こんばんは☆
今日はいきなり本編です。
いやー、最近、模型熱が高まって怒涛の製作ラッシュw
これまでの半年が何だったの!?ってくらいでサクサク進めます。
まぁ、進みやすそうなキットをチョイスしているのは間違いなく一因ですが、それでも手が止まる時って止まっちゃうと思うんです。年が明けてから3カ月ですが、ひと月1台ペースで作ってるなんて、この趣味に出戻ってから最速ですね(※もっともうち一台は1/87ですが)。
さて、今回のお題はJPSのプリペイントキットです。
去年もこの時期にトラジェクターのフェラーリ412T1を作ってたんですが、それでプリペイントも悪くないことに気づいて去年のホビーフォーラムで購入したキットです。中古キットながらお手付きもなく、リアウィング翼端板の一部が欠けていたほかはキレイな状態でした。
で、そのリアウィング。
いじっててわかりました。。。このキットのレジン、異常に固い!!だから割れるんだー。BBRのものよりももっと硬いような感じ。BBRのよりもしなってくれますが。破片があったのが幸い。
ただ、ここはあっという間に修復できたのに、勢い余ってウィング上面に2つ付いているステー片方まで削れてしまいました(汗)
が、ここはプラスに考えて、この車、リアウィングにはあとに示す通りデカデカと「DEBORA」のロゴデカールが入るのです。なので制作上もこのステーは別パーツにしてデカールを貼り終わった後にくっつけてやったほうがスマートと考えて、まずはこれらのモールドを削り、キットのエッチングパーツのランナーからそれらしくパーツを切り出すことにしました。
ボディはこんな感じ。プリペイントらしく表面がツヤこそあるものの結構ガサガサで、平滑とは程遠い状態・・・
ルーバーの中にも塗料の塊が・・・これは取り除かなくては出来上がった後のイメージに大きく響きそう。
ボディの塗装はこんなですが、仮組みはびっくりするほどスムーズ。これ、仮組みいらないんじゃないの?というのが今の感想。そのくらい・・・まぁ、パチパチとはいかないけれど、地味なキットですけど良くできたキットです。ただ、タイヤはプロバンスのモノの流用(・・・だと思う)なんですが、この時代のプロトにはハイトがありすぎるかなぁというところです。
で、いろいろ考えた挙句、「このプリペイントは下地塗装だ」と割り切ることにして、ボディ表面をヤスり、黒で再塗装。もちろん、プリペイントならではなんですがダクトの中だとか、フェンダーの中だとかにφ0.2〜0.3mmくらいの塗料のツブツブがたくさんついてるので、その辺も含めて丹念に削ります。
(※で、この間の工程、写真撮るの忘れたからタイムワープ状態になっちゃってますが)
デカールまで済ませちゃいました。で、クリアコートも・・・終わったところで気づく。
右フロントフェンダーの後ろの部分が割れてるー!!
いつから割れてたんだ?どうしてこんなところが割れたんだ?全く理由は分からないんだけど、キレイにボディ下に付く水平板だけが割れていた・・・でも、デカールも付かない部分だし・・・
プラ板で無理矢理修正・・・はぁ。
ボディ以外のパーツと言えばリアウィングとインテリアくらい。
リアウィングのステーはかなり細く繊細な作りなのでがっちり固定してやりたかったので、メインウィングの裏に溝を掘り直してがっちりと接着しました。ここ、元々ウィング裏に付いてたボッチは真ん中には付いてないわ、左右の取り付け間隔が狭すぎるわ、全く使えそうになかったので削り飛ばした上で溝を掘り固定しました。
インテリアはこんな感じ。アルミフレームのキットカー的な・・・なんというか簡素なつくりの車なので、アルミっぽい雰囲気にしてやります。この車はシートベルトも一体モールドなのでチマチマと塗り分けておきます。消火器もいいアクセントになると思うのでつやつやに塗りました。
で、揃ったパーツがこいつらデス。
プリペイントって割り切って作れればいいですよ!あっという間にフィニッシュできそうですなw
変に凝らない作り方もいいすよね。プリペイント・キットって結局ミドル/ヘビー・ユーザーは自分で塗り直しちゃうから手間はあんまり変わらないでしょうね。
そういや最近いきなり完成〜ってのをやってないな〜。2台同時とか出来るパワーが無い(^^;
しかしサイドスカートの破片はどこに?クリアー終わってから気付くなんて、よっぽど自然な形状に見えたんでしょうなw
ちなみにこのマシン、どういった素性なんでしょうか?カラーリング見てると独っぽく見える。
最近、すごく模型熱がアツくて、毎日いじりたい気分になるんですよね。充実してるってことなのか、(この季節だけですが)余裕があるって言うのはいいことだなぁと改めて感じました。
プリペイント、ボクはすごく好意的に考えてますけどね。下地加工してあるだけでも時間的、手間を考えてもメリットはありますし、価格がバカ高くならなければ積極的に取り入れていきたいと思っています。ただ、もちろんスタンダードなキットの方がしっかり作りたい時にはいいでしょうけどね。
えぇ、あっという間モデリングです。ジャンクのような価格で手に入れられるならプリペイントはアリだと思っています。もちろん、割り切って作れるなら・・・ですが。
いやいや、2台同時進行じゃありませんよー。ストラトスが終わってからあっという間にここまで来ちゃったという・・・。破片は・・・恐らく研ぎ出し後に洗った時、台所で流れちゃったんでしょう。そうとしか思えないんです。特にぶつけた覚えもないですし、そもそもそういう感じでぶつかる場所じゃないし・・・何なんでしょう。
デボラ、フランスのコーチビルダーみたいです。ロールバーも金属パイプのままのような感じだし、エンジンもフォードのカスタマーエンジン。なにより車幅が狭くて(デフォルメのせい?)、キットカーみたいな車に見えます。でも、ルマンってこういう車も出てるから脇役には最適なのかもしれません・・・脇役にはw