なんとかマシな写真が撮れた気がするのでUPしてみます。
ルマンミニチュアズの1/87キット、ネットでいろいろ検索してみましたが、製作記のようなものをUPされてる方を発見することができませんでした。もっとも、このキットは作られたのがもう15年以上前ですから、今みたいにインターネットが普及する前に作ったという方ならたくさんいらっしゃるんでしょう。
という訳で、自分が1/43のキットと出会ったころにリリースされたこのキットを、今の自分のスキル、フル活用で製作してみました。
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はっきり言って、作り方としては1/43と同じです。クリア掛けの時、あまり厚塗りにならないように工夫した位でしょうか。というのもココは1/87ならではかもしれませんが、スジボリが細く浅いのです。これ、深くすることも可能かもしれないけど、1/43の半分のスケールであることを考えると深くするのはやりすぎかな・・・と思って、スジボリは一切いじってないのです。
だから、サラッと作るように工夫。クリア掛け&研ぎ出しはデカール部分を中心に行いました。
この写真のようなアングルで撮らないとわからないポイントとしてはサイドのエアインレットを開口したことでしょうか。
これ、開けた理由としてはリアリティの追求というよりは、作業のしやすさを考慮してのこと。ここが開いてないと塗装時にこの奥の部分まで塗料が入って行ってくれなさそうな感じがしたので、そういう理由から開けてみました。副産物としては研ぎ出しもしやすかったというところですね。
また、リアのブレーキダクトも別パーツを使っています。これもリアリティがどうこうというより作業性の問題からです。
ヘッドライトはなんだかボクのトレードマークになってしまった感もある(?キットのパーツである)レジンの塊の磨き出しです。それを丁寧にシルバーとブラックで塗装して仕上げてみました。これ、なかなかリアリティが上がります。真っ黄色に変色しているパーツでもどうにかなるものですw
ウィンドウシールドがやっぱりネックなんですね。
というのは、バキュームでできてるパーツをはめ込むまではフィッティングを頑張ればどうにかなります。でも、この時代のプジョー905って窓周りの黒い部分がマット仕上げなのです。だから、デカールにしろ塗装にしろ、窓周りの黒は全部フラットコートしなきゃいけないんですね。
でも、デカール貼ったバキュームパーツをマスキングして塗装して・・・というのは結構ハイリスク。なにせバキュームもまっ黄色に変色して、塩ビももろい部分が割れて来るような状態でしたから。
・・・とは言え、やらないと変なのでかなーり気を付けて作業。
まず、デカールごと、表面だけすべてクリアコート。そして窓の部分(クリアの部分)だけマスキング→フラットコート。
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そんな感じで無事完成。今年初めての完成作品はまさかの1/87でしたw
今度、"1/87だ"ということを強調するような写真を撮ってみたいと思います。
頭が下がりますmm
被写界深度の浅さからかなりの接写なのは分かりますが、たとえば1/43と並べてくれたら、そのサイズが実感できたかも。ともあれ、1/43の半分の全長ってことですよね・・・すごいです。
筋彫りは掘り直さなかったのは正解だと思います。よっぽど細く掘らないと大変なことになりそうですもん。このサイズなら不要なモールドは埋めてしまってもいいくらいですよね。
このスケールでたくさん作って並べるのも面白そうです。でもキットってどれくらい存在するんだろ??
ちっさいマシンなのでしょうが、画像で見る限りこれがそのスケールってことを忘れてしまいそうですぞ。
塗装もきれい。シャープですぞ。
でもこれを作ろうという勇気と根性がなにより凄いですよ。
画像にしてみてそのスケール感がよくわからない、ってのはモデリングとしては成功だと思います。私は 43 でも 20 位に見えるような作り方をしたいといつも思ってます。模型であることがバレるのは避けようがないのでそんなことを考えて作ってます。
実物は画像よりずっといい出来に見えました。スケール的にHOクラスですよね。あの辺のフィギュアとかストラクチャーを配してジオラマ風にするともっと見栄えがすると思います。
GTさんで何やら手提げ袋の奥には見えてたんですけどね。とにかく乙カレーです(拍手
画像で見ても本当に細かい!おいらは43で充分ですw
プジョーと言えばWEC。ルマンも含め突然の撤退になっちゃいましたね…真っ先に参戦表明してたのに残念。プジョーとアウディの戦いにトヨタの参戦でせっかく面白くなりそうだったのに。
レス遅くなってごめんなさい。
指先はそこそこ器用なんですけど、体自体はものすごく不器用で(^^;
例えば体操など、「前に立ってる先生(みたいな人)と同じ動きをしなさい」って言われると左右も手足も何が何だか分からなくなってしまうのです(恥)
何なんでしょうね。だからスポーツは全般苦手なんですw
・・・関係ないですかね(苦笑)
レス遅くなってごめんなさい。
えぇ、できればこの週末中に隣に何か並べた写真を撮れればと思っています。そうしたらどれだけちっちゃいかがわかってもらえるかと(^^;
スジボリ、これでよかったと自分も思っています。やりだしたらendless loopになるのは目に見えてるような気がして。でも、塗装済みキットは結構ボテッと塗ってあるんですよね。それが残念。実はそれも持っているんですが、そんな状態なのでイマイチ組む気になりません。
キット自体はかなりいろいろあるようです。自分が見たことがあるのはバイパーと905(←かなりいろいろバリエーションがあったようです)だけですが、フェラーリ333SPなどもあったようですよ。
レス遅くなってごめんなさい。
画像を見て1/87だってバレなかったらそれだけで嬉しいです。塗装はちょこちょこ失敗してるところはあるんですが、できるだけ目立つところにそのしわ寄せが来ないように工夫したつもりです。
このキット、1/43みたいに箱に入ってるんじゃなくてブリスターパックなんですよ。だから、それを開けてしまうのには勇気が要りましたねw
レス遅くなってごめんなさい。
実物を見てもらった方にそう言ってもらえたらとても嬉しいです!
今、考えてるのはどういう飾り方をするかって言うことです。1/43用のケースに入れておいてもなんだか殺風景だし、でもジオラマっぽくするのは構図など含めて大変そう・・・どうしましょう。
スケール感、このキットの出来、素性がすばらしいです。1/43でもいろいろ歪んでたりするキットはいくらもあるのに1/87のこのキットたち、そういう部分は皆無ですから。
いやー、GT店内にいた時点でアキバまで一緒に行かないことを知っていたらお見せしていたんですが(^^;
このモデル、スケールがスケールなのであんまり日の目を見ることがなさそうなのでどこかでお見せできる機会があるかどうかわからないのがアレですが、是非見ていただきたい作品の一つになりました。
WEC、始まる前からこういう形で水が注されるのが残念です。でも、それほど深刻なユーロ問題ということなんだと思います。908も基本的な設計が古くなっていたのもあるんでしょうか。デビューは2007年ですから...アウディはそこから3度フルモデルチェンジしてるわけですからね・・・。