2016年05月23日

Re-BOOT!

大相撲夏場所、面白かったですね。

白鵬の強い事、強い事。久々にいい意味での白鵬の気迫を感じる相撲が何番もあって良かったと思います。
キセは「強い大関」で居続けた方が得策かな?と個人的に思っているんですが、みなさんどうしても日本人を横綱にしたいみたいで。初場所で琴奨菊が優勝したのは自分にとって相当ミラクルだったし、綱取りの話が出るなんて思いもしなかったんですが、キセはコンスタントに綱取り話が出てくるのが面白いところです。確かに業界内にも「優勝しないけどコンスタントに強い横綱がいてもいいんじゃないか?」と言っている元力士もいるようですが・・・

そして自分が応援している力士たちも頑張りました。
岩手・盛岡出身で今はうちと同じ文京区にある伊勢の海部屋所属の錦木。14枚目で7勝8敗でしたが、重量上位のメンバーを見ると幕内に残れそう。最後、千秋楽の1勝が大きかった。
そして、千代の国。本来はもっと上で取れる力士だけど、怪我した影響で幕下にまで下がってましたが、今場所は十両優勝。

自分が応援してる力士が活躍するのってやっぱり嬉しい。
(↑レーサーではそれがほぼ皆無・・・)

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さて、静岡ホビーショーから1週間ちょっと。
無事に911GT1を出展できたというその勢いが無くならないうちに次・・・というか、以前のお手付きキットに戻ります。

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ちょうど去年のこの時期にお手付きしたRacing43(FORMULA43)のFerrari642 モナコGPです。

キットがキットなので何度となく仮組みしたり、リアウィングステーを自作してたりしたらモチベーションを失って、一度机から片付けてしまいましたが、やっぱり完成させたいと思ってもう一度引っ張り出してきました。

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前はノーズのNACAダクトを開けたりはしていたんですが、ボディ表面を整えたりは全くしていませんでした。そういった細かい部分と、ヂフューザーをハンダ付けしてエッジを薄々にします。

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エキパイはたぶん出さないけど、穴だけはそれらしく仕上げます。

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インダクションポッドは開口しているうちに「うまくやれば貫通できるかも?」と悪魔のお誘い・・・
裏側からもガシガシ削り貫通。しかもロールバーの上に開いてるつりさげ用の穴まで貫通させました。
とは言ってもここはいかにも開いてますって感じにするとおかしい(インダクションカバーが付いてるはずなので本来は外から穴は見えないはず)ので控え目に・・・ね。

あとはリアサス関係・・・特にドライブシャフトの通るべき位置とカウルの穴が全然合ってないのでカウル側の穴を拡大。

・・・これで大丈夫なはず。


ということで、サフを吹きました。

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別にピンを埋め込む訳じゃないですが、この時代のF1はこれがアクセントになりそうなので、最終サフの前にも穴が埋まらないように開けなおしています。

6月上旬を目標に作ります!!

2016年05月15日

2016 Shizuoka Hobby Show


今年も土曜日だけでしたが行ってきました、静岡ホビーショー。


もう皆さんご存知の通り、ボクはバスが好きな訳ですが、それもあって毎年新幹線とシャトルバスで行ってます。
今年も静岡駅に早めに着いて少しバスの撮影をしてから会場入りしようと思ったら、いきなり撮影したい車が来ちゃって・・・
(しかも、ホビーショーシャトルだし!)

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・・・結局、この車だけ簡単に撮影して心が満たされちゃったのでそのまま早めに会場入りしました。


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毎年恒例のこのボード撮影からすべてが始まります!


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会場入り口では毎年恒例となっている自衛隊展示。


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何かと話題の三菱製(苦笑)


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ルマンの会ブースに作品を持ち込んだ後、さっそく作品展コーナーから回りました。


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沖縄のバスラーメンを再現したジオラマ。もう見かけないですね、バスラーメン。


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ルマンの会の真裏のブースに飾ってあった日野のはしご車。数年前にTLVで出た瞬間完売となったアレを1/32で作られた方がいるようで。自分も昔、このはしご車好きだったなぁ。確か小石川消防署にいたんだよね、これ。でも、あれは後ろも2軸だったかな?


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お隣ブースはティレル特集でした。021もあって、やっぱりようやく入手したBBRをそろそろ作りたいなぁと思ったり。


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実は今回のホビーショーの中で一番印象深かった作品がこちら。
エレールの1/43シトロエンです(おひつじ@takさん、我々も頑張らなくちゃいけませんね)!
バンパーや窓枠など金属部分の質感とか、とてもベースがプラキットとは思えないです・・・。

いやー、素晴らしい。渋いですね。


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そしてその隣に展示されていたのがプロモデラー北澤志朗さん製作のエポキットというメーカーのルノー。
実車は知らないんですが、この密度感こそが1/43の魅力だと思ってます。


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実はスケールはちょっと違っててタミヤの1/35だそうですが、1/43って言ってもバレなそうな作品。この3点はS.E.M.湘南モデルカー愛好会さんのブースに並べて展示してありましたが、とっても素敵でした。


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ここからのいくつかはメーカーブースから。
このところ元気なプラモメーカーと言えばBeeMax。今度はE30のM3だそうです。
自分のイメージだともうちょっと角が取れてるような気がするんだけどね。E30のミニチュアはみんなエッジーすぎ。このBeeMaxのはフェンダーが角立ち過ぎだと思うけど、これまでいろんなメーカーので気になってた屋根はいい感じだと思う。


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そして、今年やたらと目立ったのがサイバーフォーミュラ物。なんでですか!?
小さい頃からアニメっていうものを全然見なかった自分が唯一楽しみにしてた時期がある・・・それがサイバーフォーミュラだった。
それもスーパーアスラーダが出てくる前までかな。だからこのアスラーダはちょっと思い入れがあるんだよね。

でも、模型化するならやっぱり実車(?)同様にギミックが欲しいなと思ったり。
あの当時(たしかバンダイから)出てたプルバックは値段の割にとても良くできてたと思う。


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ここ数年、ホビーショーでも目立ってきているペーパークラフト。
ジブリシリーズもここまで増えたようで。そしてややライトなシリーズも製品化してくれています。
嫁へのお土産に1つ買ってみました。

自分が良く買う中古ヨンサンキットとほぼ同じ価格帯でちょっとびっくり。
(どっちかが高いの?それともどっちかが安いの?)


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びっくりしたのがTSMモデルのブースにこれがあった事。
こんなデフォルメモノまでメーカー完成品が出てきちゃったらなんだかちょっと寂しいな。
うまく言えないけど・・・ね。

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モデラー作品展に戻って・・・

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そうそう、驚いたと言えばこのブースも。
「木彫りで食べ物を再現する」というアーティストさん。

これ、全部木彫りで、それに筆塗りで色付けしているそうです。

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流木ベースの作品も。こういう発想力、すごいよなぁと思います。


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アレジがインターF3000でチャンピオン取ったときのレイナード。このハセガワのキットだけは積んであるけど、先に(実質)タメオのを作っちゃったから積んであるだけになっちゃいました・・・


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MRJのミニチュアは今年もありました。こうやって英字新聞と絡めて展示したりするセンス、自分も身につけたい。
自宅に飾っておくにも映えると思うし、ショーでの展示でも役に立ちそう。素材はきっといっぱい持ってるんですけど(←紙モノ大好き)


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フルスクラッチでクールランニングを再現したっていう作品。下町ボブスレーのおかげで知名度上がってきたように思います。
こうしてモデリングの対象になってきた訳ですし。自分がボブスレーをTVで観はじめた頃には人に言っても「ナニソレ!?」って感じだったのに・・・


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ドラッグマシンもありました。プラだと経年変化でお腹が付いちゃいそうって余計な心配をしたくなる長さです。
このモデルが1/25、後ろのムルシエラゴが1/24とほぼ同寸なのでどれだけ長いかがわかっていただけるかと思います。


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最後に我がルマンの会ブースをちょっとだけ紹介。

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昨年はルマンの会25周年と言うことでフェラーリをメインテーマにしましたが、今年はポルシェがメインテーマに。
(*まぁ、最初はサブテーマで作りたい人だけ作りましょって話だったんですけど、いつの間にかメインストリームになっちゃいました)


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今年の展示で堂々センターを務めたのは藤田さん製作のスタジオ27 アドバンポルシェ956でした。
店番している時もこの作品だけ注目度がやっぱり別格でした。カウルの派手さ、中臓物の重厚感・・・レーシングカーのフルディティールはやっぱり映えます。


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nakamuraさん製作のかわいいカルマンギア。この車はいつ見てもカッコイイ。そう言えば自分が幼稚園に通ってた頃、朝、通園するタイミングで本郷通りを紫のカルマンギアが走ってたからかな、いつまで経ってもあこがれの存在。


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期せずして新米パパさんの作品と年式違いで並びました。
*自分は土曜だけ参加でしたが、日曜のみ参加のOKUさんが97ワークス仕様を持ち込んでいたようで、今日日曜日には3台並んでたようですね。

真っ黄色でド派手なGT1でしたが、隣がマルボロレッドだと意外と浮かなかった(笑)


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そして、これは出展したというより、「知也さん(with Zmodel)の新作タメオのミナルディM193Bと並べたい!」っていう理由だけで持って行ったBBRのM194。ミナルディ好きな2人にはたまらない時間になりました。


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今年は閉館後の懇親会なるものに参加してみました。
でも、我々のテーブル周辺では放送が何も聞こえず・・・食べ物と飲み物を用意していただけるのはありがたいですが、いつ乾杯の掛け声をしているのかもわからないこのやり方は改善の余地ありでは?

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では、また来年ね!
現地でお会いした皆様、ありがとうございました☆
posted by Yoshitaka at 22:17| Comment(6) | TrackBack(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月09日

FINISH!!! PROVENCE MOULAGE 1/43 PORSCHE 911GT1 ROHR

じゃーん、完成!

自分の意識としては結構長々作ってた感が強いけど、調べてみたら作り出しが3月中旬。なので実質2ヶ月弱で完成ってことみたいで。

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元々はエルさんからの頂き物キットでした。ボディに目立った気泡もエラーもなにもなく、すごく作りやすそうだなぁと思ってたところに、静岡ホビーショーでルマンの会としてのミニテーマがポルシェとなったために「作ってみますか」と思った次第でした。


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実車は1996年モデルのGT1ですが、この車が出たのは1997年のデイトナ24時間。年式的に型落ちに見えちゃうけど、デイトナ24hは1月開催なので実質的に当時の最新マシンだったはずです。ルマンと同じ24時間レースなのでヘッドライトの他にライトが追加されているほか、厄介な場所にカナードが足されています。


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このグラフィック塗装はデカールで再現されています。
デカールもすごくきれいな状態で保存されていたようでしたが、やっぱり割れるのでリキッドデカールフィルムを薄塗りしています。それでも割れたところはタッチアップしたんですが、色がだいぶ違っちゃったようで、結構目立っちゃう部分もあります・・・そこは残念。


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ヘッドライトはキット付属のレンズをそのまま使いましたが、結構でかい補助灯はパーツは入っておらず。ジャンクパーツを使って再現しましたが、見えませんね(^^;


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この車の地味な特徴としてサイドミラーの位置が左右で違うことがあげられるかと思います。角度も違うので模型的に美しくなく思われちゃうかもしれませんけど、実車がそうなのでしょうがない(^^)


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スモールランプとウインカーはクリアレジンでパーツ化されてます。でも、フロントをクリアレジンで作るならリアも作って欲しかったなぁって言うのが正直な感想。デカールで再現するにはちょっと無理があるサイズ。。。

そしてこのカナード。これもパーツ化されてないんです・・・なので0.25mmの洋白板をハサミでカット・・・したら、すごくちょうどいいカーブが出てしまいまして、それを型紙に反対側のも作りました!そういうことってたまにありますね。目分量、スバラシイ。


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こっち側から見るとサイドミラーがちょっと垂れて見えちゃうのが不思議。
一応、メタルプライマーだけ吹いてありますが、ホイールは珍しく無塗装のまま仕上げました。


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これだけデカいリアウィングを持つ車なのに、何にもスポンサーロゴが入ってないのがホント不思議。
あぁ、この写真でタッチアップ失敗ポイントが複数わかっちゃいますねぇ・・・


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テールライトの脇にある3本スリットはデカールでも再現されてますが、そもそもモールドされてるので不要でした。
でも、それに気づくのが遅すぎた・・・デカールがしっかり食いついちゃってたので特に右側が汚くなっちゃいました。


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このキット唯一にして最大のネガがホイールです。ホイールセンターの径とリム側の径が合ってないので、実はスカスカになっちゃうんです。この車の場合、スポーク部分が黒いのであまりバレずに済んでます。だからあえてブレーキローターも明るい色で塗ってません。

こういう風にどこを目立たせ、どこを隠すかと言ったところも43の醍醐味かもしれませんね。全部を再現できるスケールじゃないし、仮に再現したとしても全体のバランスが難しい。


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バキュームはライト4灯分とサイドウィンドウは現物合わせしなくても、ガイドの線通りに切ればぴったりです。ただフロントウィンドウに関しては合い過ぎ(?)なのか線通り切ってから微調整してなんとか窓の断面だけでくっついてるような感じで。ワタナベさんには「それが理想」と言われ、「確かに実車はそうだなぁ」と思いつつも、強度の点からはやや心配です。しかもその上にハチマキデカール(EXONのロゴだけ)が乗るから窓が外れちゃうと一気に汚くなっちゃいそう・・・それが不安の種です。

ボンネットピンもエッチングで入っていたので付けてみました。スリット類はどこも抜かずにすべてブラックアウトさせただけ。それでも十分な立体感は得られてるんじゃないかと思います。

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さて、2ヶ月弱で今年初めての完成にこぎつけました。そして今週末は静岡ホビーショーです。さっそくこの車も展示されます。

ボクも土曜日だけですがルマンの会ブースにいます。「Yoshitaka」の名札を下げてますので、見かけたら声をかけてやってください。すごく喜ぶと思います(^o^)
posted by Yoshitaka at 23:45| Comment(12) | TrackBack(0) | PROVENCE 1/43 PORSCHE 911GT1 ROHR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする