今年もホビーフォーラムが無事に終わりました。
結果的に雨は終日降らなかったものの、天気予報があまりよくなかったせいか、はたまた連休中日だったからか、会場前の行列もいつもよりだいぶ少なめ(?)な印象でした。
ルマンの会、今年はホビーフォーラム直前にいろいろバタバタしていた関係で、オープニング時には作品数がややさみしい感じに。
朝、会場前に作品の輸送をして設営のお手伝いをちょこちょことしながら開場を待ちます。
開場すればいつものように、いや、いつも以上に?盛況でした。
昨年も感じたことですが、ルマンの会ブースで立ち止まって作品を見て行ってくれる方、見てくれているひととメンバー間で話が弾むようになったこと、来場者の方が自分の作品を持ってきてここをどうしたらいいか?という相談までしてくれるようになったこと、これはいちモデラーとしてすごく嬉しいです。
「Web見てね」だけだとどうしても細かいニュアンスやどこのことを指しているのかなどがやっぱり伝わりにくいので、現物を見ながら話をするに限るのです。それが一番手っ取り早いし、お互いにとってプラス。「自分のやり方」でしか教えることはできないし、あいにく超絶テクを持ってるわけじゃないから変わったことは教えられないけど、ビジネスじゃないからこそ、知ってること・役に立てそうなことは何も隠さず教える。それが自分のポリシー。
1/43モデリングははっきり言って尻つぼみな趣味ではあるし、地道な活動かもしれないけど、少しずつ輪が広がって行けばいいなぁと思う訳です。
自分は今年もほとんどの時間、店番していた関係で開場前にしか写真撮っていないので朝の時点であったうちのクラブの作品のみ、載せておきます。
ルマンの会新メンバーの方のパクストン・タービンカー。ボディにピン打ちすると何かとうるさくなりがちなんですが、自然な仕上がりになっているのがさすがです。これもなかなか好評でした。
西田さんのAMR製キットを使ったパリダカポルシェ。
Y.AokiさんのSRCのキットをベースにボディフォルムまでかなり手を入れてあるウルフ。ちなみに信じがたいけれどカーナンバーの部分もマスキング塗装です!
こちらも新メンバーの薄井さんの作品。ルマンの会での初展示でこのクオリティとかすごすぎて、自分はついていけません。
今年はフルディティール系のエントリーが目立ったので、センターに配置しました。そうしたらやっぱり注目度は上がるものですね。
植野さん製作のMP4/6です。これも写真じゃなかなか伝わらないけれど、精密感と清潔感が共存する素晴らしい作品。
そして、この吉田さん製作のマトラが今年、自分の一押し!!
元キットはテナリブのキットを組み立てたものがこれ↓(ネットから拝借)
普通に作ってもそれなりには見えるのかもしれないけど、いかにもレジンキット然とした感じになってしまうので、その差を感じて貰えたらともいました。
ボディ(水色のところ)以外はもうスクラッチと言っていい内容・・・改造というよりはスクラッチですね。凄いのヒトコトでした。
中村さんのNASCAR。とても5日で作ったとは思えないボディの艶。割り切りさえ出来ちゃえばこういう事ができちゃうのもヨンサンの魅力かな。
同じくNASCAR。ブームなのか?と思うくらい、最近自分の周りでNASCAR作ってる人が多いです。
これは会長の作品。展示直前まで作っていたということでしたが、窓なんか完全にツライチになってるし、すごい光沢感で写真撮っていく人が多かったモデルの一つでした。
BBRの99年ルマンに出た、98年スペックのBMW LMRチーム郷。ロールバーのところは別体だそうですが、ベース塗装を青にして、白い部分がデカールなんだそうです。そういうところがBBRを敬遠しちゃう理由だよなぁ・・・
あとは自分の作品が2点。
去年9日間で作ったアスカリジャッド(ベースはローラT92です)。プロバンスムラージュがスポンサーになってなければおそらくモデル化されていなかったであろう車ですが、作ってしまえば案外きれいなクルマでした。いろいろ手は入れてるけど、きれいにソツなくまとめられたのが嬉しかったかな。
そしてもう1台はまだBLOGにすら上げていないことに1年数か月気付かず・・・(放置BLOGでスマン)
キャデラック LMP DAMS 2000LMです。
キャデラックワークスとして2000年のルマンに4台(ワークス2台、DAMS2台)が出てきたものの、パッとした戦績は残せなかった車です。
でも、ミニカーにすると結構かっこいいし、何と言っても作りやすい!窓なんかないに等しく、ボディも単色塗装、デカールもロゴだけで大判デカールはない。
しかも玉数もそこそこあるから単価も安いので、ビギナーの方には結構おすすめかな。
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そんな感じで、今年も喋ってばっかりでロクに現場監督はやってませんが、楽しめたのが一番の収穫。
いろんな人と立場関係なくしゃべるのって楽しいね!
あ、あといつもBLOG見てくださってる方、ありがとうございます。そう言ってもらえるだけで励みになります!
今は模型を作るエネルギーがなくてイベント時以外は放置になってしまっているBLOGですが、維持はしていくつもりですので今後ともよろしくお願いします!!!
そうそう、すでにルマンの会のサイトに今年の作品たちの画像をあげてくれているので、そちらも合わせてご覧くださいませ♪
いやぁ!マトラ、違った意味で笑っちゃいました。
あと、ルマンの会でもナスカー菌がぁ!(笑)
お返事遅くなりました。
今、出張帰りの新幹線に乗ったところです。
ナスカー、実は自分も流れに乗ろうとしてます(笑)
もう十数年前に作り掛けたルミナがあって。それのパーツを一部紛失してしまい、作業が止まってるんです。その話をせーろくさんにしたら救援物資を集めて下さって。なので成仏させねばならないのですw
マトラは・・・まだ返却できてないのでうちにあります!
この作品、いずれどこかで陽の目を浴びることになりそうです!自分の推しが効いた・・・のもあったかな(笑)???
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>すみません色々プロバンスのR8のアドバイスありがとうございます、ん…確かにキャストウイングですからねえ同真っ直ぐにするか迷うかも知れませんねえ(笑)
R8に限らず、スターターやプロバンスムラージュのレジンキット、特にプロトタイプマシンではリアウイングは反っているものと考えてもらった方がいいかもしれない・・・っていうくらい、定番工作になってしまいます。ポットのお湯(=熱湯)にしばらくつけて、ピンセットとかトングで取り出して、水平面に置くっていう作業を繰り返したっていいと思います。素材内部まで十分加熱して、冷却することが必要です。よくある事象としては一度加熱して変形を修正してそのまま固定せずに冷却したらまた反っちゃった・・・ということがあるので、十分熱して、固定しながら(場合によっては手で押さえたままにしながら)冷ましてみてください。
参考書・・・自分も結局はモデルカーレーサーズだけですね。強いてあげるならオートモデリング14-16あたりでしょうか。でも、わざわざ探す必要はないと思います。結局、キットがリリースされた当時の雑誌で43を扱っているものだったらなんでも資料になり得ると思いますよ!
製作についての質問、大歓迎です。プロじゃないので的確な答えができるかは謎ですが、可能な限りはお答えします♪