せっかくなのでフランスレポートを書いてみようかと思います。内容が見てくださる皆さんの期待と違ってたらごめんなさいね(^^;
一気に書くにはあまりに日数が長すぎるので、今回は出発から月曜の車検までをUPします。
6/7日曜日に成田からパリ・シャルルドゴール空港まで飛び(←飛行機嫌いにはもちろん直行便)、シャルルドゴール空港からルマンにTGVの直通便で移動。ルマンに着いたのが同日20時過ぎ。今の季節のフランスはこんな時間でもまだまだ明るい。22時でも結構明るいのです。
ルマンの駅まで宿…今回自分はB&B(←を知らない方はリンクをクリックしてください)に泊ったんですが、オーナーのOlivierが車で迎えに来てくれた。しかも、出会って数分しか経ってないのに「車でサルテサーキットを1周してあげようか?」というオファーをもらったので当然答えは・・・「Yes!」!!!
もちろん公道部分だけだったけど、ユノディエールのロングストレートから入り、第1シケイン、第2シケイン、ミュルサンヌ、インディアナポリス、アルナージュ、ポルシェカーブ・・・と自分で走った気分に。日本じゃ市街地コースそのものが存在しないからあり得ないシチュエーションだし、もうレースウィークだから、すでにあのルマン特有の黄色とブルーの縁石が敷かれてるし雰囲気満点。
ツアーじゃあり得ないし、ホテルに泊まってても付かないスペシャルサービス付きでした!最高のお出迎え。ありがとう、Olivier☆
そして、サーキットを1周してからサーキット正面にも寄ってもらった。まだ開催前だからシーンとしてた。だーれもいなくてサーキットを独り占めしてる気分でした(笑)
帰りに翌日、月曜日から車検が行われるジャコバン広場の場所を教えてもらってB&Bに帰宅。
小さい子供が3人もいるにぎやかな家庭の一室を借りてこの日から8泊することに。すごく家庭的な家族で一安心。
サーキットまで歩いて通える場所という最高の立地条件だし、いいB&Bを選んだ確信は初日にして早くも得られた。
翌、月曜日。この日のスケジュールは午後から車検があるだけ。だからその前にサーキットに行ってチケットをGETし、ついでにルマンミュージアムを見学。外は雨だし、ちょうどよかった。
入ってすぐ、いきなり「本命」に遭遇。自分の目で見るのは90年の東京モーターショー以来のプジョー905。
欲を言えばここまでバケモノと化したモデルじゃないのを見たかったけど、これはこれで貴重なので写真撮りまくり(笑) すごく好きなんですよねー、プジョー905・・・というかプジョーのプロトタイプカー。908ももちろん好き。
うぉぉぉぉ〜、超かっこいい、905〜!!
このポルシェ935は…ワタナベさんと新米パパさんの資料のためにUP(笑)
昔、さすがにオンタイムではなかったですけど、実はボクもポルシェ935って好きでした。
リアウィング、こうなってますよ〜(笑)
でも、こうして見るとリアウィングよりもリアフェンダーの方が工作的には大変そうですね。。。
(ルマンの話に戻って)
今度はポルシェはポルシェでも917L。ジェラールラルースがドライブしたマシンでした。
時代が変わってもかっこいいものはかっこいい。そういう歴史がたくさん詰まったミュージアムでした。入館料は8ユーロ。
来年以降、現地観戦される方で時間に余裕のある方はこのミュージアムも行ってみることをお勧めします!ルマン好きな人はもちろん、レース好きな人や普通の車が好きな人には結構面白いところだと思います。
そうそう。ミュージアムの中にはこういったジオラマが時代別にいくつか展示されてて、これはこれで見ごたえありました。もっとこじんまりとしたサイズのものでいいから作ってみたいなぁ〜ルマンのガレージのジオラマ。もちろんスケールは1/43です。フィギュアがこれだけいると引き立ちますね。
さて、ミュージアムの見学を終え、午後はルマン市内中心部にあるジャコバン広場へ移動。サーキット最寄りの「Oasis(オアジス)」というバス停から3番のバス、BELLEVUE(ヴェリヴュー)行きに乗って約20分。「Mendes-France(メンデス-フランス)」バス停で降りるとすぐジャコバン広場。このバス、平日日中は10分に1本くらいあるから超便利!
ジャコバン広場に着くともう着々と準備が進んでました。
ただ、さっきも書いたとおり、この日は雨だったために進行がすべて遅れ気味。
時折、結構強く雨が降ったりしたため、写真撮ったり、サイン貰うにも条件は最悪...
でも、自分はこの日と翌火曜日の車検中にできるだけサインを集めちゃおう!と超頑張った・・・
(※結局、最初の2日間でほとんどのドライバーから貰ったw)
初日の月曜日にはメジャーどころだとアウディの3台、コルベットレーシングの2台、日本からではチーム郷といったところが車検の対象となっていました。ボクの友達のチームもこの日が車検の対象だったので彼とも無事、再会できました。
こうして仮設テントの中で着々とチェックがされていき・・・
最後にこうしてスタッフを含めて写真撮影をして終了。
…の予定だったんですが、やっぱり1日中雨が降ったりやんだりだったから、この写真撮影ができなかったのが主な原因だったのかな?4時間だけの車検の予定が終わった時点で2時間以上スケジュールから遅れてた…。
本当は自分もこの集合写真を全チームそろえたかったんだけど…。雨にやられてスケジュールがぐちゃぐちゃ。写真はほとんどのチームで断念しました(アウディも含めて断念)。自分の友達のところだけかなぁ、ちゃんと撮ったのは。
まぁ、逆に言えば時間的には長く楽しめたし、いろんなドライバー…久々に会う人、初めて会う人、いろいろ会えたし、これは雨のおかげなんだけど雨宿りのためのテントの中でいろんなドライバーと雑談したり…と、初日からすごく貴重な1日を過ごしたのでした。具体的なドライバーをあげてもいいけど、挙げだしたらキリがないのでやめておきますね(^^;
・・・では、次回は火曜日の車検以降の分をUPします。
新米パパさんが作ってるのに仕様としては近いけどフロント部分が若干違う。
けど、やっぱカッコいいなぁ。
917もいいすねぇ。欲しくなってきた・・・。
あ、フジヤの親父さんと遭ったりしました?
が、一見似てるようで細部まで検証するとルーフ以外でハワイアンと同じ形状をしてる部分が無さそうです。なんせ現存(レプリカ?)してる車両でさえレース当時と仕様が全然違う有様ですから(^-^;
この車両はサイドステップがクレーマー風でそこ以外はマルティニ風?ワタナベさんが仰るようにごっちゃになってますね。ん〜でも白い935もいいな〜自分の目で見てみたい。
905の後ろにチラっと見えるのですが787も展示されてるんですね!お台場に毎年来てるのとは違うのかな?
917も一度は作りたいのですが、展示車の後方に飾られてるキース・ヘリング風のポップアートも気になるw
ユノディエールにジャコバン広場…モータースポーツ好きには堪りません。
ルマンって世界的なイベントなのに、車検の雰囲気はローカルなイベントみたいですね。
スポーツ誌で車検のニュース読みながら
「あーYoshitakaさんも車検見学してるんだろうなー」なんて思って見てました。何だかルマンが身近に思えたよ今年は。
昨日、いきなりEvo.2の画像出てて何かと思ったよ。
ルマンには出ていないはずなのにね。
ポルシェはコレhttp://www.racingsportscars.com/photo/1980/Le_Mans-1980-06-15-089a.jpg
だと思うけど、全然カタチ変わってるよねー
やっぱり現存する車両って、意外と資料になりませんね…
私までお世話になってしまって、本当に理想的な良いご家族だったね。
キッシュのレシピ、結局聞けなかったから、送ってもらいたいなぁ。
メールでお願いしてみてもらえる?
もし送ってもらえたら、頑張って訳すから。
Yoshitakaくん、一生懸命英語で話していて、私ももっと
見習わないとと思ったよ。
たくさんのドライバーと話せて良かったね!
フジヤのマスターは今年のルマンは行かない宣言してました。ルマンクラシックに絞るとおっしゃってましたよ!ですから時期は違いますがフランス通いは続けてくれるようでよかったです。
935は自分も仕様については作ってる方々に比べたら当然知識も無いんですけど、935は935でもなんか違うなぁ〜と思って眺めてました。でも、お二人とも苦戦されてるリアウィングはついついじっくり見てしまいましたね(笑)
917、すごくかっこよかったです。最近の車よりも一回り小さくて・・・だから当然低くて一体感があって。こういう車達がレースしていた時代を見てみたかったです。今年走った車達も十分魅力的でしたけど・・・贅沢ですね(^^;
787Bももしかしたらルマンで優勝したそのものじゃないのかもしれませんよね。わからないですけど。。。プジョー905も明らかにルマンに参戦した仕様ではないですから・・・。
当時のことなど良くわからないですけど、ポルシェ935ももしかしたらココに納められる前にいろんな経歴のある車なのかもしれませんよね。この車に限らず・・・だから当時の写真と現存する車の写真で仕様が異なったりするのかと思います。
全部偶然でしたけど、ルマンのコースをほぼ一周できたなんて信じられませんでした。ちなみにレース後にはホームストレートが開放されたのでそこを自分の足で歩いてみました。ですから入ってないのは最終シケインからホームストレートの終わりまでとダンロップカーブあたりから公道に入るまでの区間だけになりましたw
普通のホテルに泊まってたらできない経験だったのですごく貴重な体験でした。もう二度と経験できないこと…なのかもしれませんね。
ルマンが少しでも身近に思っていただけたらボクも嬉しいです(^^; 日本でもTV放送が無くなって久しいですけど、メディア媒体でもほんのちょっとしか取り上げられないんでしょうし、せっかくなのでココではローカルな話題(?)をPICK UPしたいと思っています。
ポルシェの画像拝見しました。よく見つけましたね〜(笑) ホントに全然形が違いますね。今で言う「ショーカー」的な展示なんでしょうか。でも、フォーミュラカーのショーカーと違って箱の場合は丸々ニセモノということは無いと思うので元々は別の色(=別のチーム)の車だったとか、ルマンで使われたあと何か別のカテゴリーで使われたとかこの車に隠された経歴とか知りたくなっちゃいますね。
905もそうですが、意外とこのミュージアムってルマンに参戦した仕様そのものでは展示されてないのかもしれませんよね・・・。手元にある写真を見るとゼッケンの近くについてる「24 HEURES DU MANS」のロゴが無い車もちらほら・・・あまり深く考えない方がいいかもしれませんね(^^;
ルマンの前後から急に英語を話す機会(話さざるを得ない機会ともいう)が急に増えちゃってそこで毎回脳みそフル回転で何とか表現など搾り出してます…がすごく限界を感じてしまう今日この頃。伝えたいことがありすぎてついつい英文として崩れてしまうんです・・・。単語の羅列みたいになっちゃって。海外のレースを観に行ったり、IRLもてぎでプチ異文化コミュニケーションするたびに「ちゃんと英語習いたいなぁ」と思ってるんですけど、結局日々の生活に追われて何もしないまま1年が経つ・・・それの繰り返し。だから当然あんまり進歩しません・・・
あのキッシュおいしかったよね!自分でもあんなの作れたらいいなぁと思ってるから今度メールで聞いておくね〜。教えてもらったらまたメールしまーす。
今日、Olivierからお土産にもらったパンにつけて食べるような缶詰を開けてみたんだけど、超おいしくてびっくり!日本でも手に入らないかな?探せばありそうだから探してみようかと画策中。
プジョー、かっこいい。ポルシェも。
今年はランボは走ったの?
全く見る暇が無くて分からなかったんでね・・・笑
友人がいるっていいですな。
こういうときに非常に役に立つ・・・笑
ステイ先もいい感じで、とても素敵な旅だったことと思いますな。
次号のレポートも楽しみにしておりまする。
いえいえ、フランス語なんてあいさつ程度しか未だにしゃべれません。
事前にガイドブック的な本とかでいくつか文章は勉強して行ったものの、フランス語で聞いたら当然返事もフランス語で返ってくるわけで、それが全く理解できず、結局、英語で通じるところを選んで過ごしてた感があります。フランス語が少しでもできればもう少し違った楽しみ方もできるんだと思うんですが…。
サーキットの中は英語が通じる…とボクも聞いていたんですけど、全然そうじゃなくがっかり。今回はルマン24時間をを見るためだけに行ったわけですけど、総合するとなかなかいい旅でした。一生のうちにもそう何度も行けないだろうとも思うし、今回の経験はきっと一生ものだと思います。
雑誌を見ても潜在的にルマン好きな人はたくさんいるはずなのに現在売っているオートスポーツなんかも数ページだけ。世界的にもっと注目されてもいいレースだと思うんですけどね。
ランボ、JLOCの車が決勝では儀式的に1周だけ走りました。あのチーム、好きなんですけど前回の参戦時にもこんな感じだったし、こんな状態が続くと参戦権がはく奪されてしまわないか心配しています。
友達って大事ですね!彼とは去年の秋のWTCCの時にメールするようになったので今回も行く前に何度かメールしあってから現地で会いました。こんないちファンのメールに答えてくれるなんてなんてマメな人なんだろうと思っていまだに感心しています。
これから先のフランスレポートでも登場すると思いますけど、今回の旅の印象がこれほど良かったのは間違いなくB&Bが良かったからだと思います。値段とかサーキットまでの近さ以上にあの家族と出会えたことが自分にとっては嬉しかったです。
自分の感じたことのない家族愛でした。羨ましかったです、ものすごく。
しばらく模型ネタではなくルマンネタになると思いますけどまたコメント書いてくださいね(^^;