2009年08月26日

2009 LE MANS 24 HOURS(8)

今日はお休みしていたルマン日記の続きです。今回は決勝日(の続き)日曜日の模様です。

土曜日の夜、疲れてB&Bに帰った後もなんだかんだ夜中の3時頃までTVでレースの様子を見ていました。

と言っても、フランスでも地上波での生放送はないらしく、ドイツのユーロスポーツで見てました。B&Bはサーキットからすぐの所にあるから音は窓から入ってくる生の音、映像はドイツ経由…もちろん実況もドイツ語だから全然わからない…。

そんな状態でTVを2時間か3時間くらい見てから寝ました。


そして・・・日曜日の朝、サーキットに行ってみたら、顔つきが変わった車が何台も。
クラッシュなどの影響で自分のチームのパーツを使い切ってしまったのか、カラーリングがされていないパーツを使ってたり、違うチームのものを使ってたり・・・。現地ならではの姿を見ることができました。

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#96 VIRGO MOTORSPORT FERRARI F430GT

フロントフェンダーがカーボン剥き出しのものに変わっていました。ヘッドライト周りにも隙間だらけでいかにも無理矢理くっつけた感じでした。

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#75 ENDURANCE ASIA TEAM PORSCHE 911 GT3 RSR

このチーム、朝までガレージでしばらく止まっていました。
#70か#77のフロントバンパーを付けて、ゴールまであとちょっとの時からまた走り始めました。

ただ、結構いっぱいいっぱいだったようでゴールの時はコントロールライン手前でトップのプジョーが来るのを待ってチェッカーを受けていました。

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#87 DRAYSON RACING ASTON MARTIN VANTAGE
 & #84 TEAM MODENA FERRARI F430GT

自分が気になる存在だったドレイソンレーシングの車も朝になったら人相変わってました(笑)
なぜか両側ヘッドライト周りにガムテープが貼られて顔つきがすっかり変っちゃってました…。
ちょっと残念。

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#84 TEAM MODENA FERRARI F430GT

↑のドレイソンの車の後ろに移ってる車にマンセルJr.こと、レオ・マンセルが乗ってました。はっきりヘルメットが写ってたのでUpしてみました。お父さんと同じようなヘルメットなんですねー。

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#24 OAK RACING PESCAROLO MAZDA

ここのチームも走り切りました。
ここに乗ってるドライバーたちと車検の時に雨宿りしたときにたまたま隣にいたからそこで話したのが今となってはいい思い出。

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#7 PEUGEOT 908 HDi FAP

ファステストを連発しながら6位まで追い上げてきた#7のプジョー。

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#8 PEUGEOT 908 HDi FAP

序盤はここが勝つことになるんだと自分も確信してたけど、最後には2位に。

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#9 PEUGEOT 908 HDi FAP

この3台のプジョーの中で唯一、チームのエントリー名が違う#9がトップになるなんて自分は全く思っていなかったけど、よく考えたらこのチームにはルマンウィナーのドライバーが2人もいる。ベテランのうまみが出てきた感じ…かな。

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#007 AMR EASTERN EUROPE LOLA ASTON MARTIN B09/60

3台のアストンマーティンワークスの中で唯一エントリー名が違う#007がアストン勢のトップに。

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#008 ASTON MARTIN RACING LOLA ASTON MARTIN B09/60

途中のアクシデントなどいろいろあったけど最終的には13位フィニッシュの#008。チームメイトの#009はアクシデントでリタイヤしてるのでゴールまで残ったワークスアストンは2台でした。

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#13 SPEEDY RACING TEAM SEBAH LOLA ASTON MARTIN COUPE
 & #33 SPEEDY RACING TEAM SEBAH LOLA MAZDA COUPE

このSPEEDY RACING TEAM SEBAHはクラスと搭載エンジンの違う2台のローラでエントリーしてたんですが、最後は2台で編隊を組んで走ってました。

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#33 SPEEDY RACING TEAM SEBAH LOLA MAZDA COUPE

で、その#33も最後はガムテープだらけに…。でも、総合12位、LMP2クラス2位でフィニッシュ。

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#64 CORVETTE RACING CORVETTE C6.R

ゴールまであと少しの所でLMGT1クラス2位を走ってた#64のコルベットワークスがストップ。ここに来た時には既にエンジンが掛かってなかったようでした。

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#39 KSM LOLA MAZDA SPYDER B07/46

そして…チーム郷のクラッシュの片付けに伴うセーフティーカー導入中に燃えちゃいました。マシューが言うところの「KSM BBQ」という…。

マシューや野田秀樹の乗ってたKSM。エンジンが止まった状態でピットレーンに入ってきました。この時、ドライバーは野田秀樹だったんですが最後まで降りなかったし、最後まで降りなきゃ偉いというわけではないけれど、この粘りはすごかった。意地が見えたみたいで。この姿、すごく感動しました。

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PEUGEOT 908 HDi FAPの3台。

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編隊を組むために2位を走ってた#8、6位の#7が大幅にスローダウンしていました。編隊を組み始めるのっていつごろなのかわからなかったから最初は#7も#8もスローダウンか!?と勝手に思って焦ってしまったのはここだけの話です。


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AUDI R15も#2がクラッシュで消えたので最後まで残ったのは2台だけ。#1こそ3位だったものの、#3は17位完走。これじゃ、アウディは不満の残る結果でしょう。だってカスタマーのR10の方(スピードはともかく)が信頼性は高かったんだから…。

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LOLA ASTON MARTIN B09/60

アストンワークスも残った2台で編隊を。3台いないのは残念だったけど、2台でもすごくかっこいい。

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ファイナルラップの最終シケイン。もうマーシャルたちは旗を振って迎えていました。昔、TVで見たことのある光景だったけどやっぱりTVとは全然違うし感動したねー。

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ゴーーーーール。

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3台並んでゴールするのはいいですね!
ピットウォールで出迎えるチームクルーたちも大きな旗を振って待っていました。

感動でしたね。

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#63 CORVETTE RACING CORVETTE C6.R
 & #64 LUC ALPHAND AVENTURES CORVETTE C6.R 

トップのプジョーがゴールした後にも続々と編隊を組んだチームが。
それぞれチームメイトを欠いた状態でコルベット同士が2台でチェッカー。

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#82 & #83 RISI COMPETIZIONE FERRARI F430GT

リシコンペティションの2台も並んでチェッカー。クラス優勝とクラス3位。とても優秀な成績です!

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#99 JMB RACING FERRARI F430GT

これってどこの国旗ですか?
チームの国籍はモナコ、ドライバーもフランス人…なのになんでこの国旗?

でも、こうしてファイナルラップにこうして旗を振ってるためには少なくとも最後のピットインの時にこの旗を車の中に仕込んでいるはず。その時ってどんな気持ちなんだろう?祈るような気持ちなのかなぁ?

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自分たちの目の前で止まりそうなスピードで2台並べたアウディの2台。いろんなクルーに拍手されながら。優勝したプジョー3台が通過した時はお祭り騒ぎでこんな写真撮れなかったけど、このアウディの時は少し収まってたかな。


写真だとうまく伝わらないけれど、感動のフィニッシュでした。
ルマンがすごいのって完走したマシンは順位に関係なくいろんな人…ほとんどすべての人から祝福されること。ファンもすごい!日本じゃこんなのありえない。比べちゃいけないんだよね。

いやぁ、本当に感動した。プジョーの優勝だけでなくいろんなドラマがあった中でフィニッシュしたマシンたちを見てるのはとても貴重な体験でした。


次回はこの続き、表彰式の模様を書こうかと思います。次で最終回かも・・・ね。
posted by Yoshitaka at 19:37| Comment(9) | TrackBack(0) | 2009 LE MANS 24HOURS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月19日

FINISH!!!!!TAMEO 1/43 LIGIER RENAULT JS37 TEST DRIVE by Alain PROST

先日、元ドリフターズの付き人(見習い)を16年やっていた、すわ親治さんたちがやっているお笑い音楽ライブを新宿に観に行ってきました。

今回、ちょっとしたツテがあって他の出演者の方にあらかじめボクが行く旨をメールしておいたんですね。そのメールにはそこまで書く必要が無いのに、自分がドリフのお笑いがどれだけ好きかをものすごく熱心に書いてしまったんです。頼まれてもいないのに(笑)  自分にとってはすわさんまで入れてドリフターズのようなもの。だから、すわさんに会えるかもっていうお話をもらって以来、ワクワクが止まらなかったんです。

それで、当日。いざ会場前に行ってみると目の前にいるじゃないの、すわさんが!
それからしばし、立ち話。
・・・信じられなかった。自分があれほど好きなコントに出ていた人とこうして今、話ができるなんて。

この感覚ってなかなか分かってもらえないかもなぁ。

ライブの内容は社会風刺の替え歌が中心でシュールなお笑いだったんですが、これにもハマりそう。
早くもまた行きたい衝動に駆られています。

※ちなみにすわさんがドリフ時代に出ていたコントってこういうのです。
  

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さて、リジェ・・・。
製作開始から早9ヶ月近く・・・やっと完成しました。

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TAMEO 1/43 LIGIER RENEULT JS37

このキットを作った方はおそらくいると思うんですけど、まともに完成させてる方ってどれくらいいるんでしょうか。
以前書いたんですが、フロントウィングに大きな欠陥を抱えたこのキット。そのまま組むとフラップとメインウィングの間が3mm近く開いてしまうという…。

もしかしたら「そんなの大問題じゃないよー!所詮ガレージキットなんだから」っていう意見もあることは承知で書きますけど、当たり前ですがキットの出来がとても今のタメオスタンダードではないんですね。だからなのか、ネットで検索してもこの車を作ったことに関する記事って見つかりませんでした。

だから、自分の手で着々と完成して行くさまを見ているのが楽しい半面、仮組みこそしているものの組み立てにおいても何があるかわからなかったので、ちょっと不安を抱えたままでの製作でした。

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フロントウィング以外にも自分が手を入れたのはこのサイドポンツーンのNACAダクト。ここも開口してみたんですが、これは効果大!
…だけど、自分がケースにしまって保存するときに左側面を見えるように飾るのでこの向きに展示しちゃうと見えないっていう(^^;

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今回、「普通にリジェを作ってもつまんない」と思ったので、1992年開幕前のアランプロストがテストした時の仕様にしてみました。
…って、一部のデカールを貼らないのとプロストのフィギュアを乗っけてみたくらいの違いなんですけど。

やっぱり資料が見つからなくて、多くの部分が空想モデリングだったりします。それに加えて上記のフロントウィングの件でフロントウィングの形状がプロストがテストした時の実車と異なっていたり、ちょっと自分の力量不足で断念したウィンドーシールドの製作など…いくつかの部分で本来の姿と違うんです。
…でも・・・書かなきゃそんなことわからないですよね?

・・・わからないですよね(笑)???

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今回もフィギュアはちょっと力を入れて製作。今回も「目」まで入れています。これは好き好きあると思うんですけど、もはやこれは自分の趣味ですね(^^;

ヘルメットデカールは同じくTAMEOのウィリアムズFW15Cのものを切り刻みながら使用。これがまた結構大変で。93年のプロストのヘルメットって結構ロゴがたくさん入ってるんですが、それをそのまま使っちゃうとテストカーらしい雰囲気が台無しになっちゃう。だから、全部ロゴは排除した上でタッチアップ。これは自分でもある程度満足する出来になったかな。

ヘルメット自体も95年あたりのタメオキットに入ってたものをAraiのヘルメットらしい格好に修正して使用しています。おかげでバイザーも形状修正が必要に。細かい上にクリアパーツなので加工は結構大変でした。


今日はもう暗くなってから写真を撮ったのあまりいい写真ではないんですが、とりあえず…ということで。
前回のメルセデスCLRとともに明るい時に写真を撮りなおせたらなぁと思っています。

なにはともあれ、今年初めて完成の記事を書けて嬉しいのなんのって(笑)
もっとサクッと作るはずだったのに大苦戦しちゃいました。次回はもっと素組みで行けるのをちょこちょこっと作れたら…と思っています。
posted by Yoshitaka at 23:59| Comment(14) | TrackBack(0) | TAMEO 1/43 Ligier Renault JS37 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月09日

FIREWORKS☆

さっき、東京は震度4の地震があったそうで。自分は地下鉄に乗ってたから全く気付かず。その後のメールで知ったような状態。普段は地震の多い東京で震度4って実は超久しぶり。いつもちょこちょこした地震がある東京なのに、去年あたりから妙に無いから心配していたところだった…。でも、ラッキーなことに自分は無事だったし、揺れも感じなくて済んだ。

・・・地震とセミが苦手だからね、自分(^^;


さて、昨日ですが、東京湾の花火を見に行ってきました。「東京湾大華火祭」というやつです。何年か前に友達と見に行ったけど、今回はそれ以来の参戦。

しかも・・・今回は屋形船から!!せっかくだから誘われるがままに行ってみました。

船に乗ってしばらくすると東京湾。その間に船内で夕飯を食べました。

…けど、特に東京湾に出てから、周りにも同じように花火を狙った屋形船がいっぱいいるわけですよ。それらのどれか1隻でも動くと波が押し寄せてきて船はゆ〜らゆら。まぁ、お互いさまなんだろうけど早く行って場所取りしていた分、ボクらの乗った船は花火が始まるまで約2時間、晴海埠頭とレインボーブリッジの間あたりでイカリを下して停船。

その間、揺れる揺れる(^^;

自分も「マジかよ…」って実は結構ピンチだったわけですけど、お隣のおじさんはそこに着いた時点で既に「X@‘*}#%&(略)」ってなってたし、反対隣のおばちゃんも時間が経つにつれてどんどん会話が少なく無表情になっていくし…、何よりびっくりしたのは花火を見に行こうと屋形船の屋上デッキに上がろうと船室の外に出たら、もうグロッキーになった方々(かなり大勢…)が吐くスペースになっていた(苦笑)

もっとも、そりゃそうだろうなとも思ったけど。あの揺れって東京湾…湾の中なんだから普段じゃあり得ない揺れ方。もっとも、花火が終わってから最後にお店の方に聞いたところ「この花火の時はどうしても船の数が多いから毎年このくらいは揺れちゃうんですよね」だそうで。

自分も花火が始まるまでは結構シンドかったけど、花火が始まったら周りの船もめったなことじゃ動かなくなったから揺れも収まり一安心。

それでもう恒例となった(?)訳ですがたくさん写真撮ってきたのでテキトーにサラッとご覧ください。

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こうして海に花火が真っ赤に映るのがとてもきれいでした。

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銀座あたりのビル街と比べると花火の大きさがわかるかなぁと思います。

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東京でこんなにきれいに見れるスポットがあるとは…

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下にヒトの頭が映ってますが、これはボクらと同じ船に乗ってた方々の頭。シルエットみたいになってこれはこれで面白いのでUPしてみました。

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船も揺れは収まったもののそれでもそれなりに揺れてたから写真撮るのも大変でした。止まってる所から撮るならシャッタースピードを遅くすればいいんでしょうけど、そういうわけにもいかず…いろいろ試してるうちにこのくらいには撮れるようになってきた…という感じでした。

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びっくりしたのがこの背景に写ってるようなビルの窓からたくさんのフラッシュが光ってたこと。ビルの窓越しに花火を見てる人がこんなにいるのねーみたいな感じでびっくりしました。

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こんなにでっかい花火が惜しげもなく上げられていくのがこの花火の醍醐味ですね!特に今年、地方の花火大会は不景気の影響をもろに受けてて大変だそうですがそんなことを微塵も感じさせないこの花火。すごかったです。

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フィナーレのあたりの花火。燃えるような明るさでびっくり。屋形船がシルエットみたいに見えるところもまたキレイでした。

花火は以上です(笑)


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それで・・・今回は約2カ月ぶりにリジェです。ご無沙汰いたしておりました(^^;

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現在の全体像。ボディはあれから何度かクリアを重ね吹き。コンパウンドはまだ掛けていません。

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ウィング類はとりあえず塗ってデカール貼ってみた…という感じ。

途中、塗装も終わってデカール貼ってる最中にリアウィングがバラバラになり、だいぶ悲しい気持ちになったけどなんとかココまでリカバー。デカール貼った後は補強の意味も込めてスーパーフラットコートを厚めに吹いています。

フロントウィングは以前書いたとおり、このキット最大の問題を抱えちゃってるので元キットの構成とは構造を変えています。だからフラップを目分量で位置と角度を決めなくちゃいけなくて大変でしたが、仮止めにゴム系接着剤の点付け、それが硬化した時点で隙間に瞬着を多めに流し込んで固定。意外と一発でちゃんと仕上がって自分が一番びっくり。

ちなみにこのフロントウィング、フラップを切り離してもいいんだけど切り離す量を間違えるとこの「GITANES」…よりも車の左側の「BLONDES」のデカールが入らなくなるので注意。自分はそこを逆算してギリギリ入る幅でフラップを切り離しました。

・・・お、誰かのヘルメットが(^^;

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ホイールはまだ塗装を終えたばっかり。アンダートレイを含めてこの辺の黒いパーツ類は久しぶりにタミヤの缶スプレーを使って塗りました。楽だね、エアブラシより(笑)
やっぱり、自分の手が感覚を覚えてるようで久しぶりの割にすごくきれいに塗れちゃいました。正直言ってエアブラシよりきれい。自分のスキルはまだまだってことですな。

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サスペンションも上記パーツ類と一緒にタミヤのスプレー「マットブラック」で塗装。その後、ブレーキディスクにはフィニッシャーズの「カーボンブラックマット」にテキトーな割合で「クロームシルバー」を足してみたものを塗ってみました。この部分、ホイールの隙間からしか見えない部分なので、ちょっと派手め…派手すぎるくらいの色で塗ってみた。

これがどう出るかわからないけど、自分にしか作れない色(?)で塗る楽しみを久しぶりに味わった。実車のカーボンブレーキ色って、見る角度によって変わるからこういう色の出し方があってもいいかなぁと思って試してみました。

後はボディの最終研ぎ出しと組み上げ。割と自分が好きな作業なのでなんとかチャチャっと完成に持っていきたいです!
posted by Yoshitaka at 22:46| Comment(12) | TrackBack(0) | TAMEO 1/43 Ligier Renault JS37 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月05日

2009 LE MANS 24 HOURS(7)

今日もルマン日記の続きです。

…今回も決勝日(※土曜日分のみ)の模様ですが写真の枚数が膨大なのでサラッとご覧ください(^^;


自分購入した決勝日指定席のスタンドは最終コーナーのところだったので、ピットレーンがよく見えるんです。何かトラブルやアクシデントを起こしたマシンはココを目指して帰ってくるわけですよね。

スタートからしばらくしてさっそくハプニング。
2位を走ってたプジョーワークス7号車が大破した状態でピットイン。

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#7 PEUGEOT 908 HDi FAP

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優勝を狙える位置を走ってたマシンが次に帰ってきたらこの姿…。

どうやらピットで隣(この車の前)のピットへ向かってたペスカロロのプジョー908と当たったらしい。バーストしたタイヤで走りボディを叩いてしまった結果、このような姿でピットイン。

この前にアウディワークス3号車がコースアウトしたりしていたものの、この時でもまだスタートして間もなかったから嫌な予感がしたし、自分もつい「こうして今年もこうしてアウディに持っていかれるのか…」とも考えてしまいました。すぐにガレージインしてしまいました。

もっとも、「こういうシーンを見れるのもこのスタンドのいいところなのね!」と、昨日まで気づくことが無かった観戦ポイントにも気づくことができて自分にとっては上々のスタート…かなぁ!?

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#007 LOLA ASTON MARTIN B09/60 

アストンワークスの姿を追いかけてたらたまたまこうしてバックファイアの上がってる姿も撮れていました。

エンジン音もすごい高音でキレイな音なんですよ〜、このワークスアストン。後ろ姿の写真ってなかなか無い(自分もあんまり撮ってない)から貴重です。


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ココからはまた全車紹介の続きです。

まずはLMGT1から。今年、このクラスは参加台数が6台しかおらず、しかもルマンシリーズと言う枠でとらえたらルマン24時間を最後にコルベットレーシングがGT1クラスから撤退し、GT2へ転向してしまうという…このクラス大丈夫なんでしょうか…。
※ちなみに前回UPしたJLOCのムルシエラゴもこのクラスですが今回は割愛します。

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#63 CORVETTE RACING CORVETTE C6.R

この見馴れたカラーリングのコルベット、実車がこんなにすごい音だということなんて初めて知りました。だいぶ遠くにいても、他の車が走ってても「もうすぐコルベットが来るな」ってくらいだったらわかるほどのバリバリバリバリ…っていう爆音。ただ、乗ってるドライバーって大変じゃないかなぁ…と思わずドライバーの耳を心配してしまう。

コルベットワークスにとって最後のLMGT1のレースを優勝で飾りました。GT2に行っても期待できる車だと思います!

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#64 CORVETTE RACING CORVETTE C6.R

今年はワークスコルベットの2台目が#63と黒い部分と黄色い部分が入れ替わったカラーで参戦。これ、結構かっこよかったです。

たまたま撮ってたらこんなシーンも・・・。

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最終コーナーのシケインにパイロンが3つ立っていたんですが、こうしてだんだん減っていきました(笑)

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#72 LUC ALPHAND AVENTURES CORVETTE C6.R

リュック・アルファンのチームの本人も乗り込むエースカー。レース前半(中盤?)にリタイヤしてしまいました。

リュック・アルファン、こんなに人気があるとは知りませんでした。やっぱり有名なんですねぇ、フランスでは。ボクはワークスチームに乗ってる元F1ドライバーやなんかよりもよっぽど人気がありそうに感じました。人前に現れるとサイン狙いや写真狙いの人が結構集まってくる感じで…でも、日本みたいにはならないんですけどね、パドックパスが高いのでエリア内に入る人数が限られてるからかもしれませんけど…。

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#73 LUC ALPHAND AVENTURES CORVETTE C6.R

白地のカラーリングこそ#72と同じだけど、スポンサーは結構違う#73。こっちはクラス2位で表彰台に上がりました。コルベット1-2フィニッシュでした。

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#66 JET ALLIANCE RACING ASTON MARTIN DBR9

大穴(?)でココがクラス3位で表彰台!表彰台の様子を見ていたらこっちが嬉しくなっちゃうほど喜んでいました。そりゃそうだろうなぁ、ワークスコルベット2台、リュックアルファンのコルベットが2台。この2チーム4台で表彰台は独占されると自分も思ってたから。このクラスも完走率が低くてクラスで完走したのは3台…その3位だけど、完走しなくちゃ表彰台にだって上がれないしね。

特に、上位を走ってたワークスコルベットの#64が止まったのがゴールの寸前だったから余計に嬉しかったのかもしれない。


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ココからの4台はワークスがひしめくLMP1クラスの車です。

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#11 TEAM ORECA MATMUT ORECA 01 AIM

ブルーノ・セナ、ステファン・オルテリ、ティアゴ・モンテイロという豪華なメンバーで臨んだオレカの#11。すごくきれいなカラーリングの車ですよね!こうしてヘルメットのあごの部分が隠れてるとアイルトン・セナのヘルメットに見えなくはないかも(^^;
…もちろん、乗ってるのはブルーノセナです。

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#11 TEAM ORECA MATMUT ORECA 01 AIM

パニス組のオレカ・エイムです。オレカはさすがにフランス人ドライバーが多いせいでヘルメットのデザインこそ各ドライバーで違うものの使ってる色が結構似てて乗ってるドライバーの識別が結構大変でした。

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#23 STRAKKA RACING GINETTA ZYTEK 09S

なんかボディカラーの話ばっかりでアレなんですけど、ボク普段はモノクロに近いカラーの車って全然かっこいいと思ったことが無いんです。でも、このチームの車、かっこいい!正直、スポンサーにとっていいPRになってるかどうかはわからないけど、せっかくの機会だもん、スポンサードしてる車のかっこよさってやっぱり大事じゃないですか?

・・・話は全然違うけど今日、IRL「インディジャパン」への松浦孝亮スポット参戦がやっとオフィシャルにも発表されましたがカラーリングを見て愕然。なんかバブルの時代にありがちだったようなカラーリングで。彼をスポンサードしてくれたことには大感謝だけど、カラーリングは出る前にもうちょっと考えて欲しいというのが本心。


脱線しましたね…。


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#6 TEAM LNT GINETTA ZYTEK 09S

日本でも走ってたリチャード・ディーンが走ってたチームっていうのは前にUPしたときにも書いたんですが、もっとインパクトのある話が。

このチームの3rdドライバー、まだ17歳のナイジェル・ムーアっていうドライバーなんです。17歳って、F1でマンセルがチャンピオン取った年、1992年生まれですよ…!92年なんて最近だと思ってたんだけどなぁ・・・時代は変わっていくのね...ところでルマンの最年少出走記録って何歳なんだろう?この人、話題になってないけど何か記録を更新してはいないんだろうか?


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ここからはLMP2クラス。

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#40 QUIFEL - ASM TEAM GINETTA ZYTEK 09S

レースが始まってしばらくするとこういったトラブルやアクシデントが続きました。この車もフロントサスペンションを壊してピットイン。結局そのままリタイヤでした。ガイ・スミスに期待してたんだけど・・・短い24時間レースでした。


・・・次!


確かカメラをいじってるときに「キュー!!!」ってタイヤの音がしたので見上げたら…

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ラディカルが目の前でクラッシュ@ピットロード入口。

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#26 BRUICHLADDICH BRUNEAU RADICAL AER SR9

マーシャルの手助けを受けてピットへ走って行き、その後修復して走っていたものの最終的にはリタイヤでした。

自分の席の斜め後ろにひとりずつ「R」「A」「D」「I」「C」「A」「L」ってそれぞれTシャツに文字を書いて応援していた熱〜いラディカルファンの集団がいたんですけど、皮肉にも彼らの前でクラッシュすることに。

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#39 KSM LOLA MAZDA SPYDER B07/46

オープニングラップからピットインでドキドキさせられたけど、マシューのチームも淡々と走っていました。予選でクラッシュしたドライバーがスタートドライバーだったからちょっと不安だったんだけど、土曜日のうちは無事に周回数を重ねていました。

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#39 KSM LOLA MAZDA SPYDER B07/46

せっかくだからマシューばっかりじゃなくて野田秀樹が乗ったところもUP。

このチーム、野田さんが乗ってる周が多かったような気がします。やっぱりエースは野田さんなんでしょうか?もっとも一番経験があるのは野田さんだと思うから当然かも。F1へ挑戦してみただけでなく、昔から国際F3000やインディライツに出てみたり、海外を中心に活動している野田さんって実は昔から好きなんです。インディライツ、雨の中独走で優勝した時、速かったなぁ〜ってもう10年以上前の話ですねー。

頑張って欲しいと思っています♪


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ここからはLMGT2クラス。

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#85 SNORAS SPYKER SQUADRON SPYKER C8 LAVIOLETTE

スパイカーです。この1台のため(?)にパドック裏にはスパイカーショップなるものがあってウェアや小物などを売っていました。お客さんの入り方は…やっぱり微妙でした。でも、熱心な客だと思われたのか、メールアドレスとか聞かれてスパイカークラブみたいなのにかなり強く勧誘されました(^^)

日本の公道でまだ1回も走ってるスパイカーなんて見たこと無いけどなぁ…

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#87 DRAYSON RACING ASTON MARTIN VANTAGE

これは今までにも何度か紹介して車だけど…単に自分の好みの車だった、ということです(笑)
かっこいいんだもん、この車。同じところを通るのを見てるとやっぱりJETALLIANCEのDBR9よりもサイズは一回り小さく感じます。特に全長が短いでしょうか。 世界選手権を走るVANTAGEベースのレーシングカーなんて他に見たこと無いけど…探せばいるのかなぁ?

アストンって元のデザインがどれも似てるからインパクトないかもしれないけど、このレースのためにこの車を作り、しかもわざと今まで散々DBR9で見てきたようなレーシングブリティッシュグリーンにして出てるんだとしたら・・・その気迫に拍手!パッと見、 VANTAGEであることに気づかない人の方が圧倒的に多いと思うからねぇ〜

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夕暮れ。こうなってくるのが夜20時過ぎ。

この写真、なぜ撮ったかと言うと、アウディワークスのR15、テールライトがリアウィングの翼端板に付いてるんですよ!LEDだからこそできたことかもしれません。それに夕闇の中で光るピットサイン。

すごくきれいな光景でした。

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#007 LOLA ASTON MARTIN B09/60

UPしてるワークスアストンが#007ばっかりなのには特に意味はないんですが、同じ格好の車でもやっぱり上位を走ってるマシンが一番かっこよく見えるのかな。

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#007 LOLA ASTON MARTIN B09/60 & #12 SIGNATURE PLUS COURAGE ORECA JUDD LC70

まだ、完全に暗い中でないとは言え、薄暗い中でもこうして接近戦(※直接の順位争いではないが)は続きます。

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#8 PEUGEOT 908 HDi FAP

この時点でトップを走行してた#8のプジョー908。
前にも書いたとおり、同じプジョーの中でも自分はやっぱりこの8号車を応援してたから自分的にも素晴らしい展開だった(笑)

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#9 PEUGEOT 908 HDi FAP

流し撮りっぽくしてみたのがこちら。でもサイドのカーナンバーのあたりにピントが合ってる…これがコクピットあたりにピントがあってればかっこいいのかもしれないな。写真は難しい、けど面白い。コンデジの次、大きくステップアップしすぎたかなって思ったけど、中途半端な機種を買わなくてよかったのかも。これだけ写真を撮る機会を作れたしね!

もっと結果的にいい写真…じゃなくて、狙っていい写真を撮れるようになれたらいいなと思ってます。

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#31 TEAM ESSEX PORSCHE RS SPYDER

やっぱり好きな車だとたくさん撮って、たくさん載せたくなるようで(苦笑)
この車も帰ってきてチェックしたら写真が多い1台でしたねー。

去年の結果を受けて、今年のルマンのLMP2クラスはRSスパイダーだらけになるかと思ったけど、チーム郷とエセックスの2台だけ。去年と今年でルマンは2戦2勝。やっぱり来年からはもっと増えるかも。

この車みたいにセンスのいいカラーリングの車なら車種は同じでも増えてくれるの、大歓迎ですね!


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たまには車以外のものも…と思って撮っておいた移動遊園地の写真でも。

昼間にはレースのことしか考えてなかったからあんまり気にしてなかったんだけど、レース中にもスタンド後方からボンボンッって絶え間なくココはクラブか?と思うような音が絶え間なく聞こえてた訳だけど、暗くなってたらその原因がはっきりわかった。

…これだけ近くに移動遊園地があったら、そりゃうるさくて場内放送も聞こえないわな…。日中気づかなかったのってなんでだろ?と思うほどの規模でした。

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色はきれいなんだけどねー。
なんかよくわかんないけど、立体的で速いメリーゴーランドみたいな感じ?それなりに速いスピードで回転する乗り物でした…

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・・・こっちは仮設(?)の観覧車。
高所恐怖症気味な自分としては、この観覧車の高さよりも"この観覧車が仮設のものかもしれない"と思うこと自体が怖かったり(^^;

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極めつけがコレ。

両サイドはフルに伸ばしたクレーン車。その間にゴムに吊るされた籠…もちろん、その中に入るのが客。「パチンコ」みたいな感じだね〜。絶対やりたくない、こんなの!!

夕飯を調達しに行くときに、興味本位で「打ち上げの瞬間」を見てみたんだけど、打ち上げられた瞬間に「ウギャーぁ!!!」というような何とも言えない声(音?)。。。
・・・絶対乗りたくない、こんなの(*_*)

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・・・という決勝日前半(土曜日)でした。

自分がこのスタンドに着いたのがお昼すぎ…13時ころ。
さすがに長時間テンション高く保ってると疲れて22時半過ぎに一度帰ろうかどうしようか迷ってる所にminoriさんから「どうする?」って電話。2人とも結構、疲労困憊だったからそれぞれ帰ることに。ちなみにこの頃になるとスタート時には満席に近かった指定席スタンドもガラガラでした。


では、次回は決勝日の続き、ゴールまであたりをUPできたらいいなぁーと思っています。
posted by Yoshitaka at 01:23| Comment(8) | TrackBack(0) | 2009 LE MANS 24HOURS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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