2025年01月21日

ELEPHANT MODEL 1/43 FONDMETAL Ford GR02 1992

明けましておめでとうございます。
今年もこんなマイペースすぎ、かつ「製作記」どころか「製作しましたダイジェスト」みたいなBLOGですがよろしくお願いします。
(まぁ、元々模型BLOGにするつもりはないんですけどね)

・・・とまぁ、それはそうと前回取り上げたエレファントモデルの1/43フォンドメタルGR02の製作記らしきものを載せていきたいと思います。

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まず、箱が珍しい・・・正方形。厚さも3cmくらい。しかもフルカラー。なかなか凝ってる。


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中身を見てびっくりした。すごくきれいな色。
・・・ただ、作業を進めていくにつれてこれに騙されたことが明らかになっていくw

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自分はリアサス、なにもしてない。つまり出力された状態でこれ!!
ここはもう少しパーツを分割してもいいように思う。一体化しすぎて加工するのがかえってめんどくさかった。

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そんなこんな、動かない身体にムチ打って仮組んでみたのがこちら。
レジンの表面はヤスるとこんな色になって行きます。

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フロントウイングを付けるとGR02らしくなる感じ。

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タイヤは最初、タメオのパーツに置き換えようかと思ってた。
けど!手持ちを探したらフォンドメタルの4本スポークのホイールだけがなかったの(なぜか…前回のM195/Bもフォンドメタルだったから!?)
今、別パーツを定価で買うと高いのね(約3000円でした)
いずれ使うだろうし、一応、お守り代わりに買ったけど、基本的にはキットのパーツで組んでみることに。

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さっそくサフ。これで結構形にアラがあることが分かってきて・・・

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しかも、3D出力だと正直、加工が無理な箇所がたくさんあるんだよね。
薄くしたくても一体パーツだしなぁ…とか。

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そんなこんな言いながらタイヤ・ホイールも一括で塗っていく。多少埃が入ってもあとでサンディングすれば問題なし!

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一時期カオスになった、自分のPC回り。これ、何をしているかというと仕事で使うPCの熱で乾燥を早めようとしているのです!


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ここから本塗装開始。赤に塗る部分はボディとフロントウイングのフラップだけなので一緒に塗っちゃいます。

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黒にするところはものすごく多い…ように見えて実はタイヤ・ホイール、アンダートレイにサスアーム、前後ウイング類(…だけ?)

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塗装した後に仮組んでも塗れてない部分は(少なくとも見える部分には)ないのを確認。

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他の黒くするパーツたち。これらも乾燥待ちです。

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塗装の最中、いろいろトラブっちゃっていきなりナス紺と、シルバーまで済んじゃってます…
ちなみにこの塗り分けだとノーズの赤い部分が小さすぎ。カーナンバーデカールが入らなくなるのでそこは考えて各自、塗ってください。

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塗り終わって、クリアで全体の塗膜を均そうとしている時に問題は起きた。
リアカウルの左端が折れた。そう、ここは厚みが0.5mmくらいの3D出力レジンでしか支えられてない。

作業をし出すとついついそういうのって忘れがちじゃない?
自分もうっかりしてる時にこういうことが起きた・・・

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でも、全体を塗るのはもうめんどくさかったからパート修理。該当部分のナス紺を削ってできるだけ平らにしてから再塗装開始。
もちろん、塗装作業の前にサスアームに干渉しない程度に瞬着で補強しておきます。裏面にね。

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で、あらためて塗装やり直し。まぁ、言わなきゃわからない範囲でしょ?

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たまにはボディの右側も。
これね、自分はマスキングシートをつかわなかったんだけど、やっぱり塗装ラインの左右差をなくしたい。
そのためにはマスキングシートを使うのが手っ取り早いのかな?

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デカールを貼る。
まずビビったのが、このキット、箱にこれだけお金をかけてるのにまさかのベタデカールだったこと・・・
・・・ちょっとしたカルチャーショックでした。

そしてクリアが厚い。サイドポンツーンのLease Planデカールの断面を見て貰えばわかるかな?
クリア層が厚いのは悪い事ばかりではないんだけど、やっぱりシルバーの上に貼ることを考えると辛いよね。

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この車、モノコック上面〜ノーズにかけてのデカールがなくて内心、「これでいいんだっけ!?」と疑問に思いながら資料をたくさんさがしました!(これで正解、無くてよかった) あとはクリアコート→研ぎ出しの繰り返しです。

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自分はせっかちだから何回かクリアをかけて、ちょっと粗目のペーパーで磨い削っちゃいます。

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やっぱり塗り分けたあとにクリアかけておくのってこういう時に差が出ると思う。
この車の場合、たまたま色をまたぐデカールがないけど、跨ぐデカールがある時には絶対にやっておいた方がいい。

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で、改めてクリア。この時に注意しなくちゃいけないのはデカールのクリア層を削ってるからデカール自体、脆くなっているであろうこと。
それを認識してるかしてないかで全然違ってくる。

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ハイ、塗り終わり。

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あとは小物をちょこちょこ作っていきます。
3Dプリンターってすごいよね。これが一体成型なんだよ?どうやって塗れっちゅーの!?

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FONDMETALのデカールがやや大きいのと、先述の通り、クリア層が厚いので時間をかけて、ウイングの間になじませていきます。
併せてミラーフィニッシュの切れ端に少し厚めのクリアパーツを乗っけて1mm x 1mm程度のものを作ってクリアレッドで(筆塗り)すればテールライトになります!

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ウイング、右側は削りすぎてこんにちはしちゃったけど、ホビーフォーラムで誰からも突っ込まれなかったからバレてないでしょう!?

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フロントウイングは赤いフラップ部分と黒いそれ以外のパーツをわけてくれたからとても助かった。
ここもデカールが厚いので普段はしないけど、ボディ以外も研ぎ出しをした方がベター。

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これだけ荒いペーパーでヤスってもなかなかツライチにならない。

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その間にタイヤ・ホイールはひとまず完成。
キットには赤い「FONDMETAL」のデカールが付いてくるんですが、これも考証ミスと思われ…いろんなところからホイール用のFONDMETALデカールを探し出して貼りました。

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ツヤツヤなうちはイマイチに見えるけど・・・

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フィニッシャーズのスーパーフラットコートをかけてやるだけでかなりリアリティが増す。

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地味にこのキットを買った時点から一番難しいんじゃないかと思ってたのがここ。
分かります?GR02って1994年のミナルディM194のようにサイドポンツーン下端部がへこんでるんです。
そこにBetaとか細かいデカールを貼らなくちゃいけないという。

ここはさっさと貼ってマークソフターでなじませて、クリアコートして済ませました。

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で、ついに上下合体!
モノコック下に位置決めのためにピンを立てておきました。ここを接着の「起点」にするイメージで。

でも、この時、どこかが干渉して0.5mmくらい合わなかったんですよ。。。

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無理矢理、指で合わせちゃいましたけどね。

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そのまま水平垂直は出てたのでリアウイングを付けちゃいます。
この間もモノコック下が分離しそうな予感がしたのでマスキングテープでの仮固定は継続させました!

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この状態でしばらく放置・・・(たしかこの間に夕飯食べてたような・・・?)

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そしてついにフロントウイングも接着〜。
こうなってくるとだいぶGR02に見えるようになりますねー。

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あとはタイヤ・ホイールだけ。ブレーキとかも一応塗るけど、ほぼ見えなくなるのでこの時点で愛でておいて下さい(笑)

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まずはフロントタイヤから接着。
これも瞬着だと、仮に外れちゃった時に「パキッ」と取れちゃうのが嫌なのであえてゴム系接着剤のぐにゃぐにゃした感じを生かします。

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かんせーい☆

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ひとまず形にはなった・・・が!!!
やっぱり4輪ともタイヤが接地してないのは個人的に許せず・・・

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いろいろ調整してたらやっぱりサスアームが割れました・・・

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でも!でも!!
言われてもどこが割れれるか、わからないでしょ?

3Dキットって、それでいいのかなー?って
今までストリクトにやりすぎてた部分を少し自由にやろうよ?っていう提案なのかもしれない。
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そんな感じでホビーフォーラム1週間前からマトモに作り始めてどうにかなった人がここにいます!!
3Dプリンタのキットって、時間をかけて作るキット、作りこむキットというよりはササっと作ってプロポーションを楽しむキットかな?と思ってます。

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ホビーフォーラムでのサプライズ。

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twitter上ではほかにもエレファントモデルのGR02を作っている方がいるのは知っていたんです。
ただしあちらは1/20、こちらは1/43。

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でも、並べてみましょうよ?ということで並べながら雑談してる時に、この方が作ってるモデルって大概が自分も作ってるモデルだぞ!?ということに気づいて・・・なにか運命を感じました(笑)

こんな感じで初めての(まともな)3Dプリンターキットの製作は終わりました。
個人的な思いとすれば、せっかくここまでする技術があるならもう少し柔軟性があるレジンを使って欲しいとか、デカールをもう少し改善して欲しい(ベタでもいいから、もう少し薄いデカールにして欲しい)、パーツ分割に難があるのも事実だと思う。

でもね、世間の厳しい同社へのキットの悪評は大概、1/20の話で、1/43はそこまでひどくなかった。
やっぱり作ってみないと分からないよね。自分もCPさんのところでGR01作らない?って誘われて、フォルムも何にも似てないキットを改造したくらいこの車ったちは好き。

好きな人なら組める。レジン・メタルキットってそう言うものだと思う。
ある意味、素材は変われど原点回帰かな?
posted by Yoshitaka at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ELEPHANT MODEL 1/43 FONDMETAL GR02 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月25日

model cars vol.344

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ホビーフォーラムの振り返りもしてない(ここだけじゃなくルマンの会FBでもしてない)のに、宣伝です。

ホビーフォーラムに間に合わせるべく作ったエレファントモデルの1/43 フォンドメタルGR02がモデルカーズに掲載されました!
*担当されたスタッフのみなさま、ありがとうございました。とても丁寧なインタビューと撮影でした。

こうやってヨンサンの裾野を広げていけたらなと思ってます。

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もう明日には新しい号が出るタイミングになってしまいました。自分も掲載されたことを知ってから購入するまでタイムラグがが長すぎて今になってしまいました・・・良かったら手に取ってみてください。サインはいつでもしますよ(笑)


Merry Christmas☆(←えー、そこ!?)
posted by Yoshitaka at 01:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 1/43 Metal kits | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月09日

Pre...Yokohama Hobby Forum 2024

明日、、、いやもうほとんど今日ですね。
毎年恒例の横浜ホビーフォーラム開催@横浜大さん橋ホールです。

今年は静岡ホビーショーに出展予定だったものの出せなかったタメオのミナルディM195Bと、エレファントモデルのフォンドメタルGR02を持ち込みます。
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自分も終日現地のルマンの会ブース(N-1)にいる予定ですのでご都合合わせられる方は是非会場へ!

*エレファントモデルの1/43 GR02についての記事は後日載せます・・・
posted by Yoshitaka at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月06日

FINISH!!!!! TAMEO 1/43 MINARDI Ford M195B 1996

約半年放置になっちゃってすみません。

元気にやってます・・・
と書きたかったんですが、Twitterでは散々書いてきた通り、身体が言うことを聞いてくれなくなってしまい…

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自分は喘息もあるので元々SpO2は高くないですが、89〜90%ってだいぶ苦しいし、日常生活に支障が出るレベルでした。
そんなことが数ヶ月続いたため、春からミニカーのクラブ活動にも出られない、社会的にもミニマムな仕事だけこなすだけで精いっぱいという状態でした。少しずつ症状はマシになってきたので月末からは追加の仕事も入れていますが・・・

こんなことがあり、ドタキャンで静岡ホビーショーにも行けず、またBLOG更新どころじゃなくなってた…というのが真相でした。
静岡ホビーショー、楽しみにしてくださった方、すみませんでした。

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それでも一応、静岡に間に合うように作品だけは意地でも仕上げたんです。
(半年前の)前回はボディ塗装まで載せたので、続きから書いていきます。

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ベースデカールを貼った姿がこれ。
このキット、前年1995年のM195とは逆にブルーが塗装、白がデカールです(*M195は白塗装に青デカール)。

このデカール、さすがタメオというべきか(大変ではあるものの)フィッティングも良好。
目立った左右差もなく貼れたかな?というところではあるんですが、画像だと見にくいですが、白の縁に蛍光緑が入ってるんです。
そこだけはさすがに割れる・・・でももう約30年前のキット。しょうがないですね。

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このキット、空力負荷物がとても多いのでそれ用の穴はデカールの上からもしっかりあけておきます。
じゃないとどこに刺さるのかわからなくなるので。

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問題はウイング類に貼る蛍光緑のデカール。
ご覧の通り、ボロボロ。タッチアップしたり2セット目のスペアデカールを使ったりしてなんとか貼りました。
マークソフターだと溶けちゃうので熱でギュッ!っと圧着させた方がまだマシ…という感じです。

この車、リアウイングのフラップが3枚あるのでめちゃめちゃ大変です。
そしてよりによってメインウイング、翼端板、アンダーウイングはカーブしている関係でホワイトメタル製。
その幅とエッチングでできている一番上のフラップの幅を合わせなくちゃいけないから大変です。

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後ろ側はこんな感じ。特にロワーフラップはもうしょうがないです。
実物が2枚ずつ重なってるのでその段差をメタルで表現しようと思ってるようですが、さすがにやりすぎ。これがCAD設計の悪いところですね。

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表側はデカールの状態を考えたらまぁまぁかな?・・・この上にフラップが来るから見えなくなっちゃうんだけど。

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VALLEVERDEのロゴを貼ると一気にミナルディっぽくなる。

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裏側もVALLEVERDEを貼りつつ、ウイングの段差に蛍光緑を密着させて↑写真からだいぶボコボコを解消してます。

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そして一番問題なのがここ。
ラミーで作ってもフィジケラで作っても子持ちウイングの蛍光グリーンデカールの下地(の白)が入ってないんです。
ここはしょうがないので「らしく」調色したものを筆塗りして、その上から2セット目のスペアデカールを貼ってまっす。

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物量作戦とアドリブでやった割には案外うまく行った子持ちウイング。
ここまでのプロセスを言わなきゃわからないでしょ?www

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フロントウイングは意外と貼れる・・・と思いきや、ウイング幅に対してデカール幅が足りない・・・
ウイングを詰めるわけにいかないので、デカール両端をこれまた「らしい色」でタッチアップしてます。
案外わからないでしょ?そして割れがひどいところだけ余剰デカールを貼って穴をふさいでます。

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ロゴデカールも貼っちゃえば案外わからないでしょ???ここは目立つ部分なので何とかなったのが嬉しいのです。

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で、小物類はクリアコート。
最近は4台体制の外付けハードディスクの排熱を使って乾燥させてます。

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ボディもだいたいデカールの位置が決まったら一旦軽くクリアコートしてます。ずれたり剥がれたりすると嫌なので・・・。

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続いてクリアコート→乾燥→クリアコート→乾燥→中研ぎ→クリアコート→乾燥→中研ぎ
・・・みたいな感じでひっきりなしに塗って削ってを繰り返しました。

最初のクリアコートは意図的にデカールを溶かして密着させるよう、やや薄めのクリアを使ってます。
今回も塗料は全てフィニッシャーズカラーです。

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・・・と、チマチマやってきたパーツを組み合げて。

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仮組みはしっかりやったので合わない場所は特になく、組み上げはあっさりいけました。

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給油口は今回のキットにはいつもと違うパーツが入っていたので真ん中だけフラットブラックで塗ってらしく仕上げています。
ディフレクターも研ぎ出しは難しいものの、型になるエッチングが入ってるのでそれに沿って金属棒でゆっくり曲げて行けばちゃんとフィットします。そこがCAD時代のタメオのすごいところ。

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ここまで来て、タイヤに全く手を付けていないことに気づき・・・慌ててキット附属のウエットタイヤを用意しました。

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このキット、何を狙ったのか2台とも1コーナー〜サンデボーテでリタイヤしたモナコ仕様なんです。
このため、ウエットタイヤが付属してきます(*あの雨で完走7台、パニスのリジェが優勝したレースです)

タイヤそのままの表面がテカテカだとリアリティに欠けて嫌だったので表面だけ少しだけヤスってます。
(*1輪失敗してスリックタイヤになっちゃったのでドナーから移植してます…どーせたぶん使わないので)。

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これ、ホイールがフォンドメタルなんですよね(→フォンドメタル・・・マジで次作についてのフリです)

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で、完〜成。
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組み上がっちゃえばけっこうカチッとしてるように見えちゃうかもしれません。

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でも、結構いろんなところが妥協の産物です。

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艶も陶器みたいになる一歩手前でクリアコートは止めました。
しかし、個体差こそあれどこの時代からタメオのパーツやウイング類の精度は確実に上がりました。
組み上げが簡単です。

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リアウイング、見てやってください。
こんなところに3枚フラップが付き、そこに当時「出前ウイング」と言われた、この車にしかつかない形状のものが付くんです。

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横から見るとこんな感じ。リアウイング、出前ウイング、子持ちウイング、これらすべての水平垂直が出るよう固定するだけで精度は上がって見えます。

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やっぱりウエットとタイヤがおもちゃっぽいかな?何か、いいアイデアないですかね?

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でも完成しちゃえば結構いいですね。
何を隠そう、ボク自身、過去のF1マシンでフェラーリF92Aの次に好きなのってこの車なんですよ(←マジ)w
だからキットは出てすぐに買ったんです。でも、本命すぎちゃって作れなかった。

今年はセナ没後30年ということで所属してる模型クラブのルマンの会のテーマが「F1」なんです。
だから、この波に乗らず、いつ作る!?という感じで重い身体に鞭打って作りました。

今週末、11/10開催の横浜ホビーフォーラムでも展示します(ボク自身も会場にいます)ので、良かったら声かけてください。

実はめちゃめちゃ駆け込みですがもう1台持って行くつもりでいます(まだ研ぎ出ししてるが大丈夫か!?)。
そっちはTwitter以外ではUPしてないので現地に行ったら発表しますね!

posted by Yoshitaka at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | TAMEO 1/43 MINARDI Ford M195B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月16日

A WHOLE NEW WORLD

静岡ホビーショーでお会いする予定だった皆さま、本当にゴメンナサイ。
自分の持病の悪化に加えて、ホビーショー直前に仕事のトラブルに巻き込まれて静岡どころではなくなっちゃった・・・ドタキャンの真相です。

仕事のトラブルについては誰しもが通る道ではあるかと思うんですが、今回のは仕事内容自体というより契約トラブルに近いものがあって正直未だに結構堪えているし、あの仕事については考えたくない状態が続いています(とはいえ家でやらなくちゃいけない仕事もあるんですが)。

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ここには全然UPしてこなかった、静岡ホビーショー向けに作った作品を載せておこうと思います。Twitterでは時々晒していたんですが断片的になっちゃうので、まとめの意味でこっちにもUPしておこうと思います。

製作したのは「ミナルディフォードM195B」。1995年、いまやフェラーリデザイナーとなったアルド・コスタがゼロから開発したマシンを安全基準などを中心に1996年仕様にアップデートした(だけの)車です。乗ったのはペドロ・ラミーがフル参戦、2ndシートはフィジケラ、タルソ・マルケス、シーズン中盤からはシートが切り売り状態で資金持ち込みのジョバンニ・ラバッジも乗りました。


そのM195B、ボクは当時から大好きで初めて1/20でフルスクラッチを試みたくらい大好きな車なんです。だからこのキットは「自分にとっては」本命すぎてなかなか組む機会がなかった・・・というのが嘘のような本当の話です。

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ざっと仮組み中の写真。
この辺の基本構造には特に問題なく、”ここは”タメオクオリティで素直に組めます!


・・・しかーし!!!
問題が出てくるのがリアウイング。
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この車、リアウイングの翼端板が平面ではないので、キットでもリアウイングのパーツはエクストラフラップ以外、全てホワイトメタルで構成されています。「フラップも含めて」…これがこのキットの一番難しく、かつ難所です。


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接着するだけならサラッとできるし、案外簡単じゃん!と思った自分がバカでした。最初は瞬着で組んだんですが、アッパーフラップ含めて全てメタル、そこに色々とデカールを貼らなくちゃいけないことを考えると強度も持たせなくちゃいけない…と思い、ハンダで組み始めたんです。

するとウイングだけなら形になるんですが上にハマる予定のフラップが届かない。なんかおかしいと思い、デカールの幅も確認してみたら、「要するにすべてのリアウイング面のメタルパーツの横幅が1-1.5mmくらい広すぎる」んです。

よりによってホワイトメタルのパーツ同士をハンダで組んだ後に気付くこの事態・・・
翼端板が溶けないよう工夫しながら剥がしました。

そこからウイングパーツをエッチングと同じ幅に寸詰め。ハンダ付けで汚くなった部分をデブリするような感じ必死に作業しました。
また、翼端板がメタルだとわかりづらくするために死語かもしれませんが所謂「薄々攻撃」をします。要するに翼端板断面だけエッジを削って薄く見せるテクニックです。
・・・自分の中では本命すぎる車なのでそこまでします(笑)


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で、組み上がったのがこちら。
・・・はいいけど、これ、どうやって塗るの!?という別の問題が来るわけです。

結局自分はウイングを一体成型のまま塗りました。
翼端板にはボディカラーのデカールが用意されてはいるんですが、ここは全部をボディカラーに塗ってから、黒を塗って黄緑部分はデカール、という形に構成変更しながら作りました。


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リアがとりあえず形になった所でフロントウイングも組んでおきます。

こっちは付属の治具を使ってスプリッターを曲げる必要こそあるものの、素直に組めました…と、"この時"は思っていました。

結果から先に書くと、リアだけではなく「フロントウイングもデカールよりも幅が1-1.5mmくらい広い」んです(それでも車全体のディメンション的にはおかしくない程度ですが)。
幸い、この時代のタメオキットはデカールが2枚付いているので、そこを2枚ともデカールを使ってうまくカバーしながら作ることになります・・・

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組みあがったパーツを(タイヤ以外)すべて仮組みするとこんな感じ。あ、リアウイングの「おかもちウイング」も付けてないですね。
こう見ると結構タメオらしくかっちり組めるような「感じ」だけはするかもしれません。

おかもちウイングを付けるとこうなります。ここがこの車のチャームポイントですね!
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タメオらしくきちんとパーツの処理をすれば水平・垂直はきちんと出るので、塗膜のクリアランスを考えつつ、パーツ同士の間隔を少し緩めに組んでいきます。

とりあえず形になりそうだったのと、この時点ですでに4月中旬だったので静岡ホビーショーに間に合わせるにはかなりギリギリ・カツカツのタイミング。だから迷ってる時間はなくさっさと塗装に移りました。


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ボディ下塗りは安定のフィニッシャーズのホワイトプラサフ。

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一緒に塗れるものは一緒に塗って効率良く作業します!

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この中に、問題のリアウイングも入っているわけです。
まさか90年代後半のF1マシンのリアウイング、しかも全てメタルでできているものを組んでから塗ることになるとは思っていませんでした。

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やっぱり塗料がうまく入ってくれるところ/入ってくれないところは正直あります。
塗料が十分届かない場所(ロアーウイングと翼端板内側)に十分塗料が届くよう意識して塗りました。逆に塗れすぎてしまうところは乾いたらサンディングした方が後々のためかと思います。


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ホワイトプラサフを塗りまくってもこんなにボロボロ・・・でもさすがにもうバラせないし、バラしたところで他の組み方もよくわからないので、サフを塗りつつ、チマチマ凹凸を削っていきました。


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プラサフをめっちゃ厚塗りして、乾かしている間に・・・

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初めてオートモビルカウンシルに行ってきました(笑←なので乾燥時間を考えて意図的に厚塗りしましたw)

自分もこういうのが楽しめる年齢になったんだなぁとしみじみ思いました。楽しかったです、カウンシル。
キャンギャルみたいのがいない=それを狙うカメラマンがいない…純粋にクルマを見れたのが一番楽しかった。

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ガンディーニが亡くなったために急遽テーマが、ガンディーニの車たち・・・に変わったものの、その企画途中に本来の展示テーマだったピニンファリーナまで亡くなってしまうという悲劇。

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メルセデス 190E 2.5-16 EVO-U  この車はいつ見てもめちゃくちゃカッコイイですね。

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お隣さんは自分の車のご先祖様。6シリーズのアルピナって憧れます。かっこいい。


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帰ってきてからちゃんと乾いたプラサフの上からフィニッシャーズのAPブルーに黒を混ぜた色を塗ったら、さすがに黒すぎたw
でも、シンナーにドボンはせず、塗膜で傷埋めをしたかったのであえてこの上から再塗装。APブルーの比率を増やしました。

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これでも少し濃すぎるし、メタリックが弱いのかもしれないけど、自分が思うM195Bの青ってこういう感じなんです。
だからフィーリング重視で塗りました。


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もちろん効率重視なので他の同色パーツも塗装します。

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やっぱりリアウイングのロアウイング〜翼端板内側に塗料が入りにくいんですね。
でもボディカラーにしたいのは翼端板外側だけなのでここは特に問題ありません!
乾いたら翼端板内側にダマになって乾いてしまった部分だけはサンディングしています。

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・・・あんまり長く書くと読む気もなくなると思うので、今日はひとまずここまで。

次回はデカールから・・・でしょうかね?
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2024年05月09日

静岡ホビーショー2024

直前告知ですみません。

今年の静岡ホビーショーですが、自分の都合で土曜日のみの参加です。
(作品はもちろん日曜日もありますが)

いつもルマンの会を目当てに来てくださる方、可能であれば土曜日に来てください♪

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こんなレア車種がお待ちしていますw


(追記; ごめんなさい。仕事のトラブルで土日とも参加できなくなりました。横浜でお会いできたらと思います。)
posted by Yoshitaka at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | TAMEO 1/43 MINARDI Ford M195B | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月03日

2024 Formula E Rd.5 TOKYO E-Prix

だいぶご無沙汰いたしました。
正直なところ、あまり元気ではないのですが、なんとか暮らしております。

3/30、日本の公道で(事実上)初めて行われたフォーミュラEを観に行ってきました。
奇跡的にチケット当たったので。

これね。言いたいことはたくさんあるんだけど、一番高いA+の座席でも観客席に座っちゃうと車が見えないってどういうことよ?

載せる写真は全部、土曜朝のフリープラクティスの時のものです。
なんとか全車撮影できましたが、これは予選以降のセッションでは「ちゃんと座れ」とうるさい警備員によって無理になりました・・・

自分たちファミリーは座ってても何も見えないのでフリープラクティス以降、もう座席に戻ることはありませんでした。
サヨナラ、A+(←・・・高額)

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でもね、そのくらい運営がひどい。
座席から見えないのもそう、前日金曜にもフリープラクティスが1本あるのでそれを狙って、熱心なファンはビッグサイトまで行くわけじゃないですか。自分も含めて。

走行セッション1時間くらい前かなぁ?突然、スタッフが動き出してお客さんはみんなビッグサイト建物外まで出されました。
そして…公道部分は見えないように柵という名のツイタテがあるので見えません。音だけ聞いててもむなしいので金曜はさっさと帰りました。

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決勝日、このチケットにはサイン会優先入場(最初のチケット販売時にはピットウォークパスなんてなかったのでこれしか手がなかった)が付いてるんですが、これ、あくまで他の人より早く入れる(それが大きいと言えば大きいけど)だけで、その後からはゾロゾロA+じゃない人が入ってくるわけ。サイン会は30分しかない!それも「会場が開いてるのが30分」であって、その中でドライバーが10分くらいしかいないチームも複数。WECとかWTCC/WTCRに似た運営なのにそこは管理ができてないなと思いました。

・・・家族も自分も不満だらけでした。

まぁ、初物だからいろいろ大変なのはわかるけど、岸田くんなんか連れてこなくていいから、お客さん・・・しかも招待客じゃなく、ちゃんとクルマやレースを観たい人が入れるようにして欲しい。周りに居合わせた人たち、フォーミュラEどころか、モータースポーツすら知らないような層ばっかりだったぞ。

せっかく東京で、しかも公道でやるんだからもっといいイベントにして欲しい。点数付けるなら100点満点で「10点」。
久しぶりにレースの会場にいたのは楽しかったけど、コスパには見合わないし、セキュリティからだと思うけど場内を無駄に歩かされる動線は全然バリアフリーじゃないな、と思いました。


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ABT CUPRA Formula E Team #11 Lucas Di Grassi

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ABT CUPRA Formula E Team #51 Nico Muller

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ANDRETTI Formula E #1 Jake Dennis

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ANDRETTI Formula E #17 Norman Nato


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DS PENSKE #2 Stoffel Vandoorne

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DS PENSKE #25 Jean-Eric Vergne

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ENVISION RACING #4 Robin Frijns

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ENVISION RACING #16 Sebastien Buemi

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ERT FORMULA E TEAM #3 Sergio Sette-Camara

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ERT FORMULA E TEAM #33 Dan Ticktum

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JAGUAR TCS RACING #9 Mitch Evans

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JAGUAR TCS RACING #37 Nick Cassidy

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MAHINDRA RACING #21 Nyck De Vries

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MAHINDRA RACING #48 Edoardo Mortara

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MASERATI MSG RACING #7 Maximilian Gunther

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MASERATI MSG RACING #18 Jehan Daruvala

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NEOM MCLAREN FORMULA E TEAM #5 Jake Hughes

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NEOM MCLAREN FORMULA E TEAM #8 Sam Bird

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NISSAN FORMULA E TEAM #22 Oliver Rowland

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NISSAN FORMULA E TEAM #23 Sacha Fenestraz

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TAG HEUER PORSCHE FORMULA E TEAM #13 Antonio Felix da Costa

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TAG HEUER PORSCHE FORMULA E TEAM #94 Pascal Wehrlein
posted by Yoshitaka at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | MOTOR SPORTS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月05日

ALPINA B4 GranCoupe & ALPINA ROADSTER S

もう2ヶ月弱前ですが、2023年中に2024年モデルとしてついにアルピナB4が納車されました!!
あ〜ぁ、ついに自分でアルピナ買っちゃったよ!

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実は納車前日にロードスターSの車検上がりの納車があって、取りに行ったら見せてくれたB4も見せてくれて!!
平日だし、どうせ誰も来ないからと自分の車を2台、並べて撮影させてもらい、この日はロードスターSを引き取って帰りました。

翌日がB4の納車日!
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青山ショールームから自宅近くのよく知った道まで慣らしでドライブ。
ディーラーからはエンジンの慣らしが終わってないから「スポーツプラスには入れるな!」とのご指示。

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年末にお節をマンダリンオリエンタルホテルに取りに行ったら、駐車場待ちの場所がめちゃめちゃいい雰囲気でおもわず道の反対側から撮っちゃったよ!

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年明け、自分は産業医勉強会が続いたから、家族は旅行に。
…ということは夜が空くよね
・・・ということで連日、夜のドライブ。新木場〜ゲートブリッジ〜大井ふ頭→フェリー埠頭→ビッグサイトあたりを回ってきた。
知らないうちにここに書けないスピードが出ててびっくりした。

前のシトロエンDS5もなんだかんだ10年乗ったし、それまで(=子供できるまで)はアルピナロードスターS、1台だけで耐えてた。
ロードスターSがMTなのもあって、今回のB4に関しては覚えなくちゃいけないことがたくさんあって大変!

しかし、車としてリアルタイムで走行燃費が出ないのはどうなんだ???
アプリじゃないと見られないなんて不便すぎる。
ただ、ただ!!この車の燃費は恐ろしく悪いです。街乗り、しかも通勤で使う時には行きも帰りも基本ラッシュ向きで渋滞ばっかり。
だからだと思うけど、街乗りで5km/l切ることもザラ。これまでのMaxが城南島までゲートブリッジで行った時で、それでも8km/l以下。

みんな、どーやって乗ってるんだろう?ガソリンスタンドのメンバ−は喜んでくれるかもね(笑)
しかし、この車、パフォーマンスがすごいわ。乗り心地をよくもできるし、ハードにもできる。
パドルシフトでシフトチェンジしても滑らか。アルピナはさすがにすごい。

正直、やっぱり王道のB3とは迷ったよ?でも、今の3シリーズのデザイン、オヤジっぽじゃん!
だからもうB4が出るって言う時から、契約交渉を始めたんだよ。だから2年以上待ち。それでも待った甲斐はあった。

そう思わせる車!

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この前。このあたりの社員をFBのアルピナファンページに載せたらちょっとバズりました(笑)
日本にもこんなの2台持ってるやつがいるぞ!?ってびっくりしたのかも。

そしてロードスターSの赤は世界でも3台しかいないそうです。それが自分の!!!
別にレアものを求めてそうしたわけじゃないし、なんならこれも実車を見ずにオーダー入れてるからね。嬉しいよね!
posted by Yoshitaka at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ALPINA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月30日

2023・・・

2023年もあと2日。

元々病気がちな自分だけど、今年は特にたくさん病気した1年だった。ただ自分でも信じられないのはCOVID-19には未だに罹患せずに済んでること…ただ、他がいろいろ調子悪くて仕事にも趣味にも支障が出続けてしまった。

ホビーフォーラム
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朝の大さん橋ホールから。
(毎年入口迷い続けてはや10年w)

1/43ではないけど、このフェラーリ643はやっぱりすごかった。
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このトロロッソも。最近1/43は作るものじゃなくなってしまった結果、大きいスケールが流行りなのかな?

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Juliusさんのところに普段見ないような車種が…

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セーロクさんっぽい台座だけど・・・ん?・・・と思って聞いたらセーロクさんが作ったわけではなくIWAMOTOさんが昔作ったものを今回、展示したんだとか。
IWAMOTOさんっぽくない車種でもっとびっくり!!

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うちのクラブは今回もキットの状態からどうやって完成させるのか?というのがわかるような展示を実施。やっぱりヨンサンを作り慣れていない人にとっては少しヒントになっている模様。ただ、やっぱり最近は模型雑誌などの媒体でヨンサンが取り上げられなくなっちゃったから、そっちの影響の方がデカいかな。

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そしてなぜか今更、ブラバムBT60祭り。会長のBT60Y、BT60B聖飢魔Uと、自分の青紺のBT60Bを合わせて3台展示。

そして事前にTwitterで教えていただいていた通りスペシャルゲストさん登場で…
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こんなレアTシャツを持ってきてくださった方がいたので、撮影タイムとしました♪
cozyさん、ありがとうございました!!

うちのクラブ以外から1/43をいくつか・・・
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このコブラ、すごくきれいでした。

圧巻だったのはこのEF66と寝台客車たち。たぶんスーパーーレールだと思うけど、(ほぼ)HOスケールがものすごく小さく見えてしまうほどでかくてびっくり。一番下のEF65と並んでるのがNゲージサイズ。
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比較してもらうとどれだけデカいかが分かってもらえるかと思います。

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ホビーフォーラム以外の話題とすれば・・・10年ぶりにアシ車を変えました!!
アシ車というのは申し訳ないレベルのものを「上がりの車」のつもりで発注してから実に2年以上。

COVID-19に伴う物流の滞り、半導体不足、円安などなどの壁にもはばかられながらも無事にここまで来ました!!
(といって自分の車は載せてませんw)

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新車の前にロードスターSの車検があったのでディーラーからの帰り道にアルピナ D4sの試乗させてもらいました(と今のアルピナの練習w)。今のD3/D4はISGの弱〜いマイルドハイブリッドが付いてるんだけど、この立ち上がりがものすごく不自然。エンジンがアイドルストップで止まってから、再始動するときに前に出ちゃう。慣れの問題かもしれないけど、自分は嫌だったからすぐにIS OFFに。

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乗り心地自体は全然文句ないレベルなんだけど、一番の問題は車外の音。BMWのディーゼル自体、ガラガラはかなりひどいと思うけど、D4sのガラガラ音は悲しいかな雑誌やYoutubeなどの批評に書かれていないけど、自分は受け入れられないものでした。

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で、青山ショールームの展示車がついに!!B4のニコル限定車に変わりました!!

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朱色に近い赤に黒いストライプ。黒いグリルに黒いホイールと特注品だらけだけど、これはこれで面白い限定車。
でも、自分はもっと個性的(?)な仕様でオーダー入れていました♪

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中途半端かもしれないけど、今年の更新はここまで♪

FBやインスタには新車、すでに載せています。リアルなお付き合いがある方なら公開していますので、こっちもよろしくおねがいしますね!
Instagram ID: Yoshitaka_bonです。
posted by Yoshitaka at 00:19| Comment(0) | TrackBack(0) | weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月02日

FINISH!!!!!! Renaissance 1/43 PEUGEOT 908 #9 2009 LE MANS winner!!!!!!

ギリギリだったけど完成しました!!

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ルネッサンスだから覚悟はしていたものの、まさかここまでの難物キットだとは思ってなかった。

諸悪の根源は1/24と設計が同じこと。パーツ分割までほぼ同じ。それじゃ(国産の精度のいいキットならまだしも)組める訳がない。


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・・・でもね、できちゃえばかっこいいわけです。すごく結果論だけど。

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あえてプロポーションモデル大好きな自分がドアオープンにしたのは、ドアクローズのプロポーションモデルとして作ってもSparkでいいじゃん!ってなりそうだったから(笑) 嘘のような本当の話。

せっかくドア内側のパーツもついてるしね…でも、実を言うと個人的にはそんなところ省略でいいからもう少しパーツ分割やら割れまくるデカールにコストをかけて欲しい。

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あ、最終組み立ての前に屋根上とフロント&リアフェンダーのミラーフィニッシュは貼り直してます(というか上から貼っただけ)。
それだけで見た目のキレイさが上がるので。結果論だけど、このミラーフィニッシュは最後に貼るべきね。ミラー部のデカールはデカールぶぶんだけササっと筆塗りでクリアコートしてます。これで多少はコーティング機能が出るでしょう...

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この当時のレギュレーションで車幅よりもリアウイングの幅がかなり狭いんだけど、これは模型映えしないねー。
レギュレーション知ってる人なんて自分以外あんまりいないだろうけど(笑) 
でも、Sparkとかixo完成品と違ってリアウイングステーが入る溝とかかなりタイトにしても(仮組みさえちゃんとしておけば)組めるし、そこは手作り完成品ならでは、かなぁと思います。20231121_142038141_iOS.jpg
残念だったのはノーズ部分を十分に磨きこめなかったこと。ここはコロラドデカールが使えなかったから、やむを得ずキットのデカールを使った部分。クリアも意図的に厚吹きしたんだけど、さすがに研ぎ出しに躊躇しちゃって表面がぼこぼこのままになっちゃいました。ここが最大の後悔かな。目立つ部分だから余計に。

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でもね、あちらこちらに細かすぎる部品が付くし、そもそも前回記載した通り、ボディの黒い部分は基本的にマットブラックだし、やらなくちゃいけないことがたくさんありすぎて、最終的にカタチにするにはこのくらい手を抜かないと自分には無理。

あ、窓・ライトカバーのバキュームパーツは案外キッチリハマります。バキュームパーツも表面に傷がつかないようにわざわざカバーが付いてるんだけど、そのカバーを取るために傷がつく(苦笑) そんなところに労力割かなくていいから、組みやすくして欲しい。

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タイヤも…うーん、イマイチ。個体差があるからショルダーの傷が目立たないようにうまくデカールで傷が目立たないよう隠したりが必要。
そもそもキットのまま組むとタイヤがボディからはみ出すのでただでさえ薄すぎて加工するのが怖いボディを削る必要があります。

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でも、組んじゃえばいいでしょ(^^)?

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思えばここ数年、COVID-19の診断・治療もやらなくちゃいけなくなったり、発熱外来を任されることが多かったり、もっと前の話だと大規模接種会場でワクチン接種(主として救護担当)やったり、今でも通常業務の中に当たり前のようにワクチン接種が入ってきちゃったり、産業医の仕事としてはCOVID-19の影響を受けた関係で長時間労働面談が当たり前のように毎月行われたり・・・と、自分の仕事が超多忙になっちゃったから今までみたいに製作時間も取れなかった。

それでも、年に数作は形にしたいという思いがあって簡単に組めるキットばっかり選んで組んできたわけです。
簡単に組めるって言うのは、自分が普段から言ってる「屋根なし」「単色」「デカール少ない」キットですね。そうしたら、そう言うキットがだんだん底をついてきちゃって(笑)

それで今回、ルマン100周年を記念して作るならこれだろ???って思いを入れて作ったのがプジョー908。

いろんな人に聞かれるから書いておきます。なんで自分がこの車に思い入れがあるか。

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それは自分がルマン24時間を初めて見に行った時、プジョーを応援してたわけです。そうしたら目の前で優勝してくれた(本命の車ではなく勝ったのはこの#9でしたが)。フランスでやるレースでフランス車が優勝する訳だからグランドスタンドも大盛り上がりで、しかも自分みたいなアジア人まで日本チームではなくプジョーを応援してることが分かったら、隣の席の人たちとハイタッチしたり抱き合ったり!あれは自分にとって強烈な思い出で。

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車検場にて。

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手元に自分が撮った当時の写真があったのも資料として役立ちました。

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特にこのアングルからの写真がネットになくてね(笑) #7であっても同じ年のモデルだから基本的に同じ。

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この窓周りの処理もこの写真がなければわからなかった。なんでも撮っておくものですねw これなんかまんま#9なのでこの車です。

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ノーズ周りの写真を見るとウイングステーはダミーに近いものであることが分かってもらえると思います。

というわけで、今年は数年ぶりに「大物」を作ってみました。

明日、横浜大さん橋ホールで開催のホビーフォーラムにも「ルマンの会」ブースにて展示します。毎年恒例ですが基本的にブース近辺をうろうろしてますのでお気軽に声をかけてもらえたら嬉しいです。
posted by Yoshitaka at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 1/43 Renaissance PEUGEOT 908 2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする