ここのところ全然更新もせず・・・
忙しいかと言われると、先週は確かに忙しかったもののそれまではほどほどに・・・という程度。
ただ、先週は堪えることが多かった。
自分の身の回りで2件の自殺。
1件は仕事がらみ、もう1件はお互いの家族ぐるみで交流があった方。
前者については自分が担当していたのはもう2年くらい前かな?すでに他の先生に紹介して、自分の手を離れていた。
だから正直、どうしようもないところ。
でも、後者は違う。
ひょんなことからたまたま知り合ったと思っていたら、今から30年前に自分とは接点があった・・・という人。
バックグラウンドを知れば知るほど、どうしたらいいのかわからなかった。
実は一度、未遂を起こしていてその話は自分も知っていた。
そこで何かできることは無かったか。あの時、ちょっと無理して電話しておいてよかった。その日は娘さんが一緒にいた。それを聞いて安心していたらその数日後にこれ。
肉体的にも精神的にも結構ぼろぼろ。
はぁ。他人事じゃないんだよなぁ。
でも、そういうものだと思うのです。その時出来ることを既にしてたのであって、結果がわかった後からあれができたんじゃないか、これができたんじゃないか、と考えるのは将来への参考にはしても後悔にしてはいけないと思うのです。
もちろん職業柄、私なんかよりずっと深く考える必要があったり、実際深く考えてるのかもしれません。それは私にはできないスゴい事だと思います。
あ、休みの時に大分のおっちゃんのとこ行って問答してみたらどうですかね。
ありがとうございます。
これまで自分も身近なところでこういうことってあまり起こっていなかったように思うんですが、立て続けに2件起こるとさすがに考えます。自分に何か有益なことができたかどうかは自分でもわかりません、結果論ですし。
この文章の中の前者については仕方ないと自分でも割り切って考えられているんですが、後者についてはあの時の自分が何かできたかどうかだけじゃなく、どうやったらこの方の死を無駄にしないで済むか・・・みたいなことをつい考えちゃうんですよね・・・
この現実は辛いですよね。
ですが、経験から『これは「本人の意思」だ』と気持ちを切り替えるのも一つの対処法だと考えてます。
もちろん残された周りの者の悲しみは絶えず、いくら手を差し伸べても中々届かなかったもどかしさが日を追って後悔や無念を増長させることに繋がるのですが、何をどうしても本人の気持ちが変わらない限り難しいものです。
流石だなと思ったのはコメントの「無駄にしないこと」
残されたものが故人を想って、これからをしっかり生きてゆくのは如何でしょう。
いやいや、コメントありがとうございます。
自分の中でもどう対処したらいいか迷うんですよ。結局、考え続けても思想的なものになっちゃう。正直言ってあのシチュエーションに追い込まれたら周りがどうサポートしたって・・・彼の意思だという気持ちがすごく強いんです。だからこそ、ワタナベさんに書いたコメントの"無駄にしないこと"につながるわけです。
でも、年間約3万人の自殺者がいるということはそのバックにはこういうストーリーが沢山あるんだよなぁと考えると、今後どう対策するかはかなり深刻な問題ですよね。ただ"人に相談しましょう"だけじゃダメだと思うんだけどなぁ・・・もちろん大前提としてそれは必要なんですが。。。