完成です!!
前回も書きましたが、完成披露の順番がズレちゃいましたが、本当はスターターのやつが先にできてます。
でも、記事の流れを優先してルマンミニチュアズのものから先に載せます。
ご覧の通り、ちゃんとカウルも閉められます。
カウルのゆがみで左フロントは少し隙間が空いてしまっていますが、ライト付きのカウルならピタッと閉まります!
(ライト付きカウルは後で作り始めたのでさっき仕上がったところのためで、まだ撮影できていません)
真横から。プロポーションはかなりいいと思います。
どういうわけかカウルの合いが右側の方がいいんですよね。
エンジンフードだけを開けた姿。こう見ると左フロント気になるなぁ。
フルディティールと言ってもいろいろあるけれど、Cカー世代のキットでフロントまで全部開くものは少ない気がしますね。
いろいろ作りこんでみたエンジンカウル内。でもこれがキット指示通り。ここはよくできてるんだけどなぁ。このアングル、一番アラが目立たないような気がします。
モノコックなどの部分、クリアを厚吹きし過ぎたせいでキャノピーが本来はまるべき溝に入らなくなっちゃったんですね。それで左のサイドウインドウが少し浮いちゃいました。ここが一番のケアレスミスだったかなぁ。目立つしねぇ・・・。
ロールバーは真鍮パイプで自作。ちなみにキットについてるパーツはぐにゃぐにゃの針金w
ここをびしっとしてやるだけでも、出来上がった姿がだいぶ違ってくると思います。
インダクションポッドだけ付けてある状態。フルオープンじゃないけど、この姿が一番見慣れてるかもね。
これが外せるものをすべて外した姿。エアファンネルも塗れる限り塗って再現。
フロントは製作記にも書いた通り、タイヤを支えているのはサスアームではなくエアダクトになってしまっていたので、この撮影後にサスアームも接合できるよう再改造しています。
フルオープン、その2.このアングル、一番好きだな。頑張ったせいかを感じられるアングルなのかもしれません。
そんなわけでボディなど、レジンパーツの精度は驚異的にいいものの、エッチングパーツの厚みで大損しているキットでした。エッチングだって決して合いが悪いわけではないはずなのに、いかんせんペラペラすぎちゃって。良く薄いと言われるプロバンスの比じゃなく薄いので今後作る方が万が一いたら、最初から何か別パーツに置き換えるなり、半田を盛るなり注意が必要です。
しかし、この完成をきっかけにジオラマっぽく仕上げたい思いはあるものの、どう飾るか(≒どう展示するか)を考えちゃいますね。ジオラマベース / ケースをどうするかとか。せっかく他の905もあるし、全部一気に並べてみたらかっこいいかなとか、妄想しちゃいますね!!
さて、、、次はまた重いの行きますー。
ショートテールでデカイリアウイングの何とも言えないアンバランス加減が良いですよねぇ!
ありがとうございます!
これで何作目になるかわからない905ですが、仕様が毎回違うので実はどれもカブってないんです。未だに好きですねぇこの車は。ウイング類のためにもエッチングを厚み三倍にして作り直してほしいキットでした。
立体塗り絵とは言え、なかなかの密度感で過不足ない表現が出来てるんじゃないでしょうか?
ガッツリ作り込むのは腰が引けますが、こういうキットだったら作ってみたいと思いますね。
905はカッコイイですね。純粋なレースカーですがフランス車らしさが漂うのが不思議です。
ありがとうございます!フルディティールの割にはあっさりできましたが、それも最終的にはカウルが閉まらなければオープンにしちゃえばいいかという割り切りがあったからのような気がします。この過不足のなさがヨーロッパのキットメーカーのうまいところですね。日本のキットみたいに何でもかんでもパーツ化してしまうとかえって収拾がつかなくなって小汚くなるところ、デフォルメがうまいです。だからこそ、このサスアームなど、エッチングの凡ミスがもったいないキットです。
これでエッチングが3倍厚だったら、もっと評価されるべきキットだと思います。