今回はルマンウィークの続き、金曜日の様子をUPします。前回の更新が重たすぎた(ような)ので今回はあっさり目を目指して(^^;
この日のスケジュールは朝から晩までピットウォークに夕方からドライバーズパレード…というだけで走行セッションはありませんでした。どうしようか迷ったんですが、もらい損ね(続け)たカード類を少しでも集めたり、ドライバーと会えるかどうかの偵察をしにお昼過ぎからサーキットへフラ〜っと。
でも、カードを何種類かGETしたほかは大して収穫なし・・・
だから、夕方パレードの場所取りをしてくれてるminoriさんと合流すべく中心部へ。
1枚目の写真はパレードをやるルマン市中心部に行く途中のトラム(=路面電車)。
この写真、走ってるバスの中から撮ったのでイマイチかもしれないですが、LED方向幕が「CIRCUIT 24H」になってるのがわかると思います。車内にもルマン24時間の広告や「サーキットにはバスやトラムで」的な宣伝(だと思う)がたくさんありました。
このトラム、面白いのはレールとレールの間まで芝生が生やしてあるところです。日本だと大体舗装されてるか石が敷かれてますよね?そこが芝生なだけでなんだかエコな気分(笑)
で、到着してしばらくするとパレード開始。
…とは言っても自分たちがいたのはパレードのゴール間近の場所だったのでパレードのスタート時間になってもしばらくは何も起こらず・・・
そして、まず最初にやってきたのはFORD GT40の集団。基本的にこのパレードは先導するバイクがいて、その後部座席に乗ってる人が何が回ってくるかを示す看板を持ってるんですが、その写真はこの1枚だけで割愛します。
その次は・・・
正直言って名前もよくわからないスーパーカーの集まり。
・・・この車の名前、わかる方、教えてください!
(※おひつじ@takさんに教えていただきました。この車はデンマークのZenvoという会社が作ったZenvo ST1という車のようです。)
Pagani Zonda
こんな車が走ってるところを見れるなんて思っていませんでした。
Alfa Romeo 8C Competizone
Spyker C8 laviolette
ドア、開けっ放しで走ってるよ・・・なんて思ってたら、上には上がいたw
車名不明・・・ナンデスカ、コレ?
(※これもおひつじ@takさんに教えていただきましたが、Caparo T1という車で、信じられないことに日本にも輸入代理店がありました!)
コレモ、ナンデスカ???
写真にしちゃうと大きさがイマイチわかんないと思うけど、これ、実は結構デカかったです。
(※これもおひつじ@takさんに教えていただきました。スペインの車で「Tramontana R Edition」のようです。)
このスーパーカーの大群が終わったあとは優勝トロフィーが回ってきました。
反射したものの色が悪くて見難い色してますが、ゴールドに輝くトロフィーでした。
そもそも、ここがどういう場所かというと・・・
こういう溝のような中に道が1本走っていて、その脇からボクらは見ていました。道の両側にこんな感じの階段があって、反対側(ボクらがいた側)も満員でした。この垂れ幕、多分ボーデを応援するものだと思うんですが、やっぱりフランス。唯一の現役F1ドライバーだからかどうかは知らないけどボーデの人気はすごかった。
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そして、いよいよドライバーたちの登場です。
アウディの二人。ロマン・デュマとティモ・ベルンハルド。ドライバーズパレードのゴール間近はこうして車から降りてくれるドライバーが多いという話を聞いたので、そこに行ってみることにしたのです。そしたらさ、大当たり。Good job, minoriさん☆
プジョーのドライバーたちも。
こういう距離感で接することが出来ます。サラザン大好きなボクなので、後で見たらサラザンの写真ばっかりでした・・・
偏るのは車の写真だけではなかった(汗)
パニスも…というか、全員のドライバーが通るはずなんですが、自分が誰か別のドライバーと話したりしてて通ったはずなのに気づかなかったドライバーもいなくはなかった・・・
そして、火曜日の分で書いたGrey's anatomyにも出ているアメリカの俳優、パトリック・デンプシー。本人の表情はご覧のとおり、終始穏やかだったのに、両脇を固めるSPがコエー・・・こんなパレードの中で黒服を着てるだけでも場違いなのに、表情もキツいの。怖かったー。本人の好感度は結構高いのに・・・SPがね。ちょっと印象悪かったな。
そして、今回ここまですっかり写真をUPする機会を逃してた我らが(?)マシュー・マーシュ。車検のときに会って以来、会えていなかったのがこのパレードで再会。昨日(木曜日)、チームメートの野田秀樹さんに声をかけたついでに「マシューってどこにいるか知ってますか?」って聞いたら「うーん、わかんない。だってすぐどっか行っちゃうんだもん(笑)」だそうで。
このパレードのときにこの彼がしてるハチマキを渡したんです、ベタだけどw。そしたら「ありがとう」って言って彼はパレードの中に戻っていったんですけど、しばらくしてから、「ヘッドバンド、どっち向きにつけるの?着けてくれない?」と言ってボクのところに戻ってきてくれたんです〜!もちろん喜んで着けてあげました。この後、ハチマキしたまま、残りのパレードを回ってくれました。
嬉しかったなー。しかも、先日彼から「ヘッドバンドありがとう」という旨のメールまで届いて。なんて紳士なんだろう。こんなマメなドライバー、今まで会った事ないです。
そして、最後の1枚はこれ。
自分たちの前をパレードが通り過ぎた後、パレードを追いかけるようにゴール側に向かったところの写真。ドライバーはもう全員通り過ぎてると思いますが、ここを走ってるコルベットたちはパレードのフィナーレを飾った車たち。目の前でバーンアウトやってくれたり(しかも昔の車が)、結構面白かったです。
このパレードが終わったのが夜21時過ぎ。それでもこのくらい明るいのがこの時期のフランス。ここにもイタリア国旗を振ってるファンがいますけど、いろんなところでいろんな国旗を振ってるファンがいて面白かったです。
次回はいよいよ決勝日の模様をUPします。
その前に山形での仕事を頑張らないとね・・・(^^;
ラベル:Le Mans LE MANS 24 HOURS Le Mans 24h LM24H Sarthe Sarthe circuit France Race ルマン24時間 ルマン ル・マン ルマン24時間耐久レース LM ドライバーズパレード ジャコバン広場 ステファン・サラザン フランク・モンタニー ティモ・ベルンハルド ロマン・デュマ オリビエ・パニス パトリック・デンプシー マシュー・マーシュ Stephane SARAZZIN Franck MONTAGNY Timo BERNHARD Romain DUMAS Olivier PANIS PATRICK DEMPSEY Matthew Marsh
とりわけ、マシューとは仲良くされたようで羨ましいです。
それに比べて、ハリウッド・スターは…まあ、仕方ないんですかねー。
夜の9時でも明るいんですね。ルマン24時間は半分夜だと思ってましたが、暗い時間は意外と少ないんですね。
深夜の観戦もしたんですか?ちょっと楽しみ。
何だかよく分からないスーパーカー、
Caparo T1, Zenvo ST1, Tramontana R
このへんの名前でぐぐってみて下さい。
最初のスーパーカー、デザインといいカラーリングといいドクロみたい…カルソニックブルーかザナディレッドにするとGTRのS-GT仕様にも似てるかも…。スパイカーってまだ倒産してなかったんですねw F1に参戦したばっかりに負債だらけになったと聞いてたんですが。「ナンデスカ」の2台はもうスーパーカーとは違うジャンルの車かと(^-^;
お〜パニスだ〜!大好きなドライバーです。F1での唯一の勝利をあげたリジェ無限ホンダを早く作りたいんですが(汗
この画像、坊主頭のせいかなんだか映画俳優の誰かに似てる…誰だっけ?思い出せない(-.-;
サーキット近くだけだと思う(中心部は石畳だった)けど、
見た目がきれいで涼しくて良かったよね。
パレードで陣取った場所は、歩いて通過するドライバーが多いというか、
あそこのエリアの手前からドライバーたちは車から降りて歩いて通過するのよ〜。
要するに“サインエリア”だわね。
マシューって豆だね〜。いいやつだ〜。
私に「あなたがレース観戦するの!?」みたいなこと言ってなかった?
私、レース好きそうに見えないのよね…。笑
最後に上から見た時に集団でドドドーッと通ったハーレー(?)軍団、
あれ、プレート掲げてた人達だよね、きっと。
今度は車で通過する場所で写真撮りたいと思ったよ。
サインも道路のどちら側に陣取るかで命運が決まりますよね(笑)タイミングが悪いと、ことごとく反対側でサインしてたり・・・かと言って動くに動けない。ジレンマですな。
パレードも途中でサーカスみたいな団体や鼓笛隊みたいなのが来て飽きさせない演出ですよね。
トラムは最近出来た物らしいですよね。自分達は乗らなかったので後悔してます。
だってさ、みんなフレンドリーでいい感じだし。
見たこと無いスーパーカー走ってるし。
今度モトの時にはちまき持っていこうかな。
誰か巻いて走ってくれるかな・・・笑
きっと怒られそうですな。
ホントに楽しそうですよ。
いいな〜
Help、ありがとうございました。助かりました〜。早速、ちょびっと追記してみました。
マシューは今回も前回のWTCCの時も偶然会っただけだったので余計に嬉しかったですね。今年はWTCC(日本&マカオラウンド)への参戦予定はないそうですが、マカオに来てねって言われました!マシューは香港在住のドライバーなので…。
表情を見れば分かってもらえると思いますが。パトリック・デンプシー自身は結構気さくっぽい感じの人でした。ただ、取り巻きが…(^^; 正直言って威圧感があって怖かったです。
夜のシーン、本当はキレイなのに今のボクのテクでは走ってる車を撮るのは難しかったです。だから夜は基本的に見学に徹していた感じですかね・・・そもそも真っ暗なナイトセッションはあんまり見てなかったような気もしますけど・・・
パニス、いつの間に?って感じで坊主になってますね!F1時代からこうでしたっけ?今はF1から離れてのびのびとやっていそうに見えました。96年のモナコは感動しましたもんね!あの旗をなびかせながらのウィニングランは今でも覚えています。
なにしろ1週間、イベントずくめって感じでボクも午前中とか走行セッションがない日は基本的に寝てました。車検も2日目の午前はサボって寝てたし(^^; サボり魔です、フランスまで行ったくせに何やってんだって感じでしたが。でも、ドライバーだってスタッフだって、こうやって走行のない日がないと休まらないですからね。24時間だけでなく、流れが大事だと思うので1週間の耐久レースみたいなものですよ、これは。
スパイカーは今年も出ていました。まだUPしてなかったですね。バラバラの状態なら前回(木曜分)にあったんですが、アレじゃ顔がわからないですもんねー。今度、upし直しますね。目指せ、全車UP(笑) takさんに車名を教えてもらったスーパーカー(の仲間?)、日本でも売ってたり、エンジンが想像以上にでかかったり、結構びっくりしました。見たことないですけどね、こんなの・・・。究極の趣味の車・・・でしょうか。
このトラムの写真は多分「Saint Martin駅」だと思う。じゃないとあのバスからトラムが見えるところはなかったから…。確かにルマンの駅近くは石畳の上を走ってて景観を考えて作られてる感じがしたよね。そういうところ、日本にも見習ってほしいよなぁ。
パレードの場所取り、ホントにありがとう☆大感謝。あそこ、最高だよ。ただ、その前にサイン貰いのノルマが終わってるなら確かに車に乗ってるところも見たかったね!自分が記憶してる限り、車に乗ったまま通過したのは一人だけだったもんね(Orecaの誰かだった気がする)。どうも物欲の塊になっちゃってね(^^; 雰囲気を楽しむとかに徹しきれない悪い癖が昔からあってサ。
でも、車に乗った状態で回ってきちゃう場所だったらマシューとあんなにのんびり話もできなかったし、ハチマキ、してくれてたかどうかの確認ができなかったからね。あそこでよかったよ!マシューはホントにマメなドライバー…というかマメな人。本業はジャーナリストらしいからね。だからしゃべることとか書くこととかは得意なはずなの。
あとでマシューのサイトとか見てほしいけど、車検の日にマシューがボーデにインタビューしてる動画や、決勝の最後に彼らのチームがリタイヤして燃える瞬間をYoutubeに「KSM BBQ」(KSMは彼らのチーム名ね)という名前でUPしてあったり、結構面白かったよ。なんて自虐的な人なんだと思ったけど(笑)
でも、この場所を選んでくれたminoriさんのワザありだったのがソコで、この場所、片側にしか歩道がないんですよ!!だから基本的には呼び止めれば来てくれる最高の環境下でパレードを楽しみました。でも、裏話をすればminoriさんの本命、アランがやってきたときにちょうど鼓笛隊とカブっちゃってボクと二人で声を掛けたものの聞こえずスルーされちゃいました(^^;
鼓笛隊、タイミング悪かったです(笑)
総勢160人以上のドライバー、ゾロゾロ来られると誰が誰だか、どこのチームに乗ってるんだかわからなくなりますよね。結局、このパレードのときのサインはプログラムの付属の冊子に貰うことが多かったんですがページめくってる間に誰か通り過ぎてたり!そういう意味で頭フル回転のパレードだったから結構疲れましたw
トラム、自分もサーキットに行く上では関係なかったんですけど、やっぱりちょっと乗ってみたくて乗りました。バスと同じ券が使えるし乗り方も同じなので便利ですよ。海外はバリアフリーにもちゃんと気を使っているのでトラムもノンステップ車両だし、道路と駅との段差もスロープでできてるし、そういう意味でも考えさせられるところはたくさんありました。
次回は、ぜひ♪
基本的にベタなお土産って少なくともサーキットではウケますよ!自分も何回か日本っぽいものをお土産にあげたことがありますが、みんな結構喜んでくれました。F1はいろいろうるさいでしょうけど、MOTO GPならだれかやってくれるかもしれませんね!
雰囲気、サーキットだろうとパレードだろうと日本のサーキットとは全然違います。やっぱり現地の雰囲気っていいですね。たぶんこういうことを「文化」って言うんだと思います。サーキットには国籍問わず老若男女、たくさんの人が来てるし、先日も書きましたけど写真撮ってる間にも「あなたの写真、どう?」みたいにお互いに話し合ったり、レースなどを見るのも楽しかったですけど、そういう異文化コミュニケーションが楽しかったですね。B&Bもそうでした。
自分が好きなことってこういうことかもなーと分かった気がする・・・んですけど、山形での異文化コミュニケーションがイマイチうまくいきません(苦笑) 何言ってるんだか聞き取れないことが多くて・・・大学時代、岩手で過ごしたんだからもう少しなんとかなると思ったんだけどなぁ…やっぱり太平洋側と日本海側って文化が違うのかもしれませんね。
あ、そっか〜、サーキットからはけっこう距離あるね。
でも、私にとっては『サーキット近く』だよ、
なんせホテル遠かったから。笑
KSM BBQか、ウマイね!
うちのB&Bもサーキットに近いところを自分で選んだ訳ではなく、たまたまだったからなんとも言えないのよね(^^; だけど、近さも便利だったけどあの3番のバスが日中は10分に1本くらいはあったから、ジャコバン広場近くまで行く時…車検2日とパレード1日(とレース後月曜日にお土産買いに街に出た時)はすごく便利だった。
次にルマン行くときにはジャコバン広場からサーキットまでの間(だったら3番のバスが通ってる)が便利なように思ったけどね!
自分ももし次に行けるなら今回と同じところかその近くに泊まりたいなと思ってるよ!
KSM BBQ、ウケるでしょ(笑) 野田秀樹がすごいがっかりしながら降りたシーンをBBQなんてね(笑) ブリティッシュジョークかしら!?