明けましておめでとうございます(ほぼ1か月遅れ)。
このままだと今月はミニカーネタを更新しないまま終わりそうだったので慌てて画像取り込み、UPしています。
来年のルマンの会展示テーマが「エンジン」ということで、普段はまずめったに作らないフルディテールモデルに手を出してみました。フルディテールと言ってもルマンミニチュアズのキットなのでまさに、プロバンスに比べて数十倍の立体塗り絵的な感じです。
でも、モールドはシャープだし、カウルの合いなんかお見事の一言。でもパーツ構成が変わってて、ホイールはリムが真鍮、スポークがレジンなのに一体成型になってます。タイヤも軟質レジン(だと思う)ですが、削りにくいので後でオイルか洗剤付けながら削ろうかな。
カウルは何も修正しなくても普通にあってしまうのがすごいところ。
ざっと仮組みして問題点を洗い出し。
・・・うん、エッチングが全部ダメだ!!!というのも、エッチングが薄すぎて強度もないし、何と言ってもペラペラなんです。
サスアームはどうしようもないのかなぁ・・・現状刺すには手を加えてません。あ、強いて言うならフロントサスのプッシュロッドはどう考えても他のパーツと干渉するので削り取りました。
このエッチング問題は当然、ウイング類が一番目立つわけで。おそらく0.1(0.15はないです)mmの真鍮板だと思います。
ウイングもハンダで組んでみたものの
ペラペラで剛性のかけらもありません。
仕上がったけど、たしかに写真で見るとかっちりしてるように見えるけど、触るとペラペラだし、ぐにゃぐにゃ。これじゃ研ぎ出しもできん!!!ということで・・・
キットパーツの上下いずれかに切り出した真鍮板を貼って、1枚当たりの厚みを出すことにしました。
まずは基本骨格部を二重化し、最後に切り出すのが一番大変だった翼端板(あ、ここだけ板在庫の都合で洋白板です)。
おおまかに切り出してからは左右重ねて形を整えます。
まだハンダもりもり状態ですが、フラップは重ねずにそもそもキットパーツを使わず、自分で0.25mmの真鍮板から切り出したパーツに置き換えました。現状、これでだいぶがっしりしました。当然重くなったけど、研ぎ出しにも耐えられるでしょう。あとはハンダのはみ出しているところをうまく削り取るのがね・・・難しいのよね(^^)
そして謎のパーツ構成となっているホイールです。ここはスポーク間の穴がずべ手ふさがってるので、まずはそこを開口し周囲を整えて出来上がり。ここまでだけでも結構な労力です・・・特にこのキット、エッチングさえまともならもっと評価されるべきキットだと思うけどな!?とまだ完成に至らないのに書きたくなってしまいます。
つづく〜