2009年08月19日

FINISH!!!!!TAMEO 1/43 LIGIER RENAULT JS37 TEST DRIVE by Alain PROST

先日、元ドリフターズの付き人(見習い)を16年やっていた、すわ親治さんたちがやっているお笑い音楽ライブを新宿に観に行ってきました。

今回、ちょっとしたツテがあって他の出演者の方にあらかじめボクが行く旨をメールしておいたんですね。そのメールにはそこまで書く必要が無いのに、自分がドリフのお笑いがどれだけ好きかをものすごく熱心に書いてしまったんです。頼まれてもいないのに(笑)  自分にとってはすわさんまで入れてドリフターズのようなもの。だから、すわさんに会えるかもっていうお話をもらって以来、ワクワクが止まらなかったんです。

それで、当日。いざ会場前に行ってみると目の前にいるじゃないの、すわさんが!
それからしばし、立ち話。
・・・信じられなかった。自分があれほど好きなコントに出ていた人とこうして今、話ができるなんて。

この感覚ってなかなか分かってもらえないかもなぁ。

ライブの内容は社会風刺の替え歌が中心でシュールなお笑いだったんですが、これにもハマりそう。
早くもまた行きたい衝動に駆られています。

※ちなみにすわさんがドリフ時代に出ていたコントってこういうのです。
  

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さて、リジェ・・・。
製作開始から早9ヶ月近く・・・やっと完成しました。

IMG_0149.JPG

TAMEO 1/43 LIGIER RENEULT JS37

このキットを作った方はおそらくいると思うんですけど、まともに完成させてる方ってどれくらいいるんでしょうか。
以前書いたんですが、フロントウィングに大きな欠陥を抱えたこのキット。そのまま組むとフラップとメインウィングの間が3mm近く開いてしまうという…。

もしかしたら「そんなの大問題じゃないよー!所詮ガレージキットなんだから」っていう意見もあることは承知で書きますけど、当たり前ですがキットの出来がとても今のタメオスタンダードではないんですね。だからなのか、ネットで検索してもこの車を作ったことに関する記事って見つかりませんでした。

だから、自分の手で着々と完成して行くさまを見ているのが楽しい半面、仮組みこそしているものの組み立てにおいても何があるかわからなかったので、ちょっと不安を抱えたままでの製作でした。

IMG_0152.JPG
フロントウィング以外にも自分が手を入れたのはこのサイドポンツーンのNACAダクト。ここも開口してみたんですが、これは効果大!
…だけど、自分がケースにしまって保存するときに左側面を見えるように飾るのでこの向きに展示しちゃうと見えないっていう(^^;

IMG_0141.JPG
今回、「普通にリジェを作ってもつまんない」と思ったので、1992年開幕前のアランプロストがテストした時の仕様にしてみました。
…って、一部のデカールを貼らないのとプロストのフィギュアを乗っけてみたくらいの違いなんですけど。

やっぱり資料が見つからなくて、多くの部分が空想モデリングだったりします。それに加えて上記のフロントウィングの件でフロントウィングの形状がプロストがテストした時の実車と異なっていたり、ちょっと自分の力量不足で断念したウィンドーシールドの製作など…いくつかの部分で本来の姿と違うんです。
…でも・・・書かなきゃそんなことわからないですよね?

・・・わからないですよね(笑)???

IMG_0154.JPG
今回もフィギュアはちょっと力を入れて製作。今回も「目」まで入れています。これは好き好きあると思うんですけど、もはやこれは自分の趣味ですね(^^;

ヘルメットデカールは同じくTAMEOのウィリアムズFW15Cのものを切り刻みながら使用。これがまた結構大変で。93年のプロストのヘルメットって結構ロゴがたくさん入ってるんですが、それをそのまま使っちゃうとテストカーらしい雰囲気が台無しになっちゃう。だから、全部ロゴは排除した上でタッチアップ。これは自分でもある程度満足する出来になったかな。

ヘルメット自体も95年あたりのタメオキットに入ってたものをAraiのヘルメットらしい格好に修正して使用しています。おかげでバイザーも形状修正が必要に。細かい上にクリアパーツなので加工は結構大変でした。


今日はもう暗くなってから写真を撮ったのあまりいい写真ではないんですが、とりあえず…ということで。
前回のメルセデスCLRとともに明るい時に写真を撮りなおせたらなぁと思っています。

なにはともあれ、今年初めて完成の記事を書けて嬉しいのなんのって(笑)
もっとサクッと作るはずだったのに大苦戦しちゃいました。次回はもっと素組みで行けるのをちょこちょこっと作れたら…と思っています。
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(14) | TrackBack(0) | TAMEO 1/43 Ligier Renault JS37 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リジェ完成乙!完成品は初めて見たかも。ブルーも白帯入れると丁度良いコントラスト差&色合いに落ち着きましたな。
この頃のタメオって開眼前というか、良くも悪くもガレージキットらしさがありましたね。その分手間は掛かるけど、資料と比べっこしながらアレコレ弄り倒す楽しみもあったみたいな。

そういや最近名前を聞かない金持ち我が儘爺ことギ・リジェってどうしてんですかね?生きてりゃもう80歳くらいか?
そういやエリック・コマスも最近見ませんね。超GTでブイブイ言わせていたはずですが、最近は全く見掛けなくなった。

 
Posted by @河童 at 2009年08月20日 00:19
無事にフィニッシュ、お疲れ様です!私んとこのも一年越しでようやく完成しましたよ。
リジェ、この頃のマシンは実車もキットもシンプルでいいですよね。ある意味、シンプルなスタイルには美しさを感じます。

フィギュアも乗せたんですね。目玉まで見えて何だか迫力ありますw

考証に関しては、ほとんど自己満足ですからね…多少の食い違いなど、ほかの人がアレコレ言うことはほとんどないですし、自分で妥協出来るならそれは許容範囲ということで、良いんじゃないでしょうか?
所詮模型、100%リアルなんてのは不可能なわけですし。
Posted by おひつじ@tak at 2009年08月20日 02:23
難物の完成おめでとうございます!

やっぱりジタンカラーはかっこいいですね!
苦労して仕上げた作品は愛着もひとしおですよね。

ボクは今馬鹿デカ戦車に浮気してますが、次はリジェ作りたくなりました。
Posted by 雑食モデラ at 2009年08月20日 06:15
完成お疲れ様です!
プロスト仕様のヘルメットを見て「なんで?」と思ってたら、なるほどテストバージョンでしたか(^-^;
それは資料が少なくて当然ですな、ドライバー製作が苦手なもんでいつも乗せないのですが、テスト仕様にはいいポイントになりますね〜。
この頃のリジェってリヤウィングの翼端板だけ濃いブルーなんですか?知らなかった(汗
Posted by 新米パパ at 2009年08月20日 09:45
☆ @河童さん

あれ?ちょくちょく手直ししながら更新している間にコメント書いていただいたようで…ありがとうございます。昨日、入れ違いでお返事しそこないました。

JS37、多分まともに完成させた人ってそうそういない気がします。マシンもマシンだし、特にこの仕様で作る人は少ないだろうなぁと思いますけど…。もっとも自分の身内に某ショップにオーダーしてこの仕様のミニカーを作ってもらったという人がいたりします(^^; ショップの契約プロモデラーに腕は敵わないでしょうけど、やっぱり自分で工夫して"作ったよろこび"みたいなものが得られたから満足です。

ギ・リジェ、確かに最近聞きませんけど、元チームオーナーで未だに話題性のある人っていうのも少ないような気がします。それ以上にもう亡くなってるというパターンが多いですね〜。今思い浮かんだ90年代のチームオーナー、何人かも既に他界していますし…。

実はこのテストカー、プロストがコマスのヘルメットをかぶってドライブしていた時もあるんです。当時は極秘テストでしたから…。でも、それを再現しましたとか言ってコマスのヘルメットをかぶったフィギュアを作って乗っけてもコマスのマシンを作ったみたいになっちゃってあんまり意味なさそうなのでやめました(--;
Posted by Yoshitaka at 2009年08月21日 00:06
☆ おひつじ@takさん

ありがとうございま〜す!
マシンのライン自体はシンプルなんですけど、キットの精度が今ほど高くないのでい実はリアウィングも大苦戦して組み立ててるし、タメオの割に時間と手間がかかったキットでした。

前にも書きましたけど、ボクってアクセントとしてフィギュアを作るのが好きなのかもしれません。しばらく前にも95年仕様のアレジとフレンツェンを作りましたが、あの時は基本的にキットについてるデカールをそのまま使っただけの作品だったんですが、今回は久々に通販なんぞを利用してFW15Cのデカールをヘルメットのためだけに入手してカスタムして作ってみたんです。もちろんヘルメットの形状自体をいじってるのでなかなかうまくフィットさせれませんでしたけど、雰囲気は出たんじゃないかなぁと思っています。

今回は半分空想モデリングでした。いかんせん資料が少ないので。プロストがコマスのヘルメットをかぶってドライブしてるシーンの写真ならある程度見つけたんですけど、プロスト自身のヘルメットをかぶってドライブしてる時の資料はホントに無くてたった1枚の写真だけしか見つかりませんでした。それだけを見て作ってるのでよくわかんないんですよね。

例えばリアウィングの翼端板のベースの色も黒っぽくも見えるし、ボディカラーのブルーっぽくも見えるし…。でも、キットに付属していたデカールはボディカラーよりもずっと濃いブルーだったりして。ここはよくわからないのでキットのデカールを使ってみたり、いろんなところでそれなりにごまかしながら作りました、今回は。
Posted by Yoshitaka at 2009年08月21日 00:19
☆ 雑食モデラさん

お久しぶりです〜&ありがとうございます。

やっぱり自分なりに工夫して、資料を集めて、どこをどう作ろうか悩んで、その上で完成させた作品ってかわいいんですよね(笑) 愛着も湧くし、なによりダイキャストのミニカーと違って自分しか所有できない喜びっていうのがありますね〜。世界に一つだけのミニカーですから(^^)

リジェ、シンプルですけどかっこいいですよ。自分は個人的にこのJS37よりも93年、94年に走ったJS39(JS39B)の方が好きなんですけどそっちもお勧めです。BBRのキット、以前作りましたがとても組みやすかったですよ。フォルムも結構いい線いってるような気がしますし。
ちなみにJS39はプロバンスからも出てるんですよね。アレは…サスペンションの構造やデカールの出来がイマイチだったりと、ちょっと組みづらそうでした。
Posted by Yoshitaka at 2009年08月21日 00:26
☆ 新米パパさん

ありがとうございます〜。
今はこうして無事完成までたどり着けたことが素直に嬉しいです。

ボクは結局、JS37を作りたかったんではなくて、「プロストがテストしたマシン」を作りたかったんです。だからある意味、この作品のメインはドライバーフィギュアなのかもしれません。マシンはおまけみたいな感じにサラッと作ろうとしたのにそう行かなかったのが計算外だったんですが(^^;

プロストのテスト、当時は「極秘テスト(※その割に今になったらこれだけの写真がネット上に溢れてるのが変な感じもするんですけど)」だったので、資料は極端に少ないはずです。自分もいろいろ検索かけましたが、参考になりそうな写真って全部で5枚くらい、そのうち自分が作りたかったプロストのヘルメットで走ってる仕様の写真なんて1枚でしたからね…。でも、ここまで資料が少ないからいろいろ「こうだったのかもしれない」とかかなり拡大解釈して気楽に作れた部分もあります。

え、リアウィングの翼端板、ボディカラーに見えませんか?

濃いブルーになっていますかw?

濃いブルーになっちゃってますか(圧)?

・・・これは、ここがわかる写真が無かったんですよ。実戦ではボディカラーになっていたフロントウィング翼端板がテスト時には黒なんですね。だからリアも黒かなぁと思うし、でも実戦ではリアもブルーだし。結局、キットについてきたデカールを黒く塗ったリアウィングに貼ったらこんなに暗くなっちゃったとそういうオチです。
未だに本当の色は分かりませんが、もしかしたら普通にボディカラーのブルーだったのかもしれません。
Posted by Yoshitaka at 2009年08月21日 00:37
完成乙!

この当時F1に全然興味持ってなかったので何がなんだかよくわかんない私的暗黒期なんですが、ジタンカラーはいいよねぇ。
JS17 作ろうかな・・・。

私が持ってるタメオのキットはみんな近年のものばかりなのでどれも作りやすいはずなんですが、マゾっ気たっぷりなのでこの手の古いヤツも手がけてみたくなったりしますねぇ。
Posted by ワタナベ at 2009年08月21日 11:07
完成お疲れ様ですな。
こうしてみるととってもかっこいいですな。
タメオのこの頃のキットは良くも悪くも素敵なキットですな・・・笑
手を加えて完成させるってのは、作る側からすれば、楽しみでもあり悩みでもあるでしょうが、
私は基本的に形があるだけ良いと思う方なので、手を加えるのが好物です。
っていいながら、完成にまで持ち込むには大変なのですが・・・笑
暫く43作ってないな・・・
Posted by エル at 2009年08月21日 12:32
☆ ワタナベさん

ありがとうございます!
夏も終わろうかというこの時期に今年初めての完成。最近、さすがに製作ペースが落ちましたね…。

将来的に自分のF1暗黒期になりそうな昨今のF1。後々、今の変な格好したF1に興味が出るんでしょうか、自分。ジタンってサマになるスポンサーでしたよね。リジェって95年にボディカラーが濃いブルーになる前、この所謂フレンチブルーの時代がやっぱり良かったですね。

タメオが作りやすくなったのって実はCADでキットを作るようになってからですよね。その前は結構個体差と言うか、キットによって作りやすいものからダメなものまでいろいろありました。個人的にはどちらかと言ってBBRのキットの方が作りやすかったりしますがやっぱりネックはデカールです。

ただ、手を入れるのであれば最近のキットではなくこの時代のキットの方が向いている…というか手の入れがいがありますよね。最近のキットは精度が良すぎて素組みじゃないとちゃんと組めなかったりするので厄介です…。
Posted by Yoshitaka at 2009年08月21日 23:09
☆ エルさん

ありがとうございます。

タメオのデフォルメも悪くなくてかっこいいです!このキットの場合は少なくともフロントウィングには手を加えないと完成しないんですが、もう少し何とかならなかったのかなぁと思っていますが、作り切った後にはそれもいい思い出(笑) 作りやすいキットって作る方によって違うのかもしれませんけど、自分にとって作りやすいのは94年〜96年ころのマシンでしょうか。F1自体の形状もそんなに複雑ではなく、タメオのキット自体も作りやすい…その上レートの関係で当時輸入されていたものに関しては安かったというのも魅力的(笑)

でも、本当に大苦戦してしまいました。製作期間約9カ月、本当に長かったですねー。次は何を作ろうかなぁ〜とさっそく考えていますがこのペースで作ってたら今年はもう完成させれないのかも…と思うとなんだか悲しくなったりします(^^;

エルさんも43作りましょうよ〜
Posted by Yoshitaka at 2009年08月21日 23:35
JS37、完成おめでとうございます!
自分はちょうどこの時代が一番熱心に見ていた時代なので、やっぱりいいなぁって思っちゃいますね。
リジェ=フランスっていう強い背景もいいですね。

そうそう、リジェがらみでこんなページ知ってますか?
http://www.blogdocapelli.com.br/tag/ligier/
懐かしい写真が色々あります。
プロストやシューマッハがリジェに乗っている写真がありますよ。

あとドリフネタ、Yoshitakaさんは直接見ていた世代なんですか?
年齢的にはお若いような・・・?
Posted by FDM at 2009年08月22日 14:56
☆ FDMさん

ありがとうございます!
ボクもこの頃がF1を一番熱心に見ていた時代ですね。91〜96年位が一番F1に熱心でした。その後にF1以外のモータースポーツもよく見るようになりその中でも特にアメリカに目が向いてCARTやNASCARを中心に方向性がシフトして行ったんです。そして未だにアメリカに目が向いたままという(^^;

だから、F1についてはこの時代の車が一番馴染みもあるし思い入れがある車も多いし…という感じなんですよね。ちょうど作りやすいフォルムの車も多いし今ほど複雑なカラーリングな車もいないので模型的には作りやすい時代ですよね。

このリジェのページは知りませんでした(別件でblogdocapelliは知っていましたが)。でも、ここに載っていたプロストが乗ったJS37の写真は別の場所から入手してきて、この写真1枚で頑張って作りました。プロストのヘルメットをかぶってテストした時の写真ってこの1枚しか見つからなくて。

ドリフは…うちの両親も好きだったので本当に小さいころから見ていました!全員集合とドリフ大爆笑は毎回見ていましたねー。だから、今この笑いと知り合ったんではなく、昔見ていたものを今また再放送で観て懐かしんでいるという感じでしょうか。今と言ってももう10年くらい前に再放送している事を知り撮れる限りビデオに撮ったんですが、5年前にHDDを買ってからさらにDVDに撮っているので2セットずつあることになるんですかね…(^^;
毎晩、寝るときにはBGM代わりにドリフ大爆笑を見ながら寝ています。今は大爆笑84を見ています(笑)

だから、昔から顔だけは知っていたすわさんに会えたのが本当に嬉しかったんですよ♪
Posted by Yoshitaka at 2009年08月23日 02:16
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