今回は走行が始まる水曜日の様子をUPします。
この日の予定としては14時からピットウォーク、それ以後に走行セッションが予定されていました。
・・・が、この日も雨。なんなの、この天気。
だから、13時過ぎにサーキットに着くように行ってみたら・・・もうピットウォークやってるし(汗)
変だと思ったんだよなぁ。このサーキットに来るのは初めてだったし、道も全然わからなかったからフランス語しかわからない警備員に道を聞きながら進んで行ったらいきなりピットロード、アストンマーチンのガレージの脇の秘密の階段みたいなところに出ちゃって!
「こんなとこ、入っちゃっていいのー?」みたいな。でも、周りを見回してみたら大勢の一般客っぽい人がいたから一安心。
でも・・・びっくりした。
で、ピットロード。セーフティーカーやメディカルカーにはすべてアウディ。すごくかっこよかった。これだけの台数がビシッと揃ってるとかっこいい。
日本じゃスーパーカーみたいな扱いのR8がごろごろ、しかもメディカルカーとして。
こりゃ、もはやカルチャーショックですね。
で、アストンマーティンのガレージ前に移動。
給油ホースやエアジャッキなんかを引っかける…なんて言うんだろう?
こんな形状なの、ルマンだけだから、ルマンのジオラマを作るなら必須工作ですね(笑)
ガレージの配列ってアストンワークスの007号車から009号車だけが並んでるのかと思いきや、13号車のLola ASTON MARTIN(Speedy Racing Team Sebah)や後述のGT1クラスのJET ALLIANCEチームやGT2のdrayson racingのアストンまでアストン関連のチームはすべて並んで陣取っていました。
アストンワークス009号車。今年は(去年もか…)アストンマーチンワークスが007号車から009号車、それとは別にプジョーワークスが7号車から9号車を使っているためになんとなくまぎらわしいんだよなぁ。
しかし、どの車も魅力たっぷり。アストンマーティンのガレージではカウル開けてたり、ドア(窓?)を開けてたり、貴重なシーンを見れました。
自分が期待していたプジョーのガレージの前に移動。
おー、いたいた、プジョー908。
窓開けてるし〜。
自分が期待してたのはこの8号車。ボーデ、モンタニー、サラザンのフランス人トリオ組。
帰ってきてから気づいたんだけど、この車の写真が圧倒的に多いという…いつもの展開(^^;
ペスカロロのプジョー908もアストンと同様、ワークスプジョーの3台と並んで配置されてました。ワークスプジョーの隣にペスカロロの2台(1台は従来通りのペスカロロジャッドだけど)。
そして、ちょっと話はアストンに戻りますが、このLMGT1クラスのJET ALLIANCEのガレージ。
すごいシャンデリアが天井に吊るされています。ボディにもなんだかそれらしいカラーリングがされているのでスポンサーから提供された品なのかもしれないですけど、結構おもしろかったです。
で、そのJET ALLIANCEチームの前をふらふらしてたら始まりました、給油&タイヤ交換の練習。
実はこれをやってたのはこのチームだけではなかったんですけど、ピットウォークの時間にやってくれるなんてすごいサービス精神だと思います。おかげでいいものを見れたし、ジャッキの空気が抜ける音、タイヤ交換の音など、絵的なものより音を感じられたのがうれしかったです!
さぁ、そしていよいよ走行セッションの開始。
・・・と言っても、まずはフォーミュラルマンなる「どこがフォーミュラなの!?」と突っ込みたくなるマシンたちのワンメイクレースから。マシン的にはクラージュオレカのワンメイクで今年から始まったカテゴリー(のようです)。
で、写真を撮ってて気づいたんですが元レースクイーンで、その後ドライバーに転身した井原慶子さんが出てるじゃん!
他にもティエリー・ブーツェンのチームが出てたり、今シーズンのオフにちょこっと話題になったセバスチャン・ブエミのいとこのナターシャ・ガシャナンやなんかが出ていました。
このシリーズも気になったから写真はたくさん撮ったものの、UPするのはこの程度に(^^;
そしてLM24クラスの走行開始。
まず最初のセッションは特に意味はなかったんだけどアウディのガレージ上から写真を撮ってました。
…だから、ピットウォールもホームストレートのスポンサーもアウディのスポンサーのShellのものばっかりで(^^;
#1 Audi R15 TDI
#9 Peugeot 908 HDi FAP
#008 Lola Aston Martin
#13 Speedy Racing Team Sebah Lola Aston Martin
ニコラ・プロストやニール・ジャニの乗ったチームがここ。
車名だけみるとアストンワークスと同じになっちゃうけど、エンジン音も見た目も全然違うマシンでした。ただ、見た目は…顔が違うだけでそれ以外は結構似てるかも。
#4 Creation Judd
ヴァニナ・イクスの乗ってるチームです。このチームは毎年カラーリングが凝ってるんですけど、今年も凝ってました
…けど、例によって何が描いてあるのかは最後まで分からなかった。
#23 Strakka Racing Gynetta Zytek
この車、案外かっこよくてプチお気に入りでした。Gynettaの車ってコンパクトで軽そうで、なんか運転してみたくなる車に感じた(^^)
#15 KOLLES Audi R10 TDI
去年のウィニングマシンなのに、R15が出てきちゃうと一気に型落ち的に見えちゃうのって不思議なものです。
#87 drayson racing Aston Martin V8 Vantage
ダリオ・フランキッティのの弟、マリノがここからエントリーしてました。今回、アストンはたくさん出てるのに今まで通りのこのレーシングブリティッシュグリーンで出てるのはここだけ。しかも、屋根のユニオンジャックがカッコイイ!これ、今年のベストカラーリング賞の1台かと(^^;
この水曜日の走行セッションは18時から24時までだったんですが、この時期のフランスは夜10時でも明るい…はずだったのに、天気が悪くて割と早いうちにだんだん暗くなってきて…
でも、暗いのは暗いので素敵☆
これはちょうどプジョー7号車がシグネチャープラスの12号車をパスしていくところですね。
ナイトセッションを走る車って生では初めて見ました。いやぁ、写真にするのは難しかったけどかっこいい!ヘッドライトはもちろん、ヘッドライトをパッシングさせてたり、プジョー、アウディ、アストン、GT2のポルシェなどのように同じかっこの車が複数台いるところは各車に識別色があってサイドのカーナンバーの脇にそれが付くんですよね。
識別灯の存在はもちろん知ってたけど、あれが光の残像として流れるように頭の中をよぎっていくのはすごくきれいでした〜。
暗くなってきたあたりのピットロード。
ピットロードにはいろんな車がヘッドライトをパッシングしながら入ってきて、しかもそれを待ち受けるピット側も多くのチームがLEDのサインボードを出してるのにはびっくりしました。
いやー、初めて観るナイトセッション、実にかっこよかった。
長くなりましたが、次回は予選日となった木曜日の様子をUPします。伝えたいこと、書きたいことが多すぎて困っちゃいます(^^;