UPする順番がWTCC & Asian LE MANSと前後しますが、今回も行けました、東京モーターショー。
前評判通り、参加メーカーの減少などイベントの規模は縮小。ものすごく縮小。いつもと入口が違うような状態(使うホールの数が違うため)。隣のホールでは夜、ビジュアル系バンドのライブをやっていたようで(笑)
今までになく寂しいモーターショーでした。こんな最低なモーターショー、今まで経験したことが無かったから、わかっていたとは言えとてもショックだった。
さっそく気になる車だけレビュー。
McLAREN MERCEDES MP4-24
これ、メルセデスベンツが今回は参加を見合わせたために曙ブレーキのブースに展示してありました。
柵など、もうちょっと展示の方法を工夫して欲しかったけど、今回のショーの中では貴重なモータースポーツ関連の出品。もはや出品してくれただけでも感謝すべきなのかもしれない…と思った。
TOYOTA TF108(2009仕様ショーカー)
これ、去年のマシンを今年のレギュレーション風にアレンジしたショーカーです。この写真からもわかるかもしれませんけど、例年に比べてF1の周りにお客さんが集まっていなかったのがとても印象的だった。そもそもお客さんの数が少なかったように感じたけど、モータースポーツ離れも深刻かもと思ってしまった。
LEXUS LF-Ch
これ、期待してなかったけど意外とカッコ良かった。でっかいホイールやボディカラーと相まってなんとなくHOTWHEELのミニカーみたいだけど、車格的にはオーリスやブレイドあたりとかぶるのかな?でも、こいつはハイブリッド。このまま出てきて値段も手ごろならプリウスやなんかよりよっぽど売れるような気がする。市販化される時にデザインが大きく変わってしまわないことを期待したい1台。
LEXUS LFA
前回も展示されていたLFA。でも前回は「LF-A」として出てたんだったかな。この形で市販されるらしい。なんか個人的にはこういう路線の車だったらもっとグラマラスなデザインで攻めた方がいいように思うけど…まぁ、トヨタ/レクサスらしいと言えばらしいのかも。あんまり自分は魅力を感じなかった。
TOYOTA FT-86 Concept
今回、コンスタントに人を集めていたのがこの車、ハチロク。スバルとトヨタのコラボレーションから生まれるらしいこの車。フロントはともかく、リアは結構いい感じにまとまってると思う。86が好きだった人や若い人たちが興味を持つのかどうかは疑問だけど、日本にもこういう「ちょっとしたスポーツカー」が必要だと思う。GTRやLFA、ランエボやインプSTIなどあるけど、これらってやっぱりちょっと偏り過ぎた車だと思うからマツダのロードスターやこの車みたいなコンセプトの車は必要だと思う。
HONDA CR-Z Concept
前回のモーターショーから実は結構形が変わっているものの、原形はとどめてる。最近のホンダにしては悪くないデザインだと思う。ホンダってデザインで損してる車が多いように思うから。カタマリ感があっていい感じだと思います。
MAZDA 清(KIYORA)
マツダの一連の「流れ」をコンセプトにしたショーモデル。でも、期待しすぎたのか、ここ数年の中では一番"イマイチ"なモデルかな。これまで数年の出来が良すぎたからねー。実は最近のモーターショー、自分はこれら、マツダの「流れのコンセプトカー」を見に行ってるようなものだったから、今年はちょっと残念だった。
NISSAN LEAF
日産期待の2010年発売の電気自動車。先日、日産の営業の人と話す機会があったんだけど、ハイブリッドが無い分今は「エコカー減税」で何とか繋いでるものの、やっぱり起爆剤になるような車…このリーフを期待している…とのことだった。
でもねー。これもデザインで損してるよね。
いくら「電気自動車です!」って言っても、形がこれじゃ誰も買わないんじゃないの?少なくともこの車から自分は何も訴えられなかった。どこか初代のプリウスに似た雰囲気があるんだよな、これ。
NISSAN LAND GLIDER
完全なコンセプトカーですね。縦に2人が乗れる電気自動車。コーナリング時にはバイクみたいに傾けて走るらしい。意外とこういう乗り物の方が運転する楽しみとかあったりするのかも。日産はハイブリッドをやらなかった分、電気自動車に掛けてる感じがしました。
NISSAN QAZANA
日産が作ったスポーツカー+SUVのような新ジャンルの車…とのことだけど、これ、前回の東京モーターショーに出てたシトロエンのC-CACTUSにあまりに似てて気にいらない。イマイチ何がしたいのかよくわからない車。
DAIHATSU basket
今年の春のオートサロンの時にスズキがラパンのコンバーチブルを出してたんだけど、なんかこれ、それに酷似・・・。
しかも、あっちの方がかっこよく、かわいい。。。う〜ん。後出しで負けてるような感じが否めない。
SUZUKI ALTO
本当はこっちがメインじゃなかったんだけど、アルト30周年ということで初代のこの車も展示されてました。この車が30年間生き延びたのも奇跡なんだろうけど、まさかこんなおねーちゃんたちとともにモーターショーに展示されるとはこの車自身も思ってなかっただろうな。
こうしてみると、たとえ軽であっても昔の車って小さいのがよくわかる。
SUBARU LEGACY B4 GT300
今年のスーパーGTに出ているらしいレガシィB4。ヴィーマックを開発した東京R&Dがやってるからいずれ熟成されるんじゃないかな。
自分は車の写真を撮りたかったのに、おねーちゃんを撮ってる汗臭い変態オヤジどもが超邪魔でした…。
SUBARU HYBRID TOURER CONCEPT
これもなんだかしばらく前のルノー・アヴァンタイムみたい。
今回のモーターショーは台数が減ったのも残念だったけど、どこかで見たようなデザインやらコンセプトの車が多かったのも残念でした。コンセプトカーなのに独創性が無いなんて終わってますよ、本当に。
鈴商 Supasse
名古屋の自動車販売店、鈴商がイチから作ったスポーツカー、スパッセ。まだミラーも付いてないような状態ですが、今回のモーターショーの中では華のある存在だった。この車、小さそうに見えるけど実は幅が結構あるみたいで。小さく見せるデザインってあるんだよね。デザインは結構好みかも。
「来年発売予定か?」って誰に聞いてるんだろう(笑) さりげなくこんな紙を置いてあるところがまた笑えました。
ALPINA B6 GT3 Racing
特別に見せていただいたので、この車だけは詳しめに紹介。
アルピナがレース界に復帰して今年からFIA GTで走っている車です。
まず、なぜこの車が展示されてるのかと思ったら、日本で市販するそうです、これ。4700万だそうで。
日本でこれを売られても出れるレースなんかないじゃんって思ったら、特にレース用に売るわけではなく「サーキットで走ってもらうため」がメインターゲットだとか。そのコンセプトに驚き。
この巨大なエアアウトレットの真下、一番低いところにラジエターがありました。キドニーグリルよりも下のインレットから空気を取り込んで、エンジンより前のボンネットから即排熱。エンジンルームに熱い空気がたまらないようになってるのがよくわかりました。ここまで見せてくれるのが「市販のレーシングカー」ですね。
ドア、開けさせてもらったんですが超軽いの、このドア。レーシングカーってこんなもんだよね。
トランク内にはオイルクーラー。トランクのカバーはリアウィングがあるために開閉式ではなく取り外し式。これも超軽い。レーシングカーってやっぱり美しいなって再認識。
最後のアルピナは特別でしたが、それ以外は本当にパッとした車が無くてがっかりのモーターショーでした。ただ、自分の目で見れたこと、今年も行けたことは良かった。自分の目で見るのと雑誌やネットで見るのとは全然違うから。
ま、家でゴロゴロしてるよりは良かったかな。しかし、自分はいつからこんなにコンセプトカーが好きになったんだろう。今回のショーではコンセプトカーの数自体が少なかったからまらなく感じたのかもね。レーシングカーの展示も少なかったし、エコに振ったモデルや、もうすぐ発売になるような手堅いモデルがとても多かったのが特徴だったから。
ただ、こういうショーで燃費がどうのとか、電気自動車です!、燃料電池車です!
・・・って言われても走らせてアピールするわけじゃないからイマイチ、ピンとこないんだよね。それは開発してる方もかわいそうだよなぁと思う。やっぱり見た目、デザインが一番インパクトあるから。
次回のモーターショーでは見た目のインパクトのあるモデルが豊作になってるといいな!

