・・・やっとここまで来ました。
先日、「デカールがボロボロでタッチアップしまくり…みたいな写真」
・・・を載っけたんですが、研ぎ出しが終了した時点まででこんなにきれいになっています。
なんか自分でもこんなにうまくタッチアップできたのは初めて。
ここまでかなり丹念に仕上げてきたにもかかわらず、デカールを貼った後はデカール自体の劣化による汚さにかなりショボーンとしていたんですが、タッチアップした後丹念に表面処理してクリアコートしてみたらこのくらいまで修正できた。そうしたらそこから一気にモチベーションがUP!
製作意欲が戻ってきた結果、毎日、チョコっとずつでもいじるようになりました。その結果、製作自体は進む、進む!今までが嘘のようなスピードで(笑) こういうのが所謂「流れ」なんでしょうね。模型製作に関しては今、いい流れにあると思います。
と言う訳でボディは一段落したので内装関係のパーツをササッとこしらえました。
ステアリングはキットにはNASCARかよ!?という不思議なサイズのものが付属してるので、BBRのジャンクパーツに変更。
この時代のCカーに欠かせない消火器はキットでは再現されてない(※代わりにドライバーズシートの脇に助手席がモールドされてる)ので、テキトーに自作。今回はタミヤのプラモのランナーを5mmほど切り取りそれを丸め、レバーを真鍮線で作ってそれらしく仕上げてみました。
言われなきゃ自作パーツだってバレないでしょ?
ダッシュボードは形を作ったところまでは以前報告したとおり。
塗装は厳密な色味がわからなかったけど、マットブラックと言うよりはちょっとグレーが入っていそうに見えたからセミグロスブラックにホワイトを適当に調合して吹いてみました。結局、「カーボンブラックマットみたいな色」になっちゃったわけですが、アレとは多少色味が違います。
これはそのシートの左側、消火器との境になる衝立。これも正確な形がわからないからそれらしくプラ板から切り出して、穴開けて製作。
ちなみにSparkのミニカーにはこのパーツが付いてるものの、穴は開いてません。いろいろ資料を集めてみたものの、Sparkのもそれなりに適当なところがあって(やっぱり限界はあるんでしょう)、考証100%と言うわけでもなさそうだから、ここは自分なりのアレンジを加えてみました。
…どーせあんまり見えないしねw
で、これらの自作パーツを入れる核になるコクピット。助手席を削った分、ここにも適当にそれらしくフレームらしきものを追加工作し塗装してみました。
シートベルトはモールド通りにきれいに塗って終了。補機類はマットブラックに塗って色調を多少変えた…けど、どうせあんまり見えないね(^^;
というわけで仕上がったコクピット。
なんか自分にしちゃ珍しいほど自作パーツやアレンジポイントが多いけど、それらしくまとまってくれたから満足。でも、劣化からか窓用のバキュームの透明度がかなり悪いこともあってやっぱり全然見えない。
まぁ、ここはしょうがないね。自己満足です、はい。
コクピットはこれで終了。
テールライトのレンズ。東急ハンズで売ってた透明アクリル棒(本当はLED工作用のパーツらしい)を使って作ってみたもの。
一応、テールライトの部分をクリアーレッド、ウィンカー部分をクリアーオレンジで塗ってみたけど、これをそのまま赤いボディに貼ってしまうとあまりに透明感が感じられなくなってしまうので久々登場のメタルックを裏面に貼って、それからボディに接着しようと思っています。そうするとボディの赤を遮断してくれる上、行きすぎない程度のキラキラ感が得られるからいいかなぁと思ってます。
これ、なんだかわかります?
リアのジャッキなんです…。元々はボディにモールドされてたけど、できるだけボディとは一体感を出したくないパーツだから、そのモールドは削り取って穴を開け、そこに差し込むようにしてみました。
コイツ自体は真鍮パイプの中に、より細い真鍮パイプを通しただけ。ただ、2本のφがあまり違いすぎても、また近すぎてもリアルじゃないのでいろんなパターンを組み合わせてみて適当な太さを決めてみました。
自分でも結構どうしようか悩んでたボディサイドのエアインテーク内にちらっと顔を出すラジエター。塗装するにも「…」な部分だし〜と思ってる時に・・・
ROMU東京店で見つけましたよ、ラジエターパーツ。
と言う訳でここまで来て仮組み。適当な長さに切断して入れてみたらなかなかいい感じ。
ココも奥をブラックアウトしたかったけど、あんまりいい方法を思いつかなかったのでこの写真にちらっと見えるようにマットブラックのカラーデカールを貼って、隙間になりそうな部分だけエナメル塗料でタッチアップしてます。
ボディ後ろのラジエターからのアウトレットも同様に処理。細切りにしたマットブラックのデカールを中に押し込んで貼ってみました。
これ、写真でここまで拡大してるからちょっと変に見えるけど、1/43のサイズだったらこの程度で十分。少なくとも何もしないよりはずっと立体感が出てgood。
さぁ、もう最終組み立て。この週末で完成させられるかな?もう急ぐ必要はない(あれ?)けれど、出来あがったらポルシェ祭り幹事の新米パパさんにUPしてもらわなくちゃいけないので。
幹事様、もうすぐ仕上がりそうですのでお待ちください(笑)
ほんと以前UPしてたデカールの状態が思い出せないくらい良い状態になりましたね。
はまってどんどん進む状態、分かりますね〜。ZONEって言うみたいですけど。意図的にこの状態を作り出せたらいいですよね。
死にかけたところから戻ってきたみたいなゾンビっぽいかなと思いまして(笑)
でも、こんなにタッチアップがうまく行ったのは自分も初めてだったので素直に嬉しいですね。クリアコートする前にデカールの欠けたところに流し込むように塗料を入れ、そのまま軽く研いだんですよね。一か八か的なところもあったんですが、ギャンブル成功でした♪
いやぁ、いい意味でハマりましたね!こんなにいい状態2年半ぶりくらいです。こいつも最初からこのペースで作ってたら半年なんて全然かからず作り切れたんじゃないかと思います。でも、流れを変えるのも結局のところ自分かもしれないですね。「やりたくない作業を先にやっておく」とか、意外と効果があるのかもしれません。
私もそういえばポル祭のアイテム、完成していながらまだ完成画像UPしてませんでした…
Yoshitakaさんに合わせて、新米パパさんにお手数かけていただくようにしなくちゃいけませんねw
最後の鬼門は窓貼りですか?頑張って下さい。
ラジエターの別売りパーツ、こりゃ便利ですね。今度見掛けたらストックしとこうかと思います。
おひつじ@takさんご両人の完成画像お待ちしております。ちゃんと掲載しますのでご心配無く(^-^)
なんだか塗装し始めたらあっという間でした。そこまでの仮組みやらボディの穴開け加工やら、ボディ側面が反ってる問題(というか曲がってた件)が堪えましたね。あれで大幅タイムロスした感じでした。でもここまでなんとかこれてよかったです。
窓貼りは本当に鬼門でした。ちょっと楽観視しすぎてたかもしれません。デカールまで貼っちゃったのとは別に、なにしろ窓が合わない合わない。もう大変でした。キーッってなりながらなんとか貼りましたけど、あんまりうまく行ってないですねぇ…。ただ、窓だけでなく全体としてみたらソコソコの出来にも思えるんですけど。自分の作品はなかなか客観視できませんね。
リカバリーというか、いつもこういうタッチアップってなんだかんだ理由を付けてクリアかけた後にやってた気がするんですよね。その方がクリアの層があるから多少やり直しも利くかなと思ってやってたんですが。でも、今回はデカール自体にタッチアップしてるんです。当たり前なのかもしれないですけど、その方がきれいに仕上がりますね。このBLOGの写真くらいまで拡大しちゃうとデカールがかなり荒れ荒れになってるのがわかっちゃう部分もありますけど、実際のスケールは1/43・・・10cmちょっとの模型ですから、そんなこと全然気になりません。
近日中に画像お送りします。
モデリングでの反省を生かせるといいんですけど(^^; 自分なりにリベンジです。