WECとWTCCで疲労困憊だった先週を乗り越えたらちょっとずつ復活してきました。なんせこの週末は10月初めての週末を東京で、自宅で過ごせる週末。ということで、やり残したことをもろもろこなしてたらあっという間に月曜日に・・・
この週末最後にUPしてみることにします。
「実験くん」としていろんなコンセプトを取り入れながらなんとか形にすることができました。
そのコンセプトを復習しておくと・・・
1) ボディカラーは塗らない。
2) スプレーやエアブラシは使わない。
3) 基本、素組みで。 ・・・・以上。
で、そのコンセプトで作ってみた・・・ものの、まぁ、なんというか出来はそれなりかな。でも、ストレスフリーでパチパチっと組めるのは面白かった。結局、塗装についてはボディはパーティングラインを削って、その後、コンパウンドで磨き出し。本当に塗装はしていません。
で、その代わりに・・・とメリハリをつけようとスジボリに墨入れしてみたんですが、結果的にこれが失敗。塗装してないからプラのいろんなところに透けてしまってなんだか薄汚くなっちゃったw
いわゆる「セミグロスブラック」指定のところはどうしようか迷ったんですが、結果的にこの写真に写ってるようなエンジン回りとリアウィングはエナメルマットブラックで塗装。内装を含むそれ以外のパーツは#2000程度のペーパーで磨いてそれらしい質感に。
ヘッドライトのインナーはさすがに塗らなくちゃいけない・・・ので今年のルマンでいろんなドライバーにサインを貰ったシルバーのペンで塗ってみて・・・(笑) ついでにライトレンズにジャンクパーツを貼ってみましたけど、あんまり効果ないかもね。
勢いで開けてしまったサイドのエアダクトにはこれまたジャンクのメッシュパーツを貼って中を見えないようにカバー。これはキットのままよりいいと思う。手を加えればやっただけ効果が出るのがこのシリーズのいいところ。
ミラーは、このキット第二の弱点。ミラー面のパーツが無いの(^^;
仕方が無いので洋白板を加工して、そこにハセガワのミラーフィニッシュを貼って仕上げています。
ここまで賞味1週間で作ったキット。
でしたが、おひつじ@takさんからのコメントで「透け対策にボディ裏面をシルバーで塗ってしまったらどうか」という話があったので、いい機会だと思い、一度組んだキットをバラして再塗装して組み直し。
スジボリに入れた墨がガンのようになってしまいましたが、色のにじみが若干軽減されたかなぁと思う反面、手持ちにあったシルバー系のエナメル塗料がフラットアルミしかなかったんでそれで塗ってしまいましたが、もっと明るめのシルバー系の色ならもっと効果的だったかも?といったところです。
でも、定価800円、それの半額、400円で買ったこのキットでこれだけ楽しめる。部屋も汚さず、大して匂いも出さず、そういった意味でもお手軽にちょっといい完成品が作れるんです。
「ここはああした方がいい」とか「やっぱり塗らなくちゃ重厚感は出ないよ」とかいろいろご意見はあると思います。だけど、このキット、こういうコンセプトで作ってみるのもいいんじゃないでしょうか?コストパフォーマンスとしたら最高の素材です!!!
スミ入れの色は濃いオレンジか茶色、薄いグレーなどがいいかも。
手軽に済ませるコンセプトなら、コピックっというマーカーがお勧めです。
さすがに実験くんだけあって、いいところ悪いところ、色々見えてきますねw
このキット、ABS素材ということもありモールドが残念なんですが、スミ入れするとそれが顕著になりますね…濃いボディーカラーだとそんな分からないかと思いますが、オレンジボディーに墨は厳しかったかもwww
反面、素組みでもスタイルはバッチリだしキットの素性の良さも見えてきますね。そう言えばサイドのデカールは使わなかったんですね?
今度、自分も無塗装仕上げに挑戦したいんですが、いろいろ参考になりました。
WECの画像、大変楽しめました。最近はあまりこのカテゴリーを見ていないのでとても新鮮です。流し撮りも、もうすっかり板についてきましたね!
墨入れ、実は組み上げる前のボディ単体で見てる時はここまでやりすぎなようの変な感じはしなかったんです。なのでそのまま組んでしまったんですが…有り合わせの塗料でもいいからいろいろ調合してもう少し薄めの色でやり直せたらと思います。
ありがとうございます。
流し撮り、ここにアップしたものなんてたくさーん撮った中のごくごく一部ですからね…。没にするかどうかで一次審査、次にアップするかどうかの二次審査(笑)
地味に手間がかかってたりするんです。ここ数年のプロトタイプの車、カッコいいですよ。来年は富士でお会いしましょう(笑)
無塗装だとどうしてもメリハリが得られないので墨入れしたくなってしまったんですが、お二人のご指摘通り、色は再考の余地あり…ですね。エナメルなのでデカールにさえかからなければ再塗装可能だと思うのでやり直してみてもいいかなぁと思っています。
サイドのデカールはあえて使いませんでした。デカール貼りっぱなしだとやっぱり艶感が変わってきてしまうかなぁと思って貼らなかったんです。
「手を入れたら入れただけよくなる」これ、キットの原点ですよね。スケール・ジャンル、インジェクション・ガレージ問わず、作る人が楽しいと感じるのはここだと思います。お手軽でありながら懐の深いキットが出続ければ模型人口も減らないと思うんですよねぇ・・・
おはようございます。
お手軽にっていうのを大前提に作ったので、極力、アクリルじゃなく、エナメル塗料で塗ったんですよ。やり直しが利くので。モールド自体はシャープに見えても、そこをいくらなんでも強調しすぎたのは自認しています(笑)
とは言え、車のプラモデル…ポピュラーな1/24ですら3000円以上になり、緻密な完成品を作れるようにはなったのかもしれません。でも、ここまで値段が高くなってしまうと取っつきにくいですよね。そこの風穴になり得るかなぁと思うのがこのシリーズだったのに…続編が無いようで残念です。