2018年02月19日

FINISH!!!!!LE MANS MINIATURES 1/43 PEUGEOT 905 LM 1993 Winner!!!!!

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完成です!!
前回も書きましたが、完成披露の順番がズレちゃいましたが、本当はスターターのやつが先にできてます。
でも、記事の流れを優先してルマンミニチュアズのものから先に載せます。

ご覧の通り、ちゃんとカウルも閉められます。

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カウルのゆがみで左フロントは少し隙間が空いてしまっていますが、ライト付きのカウルならピタッと閉まります!
(ライト付きカウルは後で作り始めたのでさっき仕上がったところのためで、まだ撮影できていません)

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真横から。プロポーションはかなりいいと思います。

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どういうわけかカウルの合いが右側の方がいいんですよね。

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エンジンフードだけを開けた姿。こう見ると左フロント気になるなぁ。

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フルディティールと言ってもいろいろあるけれど、Cカー世代のキットでフロントまで全部開くものは少ない気がしますね。


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いろいろ作りこんでみたエンジンカウル内。でもこれがキット指示通り。ここはよくできてるんだけどなぁ。このアングル、一番アラが目立たないような気がします。


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モノコックなどの部分、クリアを厚吹きし過ぎたせいでキャノピーが本来はまるべき溝に入らなくなっちゃったんですね。それで左のサイドウインドウが少し浮いちゃいました。ここが一番のケアレスミスだったかなぁ。目立つしねぇ・・・。


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ロールバーは真鍮パイプで自作。ちなみにキットについてるパーツはぐにゃぐにゃの針金w
ここをびしっとしてやるだけでも、出来上がった姿がだいぶ違ってくると思います。


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インダクションポッドだけ付けてある状態。フルオープンじゃないけど、この姿が一番見慣れてるかもね。


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これが外せるものをすべて外した姿。エアファンネルも塗れる限り塗って再現。


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フロントは製作記にも書いた通り、タイヤを支えているのはサスアームではなくエアダクトになってしまっていたので、この撮影後にサスアームも接合できるよう再改造しています。


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フルオープン、その2.このアングル、一番好きだな。頑張ったせいかを感じられるアングルなのかもしれません。


そんなわけでボディなど、レジンパーツの精度は驚異的にいいものの、エッチングパーツの厚みで大損しているキットでした。エッチングだって決して合いが悪いわけではないはずなのに、いかんせんペラペラすぎちゃって。良く薄いと言われるプロバンスの比じゃなく薄いので今後作る方が万が一いたら、最初から何か別パーツに置き換えるなり、半田を盛るなり注意が必要です。

しかし、この完成をきっかけにジオラマっぽく仕上げたい思いはあるものの、どう飾るか(≒どう展示するか)を考えちゃいますね。ジオラマベース / ケースをどうするかとか。せっかく他の905もあるし、全部一気に並べてみたらかっこいいかなとか、妄想しちゃいますね!!

さて、、、次はまた重いの行きますー。



2018年02月15日

Maverick

さっき自分のBLOGを見直していてなんか変だと思ったら、前作の1992年モデルのプジョー905の完成写真を載せてないんですね。
撮影し次第、載っけます…と思ったけど、こっちの車と紛らわしいので、両方まとめて完成披露かなぁ・・・?

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さて、あとは組むだけだろ?と言われつつも、もうちょっと続きます・・・(汗)


スーパー立体塗り絵。
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黒→スーパーフラトコートまではやっておき、エンジンルーム部分をちまちま塗っていきます。


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どこを何色にしたらいいかもわからないながら、年鑑書を引っ張り出し、あるいはネットでそれらしい写真を見つけて塗ったりしたのが久しぶりに楽しかった。塗り絵って面白いね!


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ラジエターとエキパイが同じ色になっちゃうとのっぺりしちゃうので、あえて色味を変えています。ここはすべてエナメルで塗り分けています。


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ついでにタイヤハウスのケプラー素材っぽい部分を塗ってしまいます。ここはラッカーで適当にそれらしい色を作り、筆で塗ってます。


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一通り塗り終わったらこのタイミングでリアウイングを装着。ここの精度だけはいいっていう・・・


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前後サスペンションを装着・・・したものの、フロントサスは模型上アクセントになるであろうエアダクト(←ゴム製)とひどく干渉。さすがにここまでは仮組みしていなかったし、かといってお無でできたパーツを削るのもなんか違うなぁと思った結果、むしろサスペンションでタイヤを支えるんじゃなく、このエアダクトで支えようと方向転換。

だからよく見るとサスがボディにくっついていない部分が何本もあります(苦笑)


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最後にロールバーを取付。この時、インダクションポッドが取り外せるように少し余裕を持たせるのがポイントです。


次回は完成・・・かな?

2018年02月12日

Moonlight to Daybreak

最近重い仕事から解放されたからか、やや飛ばし気味に作ってます。

・・・まぁ、正直言えば乾燥前にマスキングしたりとか、バレなきゃ大丈夫な部分に限ってはそういうことをしてます・・・マネしないようにしてくださいね。

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さて、905です。

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ボディの黒くしなくちゃいけない部分で広い部分はマスキングしてラッカー塗装します。

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同時に窓周りの黒もデカールだと裏が白くなって変になってしまうので、ここは塗装にしておいた方がかえってラクです。

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で、マスキングし終わった姿。マスキング前に明らかに塗料が入っていきにくい部分はラフでいいから筆塗りしておくと、つやなどは均一になって目立たなくなります。

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なんか、間違ったことをしてしまったような塗り終わった姿(笑) これを剥がすには相当勇気要りますね。

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でも、無事に中からキレイな姿で生まれました!!
(多少のマスキング漏れはありますが、フォロー可能な範囲内なので大目に見てくださいね)

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ボディと別体になっているカウル類も同時に塗っちゃいます。

このキット、フルディテールなのもあってか、フロントカウルはプラクティス用のライトなしのものも含まれています。
今回、基本的にこのカウルを使う前提で作っていこうと思います。

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で、現状(というか惨状・・・)。あ、画像取り忘れましたがカウルと同時に大苦戦したリアウイングとなぜかフロント3つ、リア1つしか入っていなかったホイールも一気にデカール貼って塗って置きます。効率よく同時進行で進めればフルディティールでも案外サクサクできるものですね。頭使うから疲れるけれど・・・

(続く)

2018年02月11日

LEM

2月から労働環境が変わり、これまでのクソ会社の健康管理室を離れて久々にフリーランスで活動しています。
その方がストレスは少なくて自分には合ってるみたい。それをきっかけにちょっと元気になってきたのか、ちゃんと模型に向き合うことができるようになってきました。

これから今後の仕事の方向性を決めなきゃいけないけど、これまで7-8年やってきた仕事とは別方向も含めて検討中。また臨床っぽいことも少しやってみたくなってきたので・・・それだけエネルギーが溜まってきたのかな?

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さて、LMミニチュアズの905です。

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ルマンミニチュアズのフルディティールキットは「これでもか!」というほどの一体成型が特徴。よくこんなの抜けるよね。
逆に塗装は相当しづらいので注意が必要です。缶スプレーではまず無理でしょう。

まずサフから吹きます。自分はエアブラシでホワイトプラサフを全体をまんべんなく吹いた後、ボディカラー(白)になる部分だけもう一度塗っています。

そのあと全体(エンジン部分を含む)をファンデーションホワイトで塗装。何度も塗ってるとサイドポンツーンのエアインテーク部分にざらつき(塗料が飛んでできたもの)ができてしまうので、塗装段階から中研ぎを何度も入れています。

これを数回繰り返して平滑な表面になったらここで一度コンパウンドを掛けます。


次はデカール・・・

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ですが・・・右下部分の余白デカールを使って状態確認したところ、バリバリに割れてきちゃうので、久々に登場したリキッドデカールフィルムを使います。これ、強度を気にして今まではかなり厚塗りしてたんですが、そうすると当然研ぎ出しの時に「こんにちは」するリスクが高くなります。

なので、今回はさらっと塗ってみました。

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で、貼り終わった姿。
ここからボディはクリアコート、他の小物パーツは黒を中心に各色に塗っていくのでした・・・

(続く)

2018年01月27日

START!!!!! LE MANS MINIATURES 1/43 PEUGEOT 905 1993 LM Winner

明けましておめでとうございます(ほぼ1か月遅れ)。

このままだと今月はミニカーネタを更新しないまま終わりそうだったので慌てて画像取り込み、UPしています。

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来年のルマンの会展示テーマが「エンジン」ということで、普段はまずめったに作らないフルディテールモデルに手を出してみました。フルディテールと言ってもルマンミニチュアズのキットなのでまさに、プロバンスに比べて数十倍の立体塗り絵的な感じです。


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でも、モールドはシャープだし、カウルの合いなんかお見事の一言。でもパーツ構成が変わってて、ホイールはリムが真鍮、スポークがレジンなのに一体成型になってます。タイヤも軟質レジン(だと思う)ですが、削りにくいので後でオイルか洗剤付けながら削ろうかな。

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カウルは何も修正しなくても普通にあってしまうのがすごいところ。

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ざっと仮組みして問題点を洗い出し。
・・・うん、エッチングが全部ダメだ!!!というのも、エッチングが薄すぎて強度もないし、何と言ってもペラペラなんです。

サスアームはどうしようもないのかなぁ・・・現状刺すには手を加えてません。あ、強いて言うならフロントサスのプッシュロッドはどう考えても他のパーツと干渉するので削り取りました。


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このエッチング問題は当然、ウイング類が一番目立つわけで。おそらく0.1(0.15はないです)mmの真鍮板だと思います。


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ウイングもハンダで組んでみたものの

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ペラペラで剛性のかけらもありません。

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仕上がったけど、たしかに写真で見るとかっちりしてるように見えるけど、触るとペラペラだし、ぐにゃぐにゃ。これじゃ研ぎ出しもできん!!!ということで・・・
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キットパーツの上下いずれかに切り出した真鍮板を貼って、1枚当たりの厚みを出すことにしました。

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まずは基本骨格部を二重化し、最後に切り出すのが一番大変だった翼端板(あ、ここだけ板在庫の都合で洋白板です)。

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おおまかに切り出してからは左右重ねて形を整えます。

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まだハンダもりもり状態ですが、フラップは重ねずにそもそもキットパーツを使わず、自分で0.25mmの真鍮板から切り出したパーツに置き換えました。現状、これでだいぶがっしりしました。当然重くなったけど、研ぎ出しにも耐えられるでしょう。あとはハンダのはみ出しているところをうまく削り取るのがね・・・難しいのよね(^^)

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そして謎のパーツ構成となっているホイールです。ここはスポーク間の穴がずべ手ふさがってるので、まずはそこを開口し周囲を整えて出来上がり。ここまでだけでも結構な労力です・・・特にこのキット、エッチングさえまともならもっと評価されるべきキットだと思うけどな!?とまだ完成に至らないのに書きたくなってしまいます。

つづく〜