1995年、開幕直前に登場した謎のマシン。またまた過去に組んだマシンをUPします。
ちなみにデザイナーは今をときめく(?)アルド・コスタ。現フェラーリのチーフデザイナーです。
そう!現フェラーリのデザイナーとテストドライバーのコンビはこの年のミナルディコンビな訳です(99年のミナルディならもっと完璧ですが・・・以下、省略)。
・・・だから去年のフェラーリは遅かったのね。侍も納得したこの話・・・。
まぁ、いいや。
ミナルディなんて数年間ずっとこの人がマシンのデザインをしてきたにもかかわらず、これまでの年とデザイン的に似通ったところのないホント謎の多いマシンでした。例えば・・・フロントウィング。10年後のレギュレーションを先取りしてしまったようなスプーン形状。サイドポンツーンの上面にラジエターのアウトレットがある当時の超個性派マシン。
・・・でも、かっこいいんだよ、このマシン。
特にルカ・タメオの原型がすばらしい・・・絶対に実車よりもかっこいい。
43の魅力ってこういうのも含めて奥が深いと思う。この前、都内某ショップのマスターとも話してきたんだけど、最近のタメオって設計がCADで行われてるから、「実車と明らかに違う!」って事はなくなったけど、逆に「実車よりかっこよくなった」って言うのもなくなった。
・・・それってなんだか寂しいことのように思うのはボクだけではないはず。
キットは・・・これも10年前に組んだ訳ですけど、当時としちゃ、なかなか良く出来たかな。
一応、クリアコートまでしたし、フロント&リアウィングのグリーン(デカール)とノーズの両脇にあるフィン、リアの子持ちウィング、ミラーなどのグリーンがいい色に合わせられたことなど、いろいろ得ることの出来たキットでした。
実はコイツよりも1996年のM195Bの方がかっこいい気がして、そっちのキットも持っています。いつになったら作り始めるやら・・・。