次はこれ、行きます!
禁断のテナリブ・・・箱からして危険な香りがしていましたが、中には何にもくるまれず、ボディとアンダートレイが「コロッ」と入っていました。これ、ジャンク価格で買っているけど新品だったので、この状態でフランスから送られてきてよくこれだけの破損で済んだよなぁと、妙なところで感心したり。
ちなみにこのアンダートレイ、前端部が折れていました。でも、パーツ自体の欠損はなさそうなのでそのままくっつけてみます(ちょうどフィットしたので一安心)。
他パーツはレジン製、一体成型のリアウィングが入っているほかはたいていがメタルパーツ。そして、テナリブの常、フロントにもドライブシャフトが付いているかのような構成(^^; ここはどうにかアレンジしたいなぁと思っていますが、素組みするのが精一杯かな?
なんせテナリブって自分がヨンサンを作り始めたころ、いろんな雑誌で見て以来、ボディフォルムこそいいものの、離型剤のせいかペトペトするボディ、(当時としては当たり前だったようですが)フロントタイヤもシャフトで止めるこの構成など、JemmpyやGafeeほどじゃないにしろ、製作に当たっては難儀するメーカーの代表だったように思えます。
実はこれ、Mr.CRAFTのバーゲンで買った物なんです。だからもう10年以上前に購入したことになるでしょうか。こういうテーマがBMWとかないと絶対に作る機会がなかったであろうキットの代表格です(苦笑) しかも、1/20だったらタミヤからプラモデルも出ている訳で、当時の日本でこれを作った人ってどのくらいいるんだろう?とかついつい考えてしまいます。
で、デカールはこんな感じ。もうこれは割れるの前提で取り組まなくちゃいけません。この状態で数十年寝かされてたんでしょうから。リキッドデカールフィルムをしっかり塗りこもうと思います。
さて。
良くない噂も聞きますが、いまだにそれなりの人気はあるみたいですね。やはりプロポーションの良さでしょうか?
フロントサスは、タメオの古いキットでもメタルのアームを汎用エッチングに置き換えたりするので、同じ感覚で自作できないでしょうか?ロアアームさえしっかりしてたら支持できそうですが。
デカールは大抵、経年劣化でやられてるらしいですね。お気をつけてー。
デカールは苦労した記憶が無いけど、やはり安全を考えて自分もリキッド併用が良いと思います。
そうそうタイヤは使い物にならなかったような…。
今も人気あるんですかね?最近、自分もキットはジャンク状態でしか買ってないのもあるかもしれませんが、店頭でほとんど在庫を見ないような気がするんですよね、テナリブ。サスペンション関係は無骨だしリアリティには欠けるんですが、良くも悪くも精度が良くがっちりしてるので、置き換えずに行こうと思っています。アームを置き換えることはできると思うんですが・・・ボディ側のマージン(アームの厚み分のマージン)が結構大きく取られているので、ソコを直すくらいだったら省略!!みたいな言い訳ですけどね(笑)
デカールが一番不安です。見るからに割れてるので(ブラバムブルーのデカールの割れ目が肉眼でもはっきり確認できちゃうんです。。。)
ですよねぇ・・・。もう20年近く前にモデルカーレーサーズで見てから、レジンキットの最難関というイメージがあるんですよ。今回、ルマンの会でのプチテーマがBMWと言うことになっているので、この機会を逃したら永遠に作らない可能性が高い・・・と思って自分の鞭打って作ってます(^^) デカールの状態もここまで割れてると今後、加速度的に悪くなるだけでしょうし、ダメージが少しでも少ないうちに作ってみようと思っています。
そうそう・・・まだタイヤだけはノータッチなんですよ。サンディングしても使えなかったら・・・どうしようかな?