2022年09月13日

Provence Moulage 1/43 Peugeot OXIA concept 1998

ご無沙汰しております。。。

なんだかWECにもいかず(+TVもろくに見ず)、ひたすら家で何か作ってるばっかりに戻ったのが、自分にとっては元気な証拠なのか何だかよくわからなくなってきました。

ホビーフォーラムに出す作品を考えてたら、あれも?これも!ってなっちゃって珍しくほぼ毎日何かしらいじってた8月でした(←ってもう9月中旬ですが)。

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今回作ってたのはプジョー・オキシア。1998年に発表され90年代のデザインが良かった頃のプジョーの元となったデザインスタディです。


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このキット、キットの構成も車のデザインもすごくシンプルなんですが、リアが垂直にすとんと切れているからここに気泡やらモールドの歪みがめちゃくちゃ集中しており、ここの修復に数日かかりました。

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まず穴をほじくってパテが入りやすくしてからポリパテで埋めていき、だいたい埋まってきたら、瞬着パテに変えていきます。随時スジボリは掘り直し。この写真はもう修復した後ですが、最初はセンターの横線がぐにゃぐにゃで全部埋めた後で掘りなおしています。

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・・・この辺でまぁ、いいかと妥協。

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対してフロントも・・・ここは抜かなきゃなぁと思っていたところ・・・


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奥から突っついただけで抜けました(抜けてたんですね…) リアを見た後には信じられない程、フロント側は気泡もなくとてもスース。

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仮組みしてこんな感じ。そう、プロポーションキットだけどエンジンは見えちゃうのです。

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もう大丈夫だろう・・・とサフを吹いてみたら、まだまだ出てくる気泡たち。こいつらは全部、瞬着パテで埋めて→削っていきます。

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これで、今度こそいいっしょ!

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というわけで塗っていきます。リアの写真が多いのはそれだけリアにばっかり労力を費やしたから(苦笑) 無意識にリアの写真が多い。20220904_074522616_iOS.jpg
リアが大丈夫ならフロントは大丈夫・・・

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サフを乾かしてる間にアンダートレイ+室内を作ります。

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そうそう、このキットなんで家にあるかと言えば「シートパーツなし」「ホイールキャップなし」というジャンクだったから。
シートはホビーフォーラムだか静岡ホビーショーだかで昔買ったスペアパーツを使い、ホイールセンターはプロバンスのジャンクパーツを使います。

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これがそのシート。少しでも形を近づけるためにヘッドレストを埋めたりしていますが、実は全然形が違います(笑)

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少しモールドが歪んでるけど、最初はもっとベロベロだったのでこんなの気にしない!

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シルバーはフィニッシャーズのCLKシルバーです。

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自分の変な癖ですが、塗装でごまかせそうな下地の凹凸は塗料を塗って、軽く研ぎだすような感じで埋めていってしまいます。これは屋根をヤスってる途中。

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室内は青と黒のツートンだけど、そのまま青と黒にしちゃツマラナイから黒部分にカーボンブラックマットを使いました。皮とかアルカンターラのイメージ。

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シートもマスキングしながら筆塗り。実車写真を参考にそれっぽく塗り分けていきます。
デカールを貼ってからスーパーフラットコートでコーティング。

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エンジンやエキパイもそれっぽく塗り分けます。ここはアクリルシルバーを塗った後、エナメルのフラットブラックを筆塗しながらふき取り→筆塗り→ふき取りの繰り返し。20220905_153739983_iOS.jpg


そうそう、デカールはやっぱり怖かったのでリキッドデカールフィルムをササッと塗ってみました。
(後程UPしますがあんまりひどい状態のデカールだとリキッドデカールフィルムでも割れることを経験したからだいぶ慎重になってます)

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デカールを貼ってクリアコート→研ぎ出し→クリアコート→研ぎ出しを2-3回繰り返し。このキット、ボディに貼るデカールはサイドのOXIAロゴだけなので、研ぎ出しをしたのはここだけ。

ただ、組み上げで無理矢理作った弊害が・・・
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バキュームを無理矢理、ボディの塗膜にくっつけたら、塗膜が持って行かれてここから大手術。。研ぎ出しまでしたボディにサンドペーパーを当てて、シルバー吹いてクリアを吹いてなんとなくぼかしてみました。写真で見るとだいぶひどいように見えるかもしれないけど、最初の状態を思えばすごくうまくリカバーできた…かな。

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顔はこんな感じ。あ、ヘッドライトの透明レジンパーツも割れてます。

というわけで、ジャンクキットをジャンクパーツを使いながら蘇らせる作業をしているのでした・・・
posted by Yoshitaka at 20:27| Comment(0) | TrackBack(0) | Provence 1/43 Peugeot OXIA 1998 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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