2012年02月20日

yu. to. ri.

昨日、仕事しながらふと思ったことがある。

震災の後、あまり問題視されなくなった・・・のか、問題意識を持った人たちだらけになったからか、あまり話題にならなくなった”ゆとり教育"のこと。

自分たちが通っていた小学校・中学校はこういう教育に対しての"先行開発対象校"だったんです。まぁ、要するに当時から言われてましたがぼくらはある意味モルモットであり、マウスだったわけです。

何を思い出したか・・・
この制度のおかげで身に付いたことってなんだろう?ということでした。

一応あった小学校入試のお受験ではお菓子食べて内容はすっかり忘れたけど、ちょこっとだけ副校長と話しておしまい・・・結局、アレでは全員が合格し、くじ引きで人生のスタートが決まり・・・始業式の日、担任の先生のポケットの中から金魚が出てきたり(←マジ)・・・
当時はさして疑問に思わなかったけど、高校に入ったあたりから「アレはおかしかったんだ」ということに気づいたり。

そう。4年生くらいの時だったかなぁ。
授業ごとの垣根をとった"統合学習"という時間があったんです。これは主として理科と社会の垣根を外したような時間でした。この頃、その時間の中に「遊びというコマ」が出てきて・・・授業の枠の中でチョロQや当時大ブームだったミニ四駆で遊んだり(←超インドア派w)・・・
そもそも、朝、学校にチョロQ をたくさーーーん入れた50×30×30cmくらいのコンテナを持って行ったり、手持ちで持てる限りの荷物でラジコン持って行ったり・・・
まぁ、基本的に何しててもいい時間だったと記憶しています。もちろん、サッカーしてても、一輪車乗ってても、本読んでても良かったわけですが、自分なんかはかなり合理的に考えてたんでしょうね。


そんな授業から(←ってか、先生は何もしない同然なんだから授業とは言えないと思う)、まぁ、最大限評価して、工作能力くらいは身に付いたでしょうね。チョロQはパテで改造するとボディが重くなって、加速は悪いわ、一度走り出すと止まらなくなるわ・・・そんなことがわかったのは収穫・・・なのか?もっとも、これについては家に帰ってから散々やってたんだからそんなワクが無くても身に付いた気がするが。


そ・れ・だ・け。

今にして思えば、あれがゆとり教育につながったんだろうな。最悪な実験台だったよ、我々は。そういう研究をしていたであろう先生たちが今は校長になってたり、定年を迎えてたり・・・という世代。

こんなバカなことさせてくれる環境があったのは恵まれていたのか?不幸だったのか。それは今でもよくわからない。

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さて、ストラトスです。
ボディに比べて遅れていたインテリアなど作りました。

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このキット、当時の箱車キットとしてはエッチングパーツ山盛りの内容です。「見えないだろw!」って感じの場所にもフットレストだったり、ABCペダルだったり、エッチングパーツで用意されています。


P2172213.JPG


シートベルトはタメオのF1用のものを長さやベルト部分の角度を微妙に変えながら使用。普段は焼き鈍しなんてしないで作るんですが、今回はシートのサイズに合わせなきゃいけないので久しぶりにやってみました。意外と自然でしょ?


P2172218.JPG


ホイールたち。本当は中のエッチングの外周部分はブラックアウトさせるべきだったんでしょう。
・・・が、気付いた時には時すでに遅し。もう組み立てちゃってました。

しかし、このタイヤ、仮組みした時から怪しいなぁとは思っていましたが劣化してゴムが割れてきそうなモノがいくつかありました。それにショルダー部分のゴムが大きく欠けたりしたモノもあったので、そこは瞬着パテで埋めて、その上からうっすらエナメルフラットブラックを塗っています。もうね、見た目では全くわからないくらいに修正できています。


P2172220.JPG

ライト。これ、ヘッドライトです。
元々、エッチングの上に黄色いウレタン(?)が塗られているパーツだったんですが・・・。こっちも劣化なのか、はたまた個体差でうまく塗れてないだけなのか、パーツの隅っこまでキレイにウレタンが乗ってなかったりしたので、キットのパーツの上から全体を瞬着を厚ぼったく塗り、あとはひたすら丸ーくヤスっていき、最後にクリアーイエローをさらに厚塗り。これでピカピカなライトに仕上げました。


P2172226.JPG


フォグランプとライトポッド。レンズがクリアーなフォグの方は上に書いたような劣化はしておらず、レンズもそのまま使っています。


P2172235.JPG


これがまたしても最後まで残ってしまったミラーのパーツです。この車は左側にしかミラーが無いので、1個だけ作ればいいんですけど、ステーはまた洋白で置き換え、本体の形状を整え、ミラー部分は(今回こそw)くり抜いて金属板を入れてみたいなと思っています。


P2172252.JPG


ラリーカーならではの装備としてマッドフラップも欠かせませんね。
今思えば、ここも焼きなませばよかったかなぁ。ゴムっぽさが出せず残念。


P2172257.JPG


フューエルリッド。
これもメタルパーツで用意されてたんですが、形状がぐちゃぐちゃで何のパーツだかさっぱり分からない。なのでプラ丸棒の頭を丸くし、エッチングソーで切れ込みを入れて、そこにエッチングパーツのランナーの枠を加工した自作パーツを差し込んでそれらしく仕上げました。


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そんなこんなで、もう佳境です。今はミニカー作るのが楽しくてしょうがない。仕事が忙しい季節には考えられないこの充実感。

次回は完成記事ですな♪
では、今日はもう寝ますかね。

posted by Yoshitaka at 02:22| Comment(8) | TrackBack(0) | ARENA MODELLI 1/43 LANCIA STRATOS GR.4 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ゆとり教育ね。そんな時代もあったね。
うちのちびは土曜日に授業が始まるかもしれないってうわさに敏感に反応してるしね。
そのうち週休2日はなくなるんだってことですよ。

きれいに進んでますな。
我が家で埋もれていると日の目を見ないマシンたちがこうしてきれいにできていることをうれしく思うね。
素晴らしいことです・・・笑
Posted by エル at 2012年02月20日 06:48
ご無沙汰してます。
ふと気がつくとゆとりな人たちが周りにたくさんいますよね。
ある年代を境に何かが違うと感じています。
少なくとも今までのやり方が通用しない人たちです。
もちろんみんながみんなではないのですが、
本気で好きなことが見つけられない人が多いというか、本気打ち込むことを知らないのでしょうかね。
なんせ諦めが早い気がします。
これからの時代はそういう人たちとうまく付き合うことが重要だと感じています。
少しでも多くの人に一生懸命何かをやって見て気付いて欲しいですね。
Posted by 椎名 at 2012年02月20日 09:03
ゆとり教育ね、あれは詰め込み一辺倒じゃいかん、創造性・独創性を伸ばそうってその理念はよかったんだけど、実践するところでやり方を間違えたんだと思いますね。

私はどちらかと言うと、教師の質・教師の考え方を変えないといけないと思っています。学生のカリキュラムの組み方を変えるのではなく、教える側が意識を変える必要がある、と。


あれ?一個前の記事で「壁にぶつかってる」とか言ってなかった?もう完成直前なの?
Posted by ワタナベ at 2012年02月20日 11:47
たとえ「ゆとり教育」を受けてたとしても、親御さんがしっかりしてれば問題無いと思うんですよ。あと「ゆとり教育」で育った若い親を持った子供に理解不能なのが多いのも間違いないと思う。結局のところ愚策だった事実が残っただけで…。

お?細かいパーツの仕上がりも揃ってきたとこで、次回完成ですか?楽しみ(^^)
Posted by 新米パパ at 2012年02月20日 17:51
☆ エルさん

うちの高校は既にゆとり教育世代に踏み入れていたものの、頑なに土曜日も毎週、半日授業をやっていました。当時は嫌々でしたが、今思えばこういう高校で良かったなと思います。単純に週休二日の高校も羨ましかったですけどね。

ウチにも埋もれてる車はたくさーんあるので、自分で買ったものではなくエルさんにいただいたものをなぜ先に作ってるのか、自分でもよくわからなかったりするわけですが(^^; でも、とにかく箱に入ってるままのものを極力減らそうとこれでも一応努力してるので、これからもたとえチビチビであろうとも作れたらなと思います。
Posted by Yoshitaka at 2012年02月20日 21:00
☆ 団長さん(?)

ですよねー?お久しぶりです。
mixiは時々見ていますがお元気でしたか?

そうなんでしょうかね?自分はあまりそこまで世代をまたいだ交流がないせいか、団長さんほどは感じてないのかもしれません。若い人の車離れが言われていますが、車じゃなきゃ何が好きなのか。それが他のスポーツとか、音楽とか、そういうものだったらいいですが、ケータイだったり、ゲームだったり、所詮、人が作ったものをなぞるだけの趣味ってどうなんですかね?自分にとってそんなのは趣味とは言えないんですけど、今の若い子は好きなんでしょうねぇ・・・。

今年もルマン、行けたらいいなぁと思っています。去年、今日中をお見かけしたので無理矢理でしたが写真お願いしちゃいました。
Posted by Yoshitaka at 2012年02月20日 21:08
☆ ワタナベさん

少なくともぼくらの小中学校にいた先生たちで一生懸命・・・いわゆる熱血漢のような先生なんて、今思い浮かぶのはひとりだけです。その先生とは今でも交流がありますけど、そういう風につながろう、つながっていたいと思わせる先生がこれだけ少なかったのは残念です。高校時代にはまた別の恩師のような先生と出会えて自分はラッキーだったのかもしれませんが。

壁・・・完成した姿を見れば気になりだすと止まらなくなると思います。窓パーツがもっとちゃんとフィットしそうに思ったら目立つところが合わなくて・・・それで、一時かなりがっかりしていました・・・。やっぱり窓まで含めて仮組みしないとだめですねぇ。そこは反省・・・
Posted by Yoshitaka at 2012年02月20日 21:14
☆ 新米パパさん

その後、身体の調子はいかがですか(^^; ?
そうですよねぇ・・・ボクももう晩婚なのかもしれないしw、ぼくらよりも若いのにもう小学生の子供がいる夫婦なんてたくさんいますからね。親がゆとり世代だと、子供がたくさん勉強しなくちゃいけなくなった時、果たして対応できてるのかはかなり興味がありますね。円周率を3で習った人たちが子供に教えられるのか・・・とか。

もっともそういう世代の親だって好きでゆとり教育を受けた訳じゃないんだから、ある意味一番の被害者なのかもしれませんがね。

次回は完成報告ができるかと・・・最後にヘマしなければ・・・ですが(^^;
Posted by Yoshitaka at 2012年02月20日 21:22
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