東京の気温なんて岩手にいたときほど絶対に寒くないはずなのに、こっちの方が建物の作りや着てるものが薄着になる傾向があるせいで体感する寒さってあんまり変わらないように思ってしまうんです。でも、スノボしに行った時の盛岡の強烈な寒さ(※おそらくスキー場はもっと気温が低いはず)は忘れられませんな…
さて、今年のWTCCやらルマンの情報が徐々に出始めています。
WTCCではセアトがワークスとして撤退した結果プライベーターにレオンTDI(ターボディーゼルの車)が割り当てられるようで、トム・コロネルがまず第一号として発表されました。シボレーもクルーズの前に使ってたラセッティをプライベーターが出走させるそうなんですが、このカラー、オペルのワークスカラーそっくりなんですよね!ちょっと笑えました。
ルマンもとりあえずエントリーリストが発表になりました。
アストンワークスのローラアストンは#007と#009の2台みたいだけど、今年の#008はSignature Plusでエントリーされてるんですねぇ。去年も#007だけは「アストンマーチンレーシング・イースタンヨーロッパ」と1台だけエントリー名が違ったんですけど、今年もそういう感じになるのかしら?でもここまでチーム名が違うとカラーリングすら全く違うのかもね。それはそれで楽しみ。
一つ心配なのはペスカロロ。
なんだか年々、チームの規模が縮小しているように感じる。年末には施設をOAKレーシングに売ってしまったなんて言う報道もあったけど、資金繰りが苦しいのは確かなんでしょう。ワークスに唯一立ち向かってたチームがこんな状態になってしまって残念。去年のピットワークミス(※自分のチームで走らせてたプジョー908をピットロードでワークスの908にぶつけてプジョーワークス#7のレースを台無しにしてしまった)の影響もあるのかな。
LMGT1は去年の流れでそのまま廃れてしまうのかと思ったら、台数が増えてるっていう(笑)
行きたいなぁ・・・今年も。
無理だなー・・・今年は。
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で、こっちはデカール貼りです。
もうね、このデカール、見た目でボロボロ。まぁ21年前のキットなんだからそりゃそうか。
だから・・・リキッドデカールフィルムをたっぷり塗りこんで、台紙から切り抜いてみたところです。
リキッドデカールフィルムはご存じの通り、デカールの上にもう1枚膜を作ってやるようなものなので、いざ貼る時には台紙ごと出来るだけロゴのギリギリの所まで切り出したやる必要があるのです。
ただ・・・厚塗りし過ぎたのかなぁ?
貼ってみたらみんなこんな感じでクルクル丸まってしまうのです。これはやっぱりリキッドデカールフィルム厚塗りの合併症みたいなものでしょう。バラバラになるよりマシ。そんなノリです。
それを引き延ばしながら貼るから超大変。しかも当たり前なんですけどフィルムの分、デカールが厚くなっててスジボリなんかには馴染みにくくなってるわけです。元のデカールの状態は最悪だったからフィルム塗ってやらなければ絶対にボロボロ、バラバラになってしまうのは目に見えたこと。
だから多少・・・いや、かなり貼りにくくてもこうするしかなかったのです。
で、貼り終えたところの写真。ここまで丸2日。これだけのデカールなのに2日間掛ってしまうということで大変さをわかってもらえたら…と思います。
・・・なのにぃ〜
デカール自体が劣化しているだけでなく、糊も弱いから今回は初めてまともに(※お試し程度ではなくと言う意味)マークセッターを使ってみました。
それでもこれだけ浮いてしまう。しょうがないから蒸しタオルを作って上から押しあてたり、考えられることは何でもやってみました…
そうしたらこの(↑)写真、拡大してもらうとわかるんですが文字の白い部分に亀裂が無数に入ってきて…もう泣きたい気分に。
「これ、クリアコートに耐えれるんだろうか?」と考えながらも、やらなきゃコトは進まないのでチマチマとタッチアップ。今回、白い部分のタッチアップにはフィニッシャーズのホワイトプラサフを使ってみました。最初は「これは無しだろ?」って自分でも思っていたんですけど、この隠ぺい力の強さと乾燥の早さって魅力的で。クリアコートの前までにデカール表面を軽く#2000耐水ペーパーでヤスってます。そうした方がタッチアップ跡が目立たないので。
ココまで車でかなりストレスフルだったので、ちょっとサラッと楽に作れるものに手を出してみたく思ってきています。
・・・ってこの車を先に完成させろって話ですけどね(笑)
次はクリアコート&研ぎ出し編です。
ちなみに私はリキッドデカールフィルムは使ったことないんです。未だ入手してなくて…。
硬くなったデカールは、水皿に軟化剤を数滴垂らしておくと比較的柔らかくなるような、というのは未検証ながら私のノウハウですw
多少割れる程度なら繋ぎ合わせて貼れば何とかなりますけど、本格的にバラバラになったら困りますけどねー、でもリキッドデカールもメリット・デメリット両方聞きますんで、悩ましいですね…。
シルバリングもかなり目立つようですが、大丈夫ですか??
適度に気温が低くて雪質が良くてお気に入りだったのはアルツ磐梯の一番奥にある猫魔ボールってエリア!地元だからって訳でなくいつも行ってました。
お〜ロゴも貼られて格好いい〜と思いきや、スタタってほんと大変なんですね…リキッドデカール使ってコレじゃあ、もし自分みたいにまだ知識も無くいきなり水に漬けたら…間違いなく粉々になったデカールを前に呆然としてるでしょう(^-^;
う〜ん、見た感じクリアコートは結構勝負になりそうですね。無事耐えられるのを願います。
私のblogのコメントにも書きましたが、私リキッドデカールが必要なキットを作ったことがないので、スゴイなーと思います。
いまさらながらロゴのヒビですが、スジ彫りに無理に落とし込まずに、スジ彫りに沿ってデザインナイフでカットしてからゆっくり落としこんでやると、ひび割れせずに済むかもしれません。そのときは当然のようにスジ彫りの底はボディーカラーになってしまいますが、実車もそんなモンかと思います。
リキッドデカールフィルムを使ったことがないというのはある意味幸せなことのように思えます…自分なんて最近、これを使わないと組めないようなのばっかりですから…。
ボクも硬そうなデカールの時にはあえて熱湯に漬けちゃうとか、お湯につけた後そこに軟化剤を垂らしてから貼るとかいろいろ試してますけど答えは出ませんね。多分このキットのデカールの場合はフィルムを使わないとバラバラになるパターンだともいます。リキッドデカールフィルムの結果的なメリットとしては耐クリア性能は良くなると思います。1層増えてるので当たり前かもしれませんけど、でも割とちゃんと溶けてきれいにくっついてくれるのがコイツの不思議なところです。
シルバリング、これも一種のデカールの劣化なんでしょうね。糊の成分がだいぶ弱くなっちゃってる感じでした。でも、シンナー成分たっぷりの薄めのクリアを吹いたら落ち着いてくれたから良かったです。
-27℃って体感したことないから良くわからない寒さですね(^^; スキーやらスノボって顔面マスクを付けないと顔…特に鼻が寒さで痛いですね。ボクも鼻だけ軽い凍傷のようになってしまって皮が剥けてしまいました。地元にいいスキー場があるのって幸せなことですね。ボクも東京に戻って来てから失ったものの大きさに気づきました(やや大袈裟ですが)
フィルムのおかげで組めていますが、このデカールはリキッドデカールフィルムが無かったら無理だったでしょう、きっと。海外メーカーのデカールって耐クリアでは割と強いんですよね。国内メーカーのデカールとはそこが最大の違いなように感じます。最近の国内キットはデカールも進化していそうですけど。
…スターターもプロバンスも当時作るならこんな大きな問題にならなかったんでしょうけどやっぱり経年劣化でしょう。もう21年もたってればそりゃデカールだって傷みますよね。
そんなすごくないですよぉ〜(^^;
ただ、好きで昔のキットを作るためには欠かせないものかなぁなんて思っています。
デカールの状態が自分でも良くわからなかったので、実はこのキットでも実験してみたんですよ。写真を乗せたボディサイド左側はそのままスジボリに圧着させようとしてみて、対して右側はデモドリさんがおっしゃる通りカットして落としこんでタッチアップとしてみたんですけど…結果的には見た目の差は両側で大差なし(苦笑)
でも、タッチアップがすごくうまく行ってくれたおかげでこの最後の写真ほどクリアコート後の状態は悪くありません。自分でも信じられないんですけどホワイトプラサフの色とデカールのホワイトが色的にバッチリだったのが良かったんですかね!
でも、リキットのお陰で何とかなってそうで。
こりゃ必死にタッチアップですかね・・・笑
モチベーションも下がる訳ですね。
リカバリ、期待しておりまする・・・圧
えぇ、リキッドデカールフィルム使わなかったら…と思うとゾッとするデカールでした。でも改めてフィルムのメリットとデメリットを実感した気がします。
デカール後はタッチアップの嵐でした。当たり前なんですけどタッチアップってクリアコート前にやるとかなりきれいに仕上がるんですね。クリア層の下に隠れてくれるから結構きれいにごまかせます。
モチベーションを維持するのが相当難儀なキット「でした」…じゃない、「です」w
でも、少なくともボディに関しては結構リカバリー出来ちゃった気がします。いい流れのままいけるといいんですけど。