2018年04月12日

START & FINISH!!! CP Model 1/43 FONDMETAL Ford GR01

一気に作っちゃえ月間第二弾は、いつも製作に難渋するキットメーカー、CPモデルのフォンドメタルです。

このキット、もう一時は絶版になっていたんですが、Facebookから熱烈に再生産希望と書きまくって作ってもらったという思い出深いキットです。
(→だからこそ、速く作って見せたかったっていうのが最大のモチベーションでした)

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キット構成はいつもの通りでボディがレジン、シャシーがメタル。サスアームもいつも同様全部メタルでエッチングパーツはなし。ということでウイング類が全部レジン(しかもリアウイングは全部が一体成型のレジンパーツ/写真左)で出来ており、とてもじゃないけど使えません!!

なので・・・真鍮板から全部切り出して作り直します。
この真鍮板を切る作業が一番大変かもしれません。でも真鍮板で作っちゃえばハンダで組めるので強度の面では一安心です。

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ボディ自体もインダクションポッドの高さが足りないので、ここはポリパテを盛って高さを2-3mm足しました。これだけでだいぶ見た目が変わります。というか、なんでこのキットはこんなにインダクションポッドが低いままリリースされちゃったんだろう?あ、ついでに書いておくとコクピット前の三角形っぽいバルジも張りすぎてる&高さがありすぎるのでここは削ります。
そうすればコクピットからドライバーが前を見られるようになるかなと・・・

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それらを組み合わせてこんな感じ。フォルムはだいぶ良くなりました。あとは埋まってしまったカウルの分割ラインをケガキます。削る部分はポリパテだし、直線的なラインばっかりなので比較的簡単だと思います。ちょうどここが塗り分けラインとも被るのでしっかりまじめに彫ります。

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サスアームは今回、メタルパーツを(これでも)かなり薄くしてそのまま使っています。ブレーキダクトだけは目立つので穴を深くしています。

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繰り分けてこんな感じ。

(*なんか気に入らなかったので一度ここでシンナー風呂に入れてます*)

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で、塗り直し。何が変わったかわからない?
今度は最初に吹く色を赤にしてみました。シルバーが最初だとどうしても全体的に塗膜が厚くなってしまったので。デカールを貼る前にクリアコート&塗膜の段差を消すための研ぎ出しをしています。

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で、デカール貼り。CPモデルのいいところはかなりまともなデカールがついてくるところ。耐クリア性能もかなりいいです。
版スレがなければなおいいんですけどね。個体差で結構そういうのもあります。

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クリアコート。中研ぎを何回もいれながらデカールの境目、塗装の境目を中心に削っては吹き、削っては吹きを繰り返します。

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ボディもそのままだとサイドポンツーンから後ろが丸見えになってしまって変なので、ジャンクパーツからメッシュを使ってラジエターっぽく仕上げてみました。実際、こんなところをいじっても見えないけど、見えないようにするのが目的だからこれでいいのです!

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アンダートレイ。メタルで出来てますが、原型自体はおそらくタメオかメリのパクリだろうと思います。これまで他に大半のキットがそうですので・・・(^^; エンジンブロックが何にも再現されておらず、ここもそのままだとすっからかんでおかしいので、プラ板で箱型のものをそれらしく最低限に作ってみました。
シートベルトはBBRのジャンクキットからテキトーに。うちのシートベルトの在庫はもうありません。次にシートベルトが入っていないキットが出てきたらどうしよう?

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組み上げ。仮組みをしっかりやったおかげで意外とソツなく組めました。

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写真はステアリングロッドとプッシュロッドを塗って取り付けるところです。

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・・・で、完成。

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この時代のF1らしく、車高はべたべたに低くしてみました。ホイールメーカーが母体となったチームなのに、付属のホイール(メタル製)は丸くなく使えないのでタメオのスペアパーツからフォンドメタルホイールを選んで作っています。

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リアウイングもちょっと前後幅が足りなかったかな?と思う部分はありつつも、フルスクラッチ状態だと思えばまぁよくやったかなと。いかにも板で作りました感が満載の仕上がりになっちゃったけど、当時のF1なんてそんな感じだったから自分は満足しているのです。


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実はこのキット(といいうかCP全般)、購入時にはボディが左右に大きくゆがんでいました。自分はドライヤーの熱を強力に浴びささせてゆがみを解消しています。こーゆーのは少し離れたところから見ないと気づけませんね。


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GR01は1992年の前半戦のみを戦ったマシン(*91年も外観は同型だけど、GR01と呼ぶのは92年仕様のみ)。シーズン後半を戦ったGR02はリンランドが指揮して作ったマシンなのでブラバムBT60の延長系。このマシンとは全然違うシルエットです。


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今じゃ考えられないローノーズ。そしてこんなに細いモノコックからフロントノーズ。ミラーもこの時代を意識して超小さめで作ってみています。
ちなみにドライバーはタルキーニで作っています。WTCRでサイン貰いたいけど破損リスク考えるとどうしようかなぁ!?

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CPのキットって本当にもったいないんですよね。アイテムとしてはいいところを突いてくるし、デカールの質はいい(だから苦労してカスタムすればかなり良くなる)。メーカー完成品がダメ過ぎて悪いイメージが先行しちゃったのも良くなかったと思うし、その完成品ありきだから、フロントもリアもウイングがレジンの一体成型なんだと思う。

あの組みづらさと制度の悪さが印象を悪くしてしまってるけど、ボディのフォルム自体は悪いのばっかりじゃない。リアルARC2なんかはフォルムに関しては文句なかったし、おそらくオゼッラはフォルムだけなら問題ないんじゃないかなぁ?問題は丸くないホイールと一体成型にし過ぎたウイング類です。ここをフルスクラッチするつもりじゃないと、作るのは大変なキットです。

でも、世界的にこのキットを完成させた人はまだ少ないようで、画像検索掛けても全然出てきません(笑)
そういったレアな車を作るのが1/43模型の醍醐味ですね!!

CPモデル、これからも応援していきます。


*いろいろ縁あってCPさんと直接コンタクトが取れるので、自分と直接知り合いの方で、ここのキットが欲しいとかいうドMな人がいらしたら連絡ください。今再生産してると連絡貰ってるキットがあったら仲介します。


posted by Yoshitaka at 16:32| Comment(4) | 1/43 Metal kits | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ありがとうございます。
存在すら知らない(スポンサー名は知ってますが)F1を紹介と共にキット作成(笑)
まあ、これが43の醍醐味ですからねぇ!
Posted by こいで at 2018年04月13日 07:23
ウイングを全部自作とはすごいですね。でも確かに最初の画像のレジンのウイングらしきものは使う気になれませんよねえ
サスアームといい、とにかくすざましいキットなのに愛情を持って組まれているのは感心します。ガレキ製作の原点を見る思いです。
シンプルなスタイルの時代のマシンなのでキレイに仕上げると見栄えしますね。お見事です。

シートベルト、ゼツモ製が入手困難な現状ではタメオかプラッツのアフターパーツで我慢するか、Studio_Rossoさんのところにオーダー入れておいて再生産を待つかですかね。
Posted by おひつじ@tak at 2018年04月13日 23:48
☆ こいでさん

フォンドメタルはホイール会社として有名ですよね。実はこの車が走った1992年のチャンピオンカー、ウイリアムズFW14Bもフォンドメタルのホイールです。ただ、この車はあくまで新車、GR02登場までのつなぎの車だったので、ホントに存在感がないですし、おそらくこれが初のモデル化かと思います(*GR02は昔、WAVEが1/20(1/24?)でトランスキット化していたことがありました。)
こういう車を21世紀になって形にできるとは思っていなかったのでパスカルには大感謝です。
Posted by Yoshitaka at 2018年04月14日 15:47
☆ おひつじ@takさん

ありがとうございます!
ウイング、あれを使って作るとどうなるかがメーカー完成品(KBモデルという名前で検索してみてくださいw)でバレちゃってるので使えませんでした。でも所詮はB級(C級?)チームなので平面構成のウイングだけですから、いざとなればこうやって作れちゃいます。フラップとかをカーブさせたらリアリティは上がるんでしょうが自分はなんせ早く欲しかったので真鍮板切りっぱなしで仕上げてしまいました。

シートベルト、本当にピンチです。もうタメオ純正もなかなか手に入らないので、自分が作った際にミスったキットから使いまわしてきたんですが、もうそれも底をつき…シートベルトがないと作れないフォーミュラ(のマイナーメーカー)はしばらく作れないかもしれません。
Posted by Yoshitaka at 2018年04月14日 15:52
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