先週末のインディ、琢磨、ようやく結果を出せましたね。
実は今回はスタート前からライブで見ていました。途中のリスタートでキンボールが無理してリードラップに戻ろうとしたところが唯一、ヒヤッとしたところでした。しかしA.J.Foytで優勝なんてここ10年のチーム事情を知っていたら考えられないことでした。今、優勝と言う結果を残したから言えるけど、A.J.Foytレーシングはいわばインディドライバーの墓場のようなチーム。A.J.W、マニング、メイラ・・・何人ものドライバーがこのチームに移籍した後、そのままシート喪失の憂き目にあっていました。今シーズンがはじまる前、そのチームに移籍してしまった琢磨を見て多くのインディファンが「あーぁ。」と思ったのが事実だと思います。
でも、ミラクルでしたねー。棚ボタじゃないところがポイント。インディジャパンをやるようになってから、今まであのチームで表彰台に上がったのも2回か3回(記憶が正しければメイラだけ?)。なのに・・・この結果は素晴らしすぎる!
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製作記に書いてきたとおり、フロントサス周りをいじった他はほぼそのまま。
ボディのブルーはデカールですが、ウィンドウシールドの部分は塗装。しかも、そこに本来ボディのブルーに使うべき(フィニッシャーズの)ブラバムブルーを使っています(笑) デカールのブルーがかなり濃いのでそれより濃いと変だし・・・
ロールバーはメタルパーツなので表面を整えてから、#2000の耐水ペーパーで磨き、そのあとコンパウンドで軽く磨いています。そのままだと錆びてくると嫌なのでメタルプライマーだけ筆塗りしておきます。
ボディ単体だけで見るとずいぶんボテッとした印象でしたが、全体的に見ると(特にこのアングルからだと)あまりそう見えないから不思議なものです。リアウィングが全長を伸ばしているのでそう感じるのかもしれません。
つい忘れそうになるウィンドウシールド内側。普段の癖と勢いでブラックで塗ってしまいそうでしたが、見えるは範囲に関してはちゃんとブルーで塗っています。
左サイドポンツーン上のルーバーは置き換える訳じゃなく、掘りを深くする訳でもなく、ただエナメルのフラットブラックで塗っただけ。結構いい立体感が出せました。リアウィングはデカールの上からタッチアップした後が数知れず・・・なので、表面が決して平滑とは言えなくなってしまいました(なのでちょっと光の反射の仕方がキレイじゃないんです)。
チラッと見えるラジエターは前回書いた通り、シルバーのサインペンで塗っています。そのくらいキラキラしていた方が嘘でも引き立つのでね。
ミラーは今回、珍しく最後まで残っちゃいました。
通常通り塗装して、ミラーフィニッシュを貼っています。このとき、ミラー面よりも少し小さめにカットするのがコツですかね。やっぱり断面全部に貼ってしまうとおもちゃっぽくなってしまいます。このシート、あまりに面に追従するので一度貼ってしまうと剥がすのが大変なので位置決めはしっかりやってから貼りたいものです。
このキット、先日のルマンの会でも意見が出ましたがフロントウィングの翼弦長がありすぎるんですよね。ただ、幅を削るのは簡単ですが、そうするとデカールが入らなくなってしまうジレンマ。結局、トータルバランスを考えるとそのまま作ってあげるのがいいんじゃないでしょうか?
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とまぁ、こんな感じです。初のテナリブ、そして自分にとってオンタイムじゃない車なので、正直あまり思い入れがない(^^; なので余計なことを考えずサササッと作れたんだろうと考えています。早くもこれで今年、2台目の完成。
去年の秋から自分の周りにはいろいろ変化があった訳だけど、そんな中でも多少、手を動かしてないと落ち着かないのよね・・・。
さて、明日からウチの実家のお手伝い・・・代診です。始発の新幹線で移動デス・・・