00:51| Comment(4) | TrackBack(0) | PROVENCE 1/43 BRABHAM JUDD BT60B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月10日

Fighting...

大苦戦中。

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フロントウィングは普通にココまで組めたものの・・・

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リアウィングは・・・大苦戦。
何とかココまで作り上げるのがやっと。フラップの翼弦長がね、細すぎるの。
・・・もう、このまま行くけど。
こういうのってパーツごと見てると気になるけど、組上げちゃうと意外と気にならなかったりするからさ。
今は素組みでどんどん作っていきたい気分だし。

しかし、この写真では「致命的さ」があんまり伝わらないけど、フラップ同士の隙間がねぇ~。広すぎるんだよねぇ~。

仮組み(と、その延長)にこんなに時間をとられるとは思わなかった。
仕事でも最近細かい事ばっかりやってるから、ミニカー作りがあんまり息抜きになってないのかも。

実は最近、ちょっとストレスたまってるかもな・・・。


全然話は違うけど、IRL第13戦ミシガン。

ダリオの壮絶なクラッシュには本当にビックリした。(※IRLのオフィシャルサイトで動画見れます。)
これ、ホントに死んでてもおかしくなかった。しかも、ダリオが危なかった的な記事ばっかりだけど、実はディクソンだって相当危なかったと思うよ。あのスピードでひっくり返ったダリオのクルマの下に突っ込んで行っちゃったわけだから。

IRL、おもしろいんだけど、危ないよね、やっぱり。

先日のシモンズがピットレーンを飛び出してコース上をフラフラしちゃったときだって、あれでスピンしてたら・・・とか、コースケが自分のレースを犠牲にしてよけてくれたから良かったものの、そうじゃなかったら・・・とか考えちゃうとアレだって相当なインシデントだったと思う。

日本にだってアツいファンは多いんだから、安全に盛り上がって欲しい・・・そう祈るだけ。

そして何気にバディも5位入賞おめでとう☆
posted by Yoshitaka at 01:42| Comment(0) | TrackBack(0) | PROVENCE 1/43 BRABHAM JUDD BT60B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

amnesia

≪2007.08.05 ボケの始まり!?覚え違いがあったので修正しました。≫

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カルトクイズ(!?)の答えです。

・・・この画像を出しても当たらない人、多いだろうな。


1992年、ヤマハエンジンを失ったブラバムが前年のシャシーに半ば無理矢理ジャッドエンジンを載せて作った
「ブラバム・ジャッド BT60B」が答えでした!

ドライバーは当時ウィリアムズのテストドライバーだったデーモン・ヒルと、前年モデナランボに乗っていたエリック・バン・デ・ポールと後にニキ・ラウダとスキャンダルを引き起こす女性ドライバー、ジョバンナ・アマティでした。開幕前は現在スーパー耐久でランエボに乗ってる中谷明彦が参戦予定でシート合わせやプレス発表までしてましたけど、スーパーライセンスの問題で参戦できず。開幕直前のタイミングになってアマティ / バン・デ・ポールというコンビになりました。
・・・まぁ、シーズン途中でアマティは更迭されて当時ウィリアムズのテストドライバーだったヒルになるわけですが。

で、このキット。
このキットはBT60Bの前期仕様のキットなためにヒルバン・デ・ポールorアマティで作ることになるんですが・・・

どっちがいいでしょう!?どちらであってもネタの宝庫な予感。

作り始めた今もどっちで作るかまだ決めてません。

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真正面からみると笑えますね。このクルマ、かなり好きでした。
デザイナーはセルジオ・リンランド。この年の後半にデビューすることになるフォンドメタルGR02もこの人のデザイン。第一印象は全然違うものの、比べてみるとBT60系との共通点がたくさんあります。

リンランドといえば最近ではライコネンがデビューしたときに乗ってたザウバーC20や、去年のスーパーアグリSA05/06のベースになったアロウズA23もこの人のデザインです。

ちなみに、これ、日本からのスポンサー満載です。時はちょうどバブルがはじける寸前。

・・・懐かしいですねぇ~。もう15年も前だよ・・・。
posted by Yoshitaka at 02:16| Comment(9) | TrackBack(0) | PROVENCE 1/43 BRABHAM JUDD BT60B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする