2014年06月27日

2014 LE MANS 24 HOURS Vol.5

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#66(LM GTE Am) JMW MOTORSPORT / FERRARI 458 ITALIA

これまでずっとダンロップのスポンサードを受けてきたJMWですが、今年はスポンサーが終わっただけでなく、実際にタイヤもミシュランへチェンジ。それと同時に実質的におととしまでポルシェの裏ワークスだったフライングリザードとのジョイントチームになっていました。ドライバー陣も2人がフライングリザード側からきていました。ちなみにフライングリザードは昨年からUSCCでアウディワークスとして走っているためにこういうことになったのかと思っていますが、実際どういう事情だったのかはわかりません。


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#67(LM GTE Am) IMSA PERFORMANCE MATMUT / PORSCHE 911 GT3 RSR

リシャールミルのオシャレなアートカーとなった#67。昨年はOAK Racingのプロト・アートカーに乗っていたジェントルマンドライバー2人に、1993年プジョー905での総合優勝経験があるエリックエラリーが組んだ面白いチームでした。しかし、ココの時計は高いですねぇ・・・普段、時計はしないし同じお金が用意できるなら(時計ではなく)車を買うだろうな…と思ってしまう自分たちは顧客としてのターゲットではないだろうなぁー。


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#70(LM GTE Am) TEAM TAISAN / FERRARI 458 ITALIA

タイサンとはいうものの、実際には以前、JGTCでも走っていたドミニク・ファーンバッハーのお父さんが運営するファーンバッハーレーシングとタイサンのジョイントチームです。ルマンウィーク直前にドライバーがロシターから中野信治に変更。なにやらバタバタが伺えるエピソードでした。千葉さんもインタビューで発言されていました(し、自分もそう解釈していました)が、"アマクラスは昨年モデルの車で"という風に真面目に解釈していたそうですが、実際はそうとも限らず。例えば同じアマクラスで走る458同士、上の#66JMWや下の#72SMPと見比べるとわかりますが前後のスポイラー、リアウィング翼端板が違うんですよね。ルックスはほとんど同じように見えても中身は別物。そういうところがやる側にも見る側にも難しいところですね。


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#71(LM GTE Pro) AF CORSE / FERRARI 458 ITALIA

個人的にクラス優勝した#51よりも本命だと思ってたのがこの車・・・だったけど、予選でジェームス・カラドが大クラッシュ。車を壊したばかりかカラド自身も欠場。実は決勝では代役としてロータスLMP1のお披露目のためにルマンに来ていたピエール・カッファーが乗りました。この写真は予選の時のものですが、決勝の時にはドライバーネームが4人分書かれていました。


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#72(LM GTE Am) SMP RACING / FERRARI 458 ITALIA

SMP RACINGの名前ですが、8STARと同様、ここもAF CORSEのオペレーションのチームです。そのためにAF CORSEのファクトリードライバー、ベルトリーニが今年はここからエントリーしています。残り2人はロシア人ですが、今年はロシア人ドライバー、とても多いですねー。去年まではG-DRIVEのルシノフだけだったのに。


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#73(LM GTE Pro) CORVETTE RACING / CHEVROLET CORVETTE C7

出ました、コルベットの新車!これはかっこいいです。本当に楔形のシルエットだし、これまでのコルベットの印象を受け継ぎつつも、すべてが新しいんですよね。こういうのが欧米はホントにうまい。ここ数年のアメリカンマッスルは結構魅力的。このC7もダウンサイジングされて魅力が増しました。

この#73にはオヤジの方のマグヌッセンが乗り込んでますが、現地の友達に「これにヤンのサインもらって欲しい」と頼まれましたが、それが去年自分の分としても貰った1995年マクラーレン時代のプレスフォト。それを周りのスタッフやチームメイトに見せながら「ケビンじゃないよー」って自虐ネタを飛ばしてました(笑) しかも、ルマンでの新車デビューでいきなりクラス2位表彰台。来年以降、ポルシェ、フェラーリとガチンコ対決じゃないでしょうか。


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#74(LM GTE Pro) CORVETTE RACING / CHEVROLET CORVETTE C7

オリバーギャビン率いる#74です。ギャビンもコルベットレーシング歴がだいぶ長いですよね。こちらもクラス4位で入賞しています。でも、ちょっと地味だったかな。ただ、サウンド自体は昨年までと変わらず。遠くからでも「あ、コルベットが来るな」ってはっきり認識できる、あのサウンド。これはダウンサイジングされても変わりませんでした。


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#75(LM GTE Am) PROSPEED COMPETITION / PORSCHE 911 GT3 RSR

このルマンでは#67に加えてこのプロスピードコンペティションの車もアートカーに。今年は2台体制だったこのチームで、しかも相方#79が予選でクラッシュ。決勝ではドライバーを一人欠いて2人で戦ったにもかかわらず完走・・・にもかかわらずこの#75はリタイヤに終わってしまいました。ポルシェファクトリードライバーで今年、フォーミュラEのテストも行ったエマニュエル・コラールも乗ってたんですけどね。


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#76(LM GTE Am) IMSA PERFORMANCE MATMUT / PORSCHE 911 GT3 RSR

毎年おなじみのレイモンド・ナラック率いるこのチーム。カラーリングも毎年同じように見えても実際比べて見ると、結構違うという。今年のカラーはキレイでした。ちなみにこのチームでデビッド・ハリデーというドライバーが出ているんですが、この人のお父さんがフランスでは超有名なシンガー。それもあってかデビッドもかなりの人気。
って、上の#75や下の#77と比べるとリアウィングがこれでもかっ!っていうほど高い位置にあります。それに気づいて色々チェックしたらこの3台、スポイラー類も結構形が違います。#75が一番古い車ではあるようですが。


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#77(LM GTE Am) DEMPSEY RACING - PROTON  / PORSCHE 911 GT3 RSR

今年も出てきてくれたハリウッド俳優パトリック・デンプシー。去年はデルピエロとの合同チームオーナーでしたが、今年はデンプシーとクリスチャン・レイド率いるプロトンの合同チームとなりました。デンプシーがタリーズの経営にも関わっていることもあって昨年はタリーズがメインスポンサーでしたが今年はタイトルスポンサーなし。なんだか寂しいカラーでした。
昨年は表彰台まであと一歩の4位。今年はクラス5位と結果的にはいいものの、昨年結構いい戦いができていただけに期待していたほどの結果には恵まれませんでした。
posted by Yoshitaka at 22:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 2014 LE MANS 24HOURS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする