あと一歩のところまで来てからずいぶん経っちゃった気がする。
前回、UP後に仮組みした姿。サスアームを接着して、タイヤをハメてみたところ。
車高は「この時代」なのでベタベタにしてあります。タイヤはちゃんと装着可能。
その後、前後ウィングをつけたところ。リアサスが角度的にタイトなのは仮組み時からわかってたけど、もう、ココまできちゃったから仕方が無い。自分の力では満足いくように直せなかった…というのが正直なところ。
で、ここからは今日。タイヤの接着、、ミラー作成、ウィンドウシールドの加工、テールライト接着、フロントウィングのワイヤー装着といったチマチマした作業がメイン。
ミラーはいつものようにBBRキットのジャンクパーツから加工。
というのも、この時代のマシンって基本的にミラーはめちゃめちゃ小さい。どのキットのミラーを見てもでかすぎる。元々キットについてたサイズの半分くらいかな?だいぶ小さくしてみた。もちろん、加工は超大変。
こういうとき、ボクはミラーだったらミラー面を指に瞬着で接着してしまい、指で持たなくてもいいようにして、指の上で削ります。たまにイラッとすることもありますが(笑)、自分なりにやりやすいかなぁと思っています。
サイドビュー。車高はベタベタ。アンダーパネルの塗装・・・ちょっとツヤが出すぎたかもしれない。
もっとマットっぽくても良かったかもな。
意外とリアウィングをまっすぐ取り付けるのが難しいキットだった。
よく考えてみたらウィングステーをアンダーカウルに固定する部分(アンダーカウルの出っ張った部分)がいびつだったのかもしれない。ウィング側は何度も何度もいろんな角度から見ながら組んだからね。組み立ててから曲げちゃってない限り、ゆがんではいないはず。
コクピット周辺。ウィドウシールド、今回は結構いい形に切り抜けて、ボディにも割とフィットしそうに見えたので、クリアの塗料で接着。これ、今までも何度か試したけどうまく行った事がなかった。今回は・・・初めて成功したと思う。力技が必要な部分にはこの固定方法は使えないからね。
あ、事後報告になりましたが、ドライバーはアマティにしました。せっかくBT60Bを作るなら・・・アマティかバン・デ・ポールでしょう(笑)
ボディ右側。こっち側の白ストライプデカールの出来は不満。でも、ココまで来ちゃえば自分が思ってるほど目立たないんだよね。いつもより小さいミラーがわかるかな!?
サスアームは本当にタイトだった。ボディがレジンだから穴が崩れやすいって言うのと、そもそもサスアームの差込部分の長さが短すぎるんだよね。だから抜けやすい。本当はハンダでサスアームを延長すればもう少し組みやすかっただろうな。
・・・そこまでのモチベーションがあるかどうかって問題だね・・・。
リアビュー。黙ってヒトに見せたら大半のヒトはティレル019だと思うであろうこのアングル。
このブルー、光を当てるとこんなに青々とするけど、普通に室内に飾ってある時には、ブラバムのブルーっぽい感じに見えるんだよね。色は個人個人によって見え方、感じ方が違うから、作った本人の感性が出る部分。
自分はあんまり色にこだわらないけど、今回のブルーは色的には満足。
個人的に好きなアングル。
クルマによって、特徴的な部分ってあると思う。
自分にとってはシングルステーのフロントウィングとそれを支えるワイヤー。
90年代前半にはこういうクルマ、たくさんあったよな。コイツの他には91年のフットワークFA12(←コイツもシングルステーのフロントウィング)のフロントウィングを吊ってるワイヤー、ジョーダン191のリアウィングを吊ってるワイヤーなんかがそうだと思う。
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そんなわけで完成しましたよ。
なんだかこのキット、普段F1を作ってないプロバンスのキットだからか、すごく作りにくかった。初心者の方にはオススメできないキットだった。
デカールも透けまくるから結局マスキングして塗装が必要。でも、(過去のエントリーにも書いたけど)ただの2色の塗り分けじゃないから結局そのキット付属の白デカールも使うことになる。そうすると塗装した部分と、このデカールを貼る部分の差が出てきちゃう・・・そこはどうしても色の差が出ちゃうんです。
何とか上手くごまかしたつもりだけど、近くでジィィィ〜っと見るとわかっちゃうだろうなぁ。
でも、なんだかんだ言っても形にしてみたかったマシンが目の前にある・・・って言うのはそれだけで嬉しい事。
さて、机の上も片付けたし、次は何を作ろうかなぁ???