2011年07月10日

2011 LE MANS 24HOURS(5)

こんばんは。

梅雨が明け、かなり暑くなってきましたね…。ウチも今まではかなり我慢していましたがエアコンを付けるようになりました。そして、流行りの(?)扇風機も購入。ルマンから帰ってきてすぐ、買いに行ってびっくり。扇風機の在庫って全然ないんですね!ヨドバシに行ったら店員さんが売り場に持ってくるとすぐにお客さんが持って行く…というのの繰り返し。エアコン使用量を最小限にすべく、2台買ってきました。なかなか理想的に使えていると自画自賛ですw

そして…仕事もいよいよ節電の影響が出はじめたり、ほおずき市も夜9時までしか開催されない(※今日行ってきたんですが7時位でもかなり暗くてほおずきの色など確認できないくらいで…)など、これからはもっと日常にもいろいろ支障が出てくるんじゃないですかね。だってまだ7月上旬。9月半ばまで持つんだろうか、この国。総理大臣も大半の大臣も、そもそも政治家たちは自分の私利私欲を抑えられない人ばかり。某電力会社も(以下…自粛)先行き、かなり心配です。


さて、今日はナイトセッション…まで行かなくとも、暗くなり始めてからの写真をいくつか載せたいと思います。


2011LM24H009.jpg

#1 AUDI SPORT TEAM JOEST AUDI R18 TDI T.BERNHARD - R.DUMAS - M.ROCKENFELLER

去年のウィニングチーム、アウディ1号車。
夜の大クラッシュは本当にびっくりしました。あそこ、ちょうどカメラの死角になってしまうようなところで、現場にいても何があったのかわからなかったんです。スクリーンに写されたときにも真っ暗な画面(←事故が起こった個所のライブ映像)にしか見えなかったし、東日本大震災じゃないけど何が起きてるのかわからない時って本当に怖かったです。

しかし、ラップダウンのGTと、LMP1の速度差、これはちょっと危険だよなぁ。昔から速度差はあったと思うけど、ルマンのコースの公道部分って、想像以上に狭いからとっさにハンドル切るとああなっちゃうんでしょう。

でも、このレースの直前にDTMで初優勝したロッケンフェラーが無事でなにより。本当にほっとした。そういうところが現場でいろんな人たちとふれあいながら楽しむのとTVで見てるだけとの最大の違いのような気がする。



2011LM24H008.jpg
#2 AUDI SPORT TEAM JOEST AUDI R18 TDI M.FESSLER - B.TRELUYER - A.LOTTRER

まさかの(?)ウィナーとなった日本チームw
ブノワとロッテラー、レースライセンスは日本で取ってるから書類は日本の国旗が出てくるんだよね。これは偶然なのかも知れないけど、どうしても地震と絡めて考えてしまう。なにか特別な力が…とか。

ドライバーズパレードでも日の丸を背負って走ってくれたこのチーム。

レースの内容的にはもちろん、タイミング的にも恵みの優勝だったように思う。



2011LM24H010.jpg
#3 AUDI SPORT NORTH AMERICA AUDI R18 TDI T.KRISTENSEN - R.CAPELLO - A.McNISH

ここは…自分が木曜日にいた場所で空を飛び大破してリタイヤ…。違う日にその"現場"にいただけにゾッとした。

こっちも周回遅れの#58Luxury Racingのベルトワーズ(※60-70年代、マトラやBRMなどのチームからF1に出てたJ.P.ベルトワーズの息子です)と絡んでしまいました。これは…前の#1が#58をパスして行ったところ、「ごっつぁんです」的な感じにインに入ったところ、#58にはこの車の姿は見えていなかったんでしょうね…。

無事でよかった…本当に。

そういえば2002年、F1鈴鹿に行った時も自分はシケインにいて、この人、130Rでガードレール突き破って空飛んだんだよな…(^^;

真っ暗になってすぐに本命、アウディが2台もいなくなっちゃうなんてね。


・・・次は比較的、早めに更新できると思います。
posted by Yoshitaka at 03:00| Comment(8) | TrackBack(0) | 2011 LE MANS 24HOURS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いいね、モータースポーツは。
いつも思ってるんですが、やはりドライバーをきちんと知って、チームも理解して、背景をいろいろと理解していると非常に面白いでしょうね。
モトに入る様になって、そんな事が分かる様になりましたよ。
Posted by エル at 2011年07月10日 07:08
まずは、純粋に優勝おめでとう!!です。
アウディは年々悪い顔になっていく気がするのは自分だけでしょうか(笑)
デザインも後ろが異常に長い気がして・・・個人的には好きになれないです。シャークフィン自体の効果も分からないですし。
ダンロップブリッジ出口のクラッシュは心臓に悪かったです。よくオフィシャルや観客にケガ人が出なかったなと思うぐらいでしたね。
ライセンスの日の丸は本当に嬉しかったですし地震の復興を祈る気持ちが通じたのかと感じるぐらいでした。恥ずかしながら、いまいちライセンスの意味が分かりませんが。
これで日本レースのレベルの高さが認識され外国人ドライバーが、もっと日本で走り、日本人ドライバーも昔みたいに手土産(金・スポンサー)も無く海外で走ってほしいです。
Posted by けん坊 at 2011年07月10日 09:14
ブノワとロッテラーの「日本のライセンスで走れるのが嬉しい。」とのコメントには感動しました。もちろん今回は震災のことがあったからだけど、日本で走った経験のあるドライバーって、本当にそのことを大事にしてくれてますよね。
ただ、実力も当然あるドライバーなので、勝つべくして勝ったとも思います。
来月あたりスカパーでダイジェストぐらい放送してくれないかな〜(願
Posted by 新米パパ at 2011年07月11日 15:13
☆ エルさん

そうですねー。
自分もインディでそういう関係を築くことを知って、それをWTCCやらルマンに応用している訳ですが、チームやそのドライバーのその時の事情を知ってると面白いです。言葉が通じなくても通じるものってあるんですよね。嬉しいです、そういうコミュニケーション。
Posted by Yoshitaka at 2011年07月12日 01:40
☆ けん坊さん

アウディR18、ボクは好きです。ただ、シャークフィンは好きじゃないんです。とは言うものの、R18ってシャークフィンありきで開発されたものだと思うので、この車にとってはチャームポイントでもあるとも思うんです。愛嬌あってかっこいいじゃないですか、これ(笑)

ダンロップのクラッシュも、ロッキーのクラッシュも心臓に悪かったです。暗いし余計に怖さが増強されてましたが、乗ってるドライバーはもっと怖かったでしょうね…。空飛んじゃうと何もコントロール聞かないですから…。

日本のレースのレベルの高さは高いと思うんですよ。「レーシング」というだけならば。それ以外のところに問題がたくさん…だから自分は観に行かないわけですが。

次回以降また載せますが、今回ほどみんなが日本に優しくしてくれてるタイミングって言うのもないのかもしれませんが、本当に優しく感じました。特にアウディのドライバーたちが群を抜いてやさしくしてくれました。みんなSAVE JAPANのリストバンドをしてくれていて…本当に嬉しかったです。
Posted by Yoshitaka at 2011年07月12日 02:00
☆ 新米パパさん

ですよねー。今年のルマンは放送して欲しいです。こんなに日本関係の企業も出ている訳だし、できれば2時間か3時間くらいの比較的長いダイジェストを作ってくれたら…というところです。

ちょっと話変わっちゃいますけど日本に住んでた、もしくは日本でレースしてたドライバーってたいてい日本が嫌いなんて言いませんよね。それがすごいなぁと思います。
Posted by Yoshitaka at 2011年07月12日 02:06
箱車と絡んだら死んじまうっすよ!来年こそはドイツにNur24観にいくぜ!
Posted by はね at 2011年07月13日 21:24
☆ はね

いやー、多分今のプロトって昔以上に後方視界はもちろん、前の視界も限られてると思うし、GTはGTで一生懸命走ってるドライバーが多いから(あたりまえだけど)後ろが想像以上のペースで追い付いてくると追いつかれてることに気づかないんだよね。

ニュル、あれはあれでなかなか楽しそう。レーシングカーと言うより市販車の延長線が好きな人にはルマンより面白いのかも。でも、自分も行ってみたい。新婚旅行第2弾に是非☆
Posted by Yoshitaka at 2011年07月13日 23:47
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